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2025.8.28

GENERATIONS・片寄涼太さん「僕自身のアイデンティティとも向き合えたアルバムになりました」|ソロアルバム『Bouquet』スペシャルインタビュー

GENERATIONSのボーカル・片寄涼太さん。初のソロシングルリリースから1年、待望の自身初のソロアルバム『Bouquet』が発売となり、その胸の内を語ってくれました。アルバム名『Bouquet』に込められた思いとは?

アーティスト
片寄涼太
かたよせ・りょうた/1994年大阪府生まれ。2012年にGENERATIONSのボーカルとしてデビュー。ʼ20年にシングル『Possible』をリリースしソロ活動もスタート。最新アルバム収録曲『朝日のように、夢をみて』が映画『By 6 am 夜が明ける前に』(10月3日公開)の主題歌に。俳優としても活躍し、映画、ドラマ、舞台と出演作多数。9月21日から「GENERATIONS LIVE TOUR 2025 “6IX SENSE”」を開催。

ソロアルバムは、花束。音楽や言葉の力を改めて感じています

ジャケット¥386,100、トップス¥113,300(トム ブラウン 青山〈トム ブラウン〉) パンツ/スタイリスト私物

片寄さんはよく花束を贈る。仕事で、楽屋見舞いで、そして友人に。好きな花はミモザ。初のソロアルバムは『Bouquet』と名付けた。

「5年間のソロ活動でリリースした楽曲と新曲がひとつになると、僕の過去と今をミックスした花束のようなイメージがわいて、大切な人に花束を贈るような思いで取り組みました。懐かしさや温かさを感じてもらえるような楽曲が詰まっています」

m-floの☆Takuさんや土岐麻子さんとのメロディやビートがクセになる楽曲など、グループ活動とはまた違う表情が新鮮。

「両親が聴いていた歌謡曲が僕の音楽のルーツですが、今作ではそんな日本語の行間を感じられる曲を届けたくて。『朝日のように、夢をみて』という曲は、初日の出に感動を覚え、タイトルを決めてから歌詞を書きました。忙しい日々では日の出を見てパワーがわいてくるような感受性が麻痺してしまうことを感じ、何があっても希望をもとうという思いを込めています」

自身のアイディアを詰め込んだアルバムは、心の柔らかいところに優しく響く。これまでを振り返ったブックレットでは、歌い手としての思いから、リビングに設けた作業スペースのことなど、今の思いや日常を綴っている。

「自分の気持ちを見て見ぬふりをしたり、大人になってなんでもわかっているような気になる中で、自分が本来好きだったこと、大切にしていたことはもう必要ないと思い込むことってあると思うんです。でも実はそこにこそ個性が詰まっているのだと、今作を通して改めて感じています。僕自身のアイデンティティとも向き合えたアルバムになりました」

だからこそ、興味があること、好きだという思いは大切にしたいと、最近は世界基準のワイン認定資格取得のための学びを続けている。「学ぶと見える景色が変わる」という片寄さん、30代を迎え、音楽性も人間性も深みを増している。

「これからも聴いてくださる方に少しでも意味のあるものをお届けできたら。映画やドラマから書き下ろしのオファーをいただける存在になることもひとつの目標です!」

He is into…

FASのスキンケア

化粧水、クリームのしっとり感が好き。使用感が心地いいと長く使えますね!日焼け止めも愛用しています。

ライブ後のドライブが癒し

後ろに予定がないときはドライブ。リフレッシュできます。ライブに行った後、車中で余韻に浸りながらの帰路も癒し。

Music『Bouquet』


初のソロシングルリリースから1年、待望の自身初のソロアルバムは、m-floの☆Taku Takahashiがサウンドプロデュースしたリード曲をはじめ、5年間のソロ活動でリリースした楽曲を含む全10曲を収録。初回限定盤特典の美しいフォトブックには、これまでの人生や日常での大切な思いを自ら綴った。3形態、¥4,730〜。発売中。

『美的』2025年10月号掲載
撮影/杉江拓哉(TRON) ヘア&メイク/SHINYA KUMAZAKI スタイリスト/SOHEI YOSHIDA 構成/松田亜子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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