美容賢者が警鐘! 夏の「肌ゆらぎ」に要注意|ゆらぎサインを今すぐチェック
屋外は猛烈な暑さと紫外線、室内ではキンキンに冷えた冷房と乾燥で、過酷な環境で過ごさなければならない夏は、いつもとひと味違う肌悩みに見舞われがち。傾向と対策を今からしっかり予習して、この夏もヘルシーに乗り切ろう!
- 美容賢者が警鐘!「高温多湿」 「強烈紫外線」「冷房フル稼働」長~い夏の「肌ゆらぎ」に要注意!
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あなたに当てはまるのはどれ?\あるある/夏肌のゆらぎサインをCheck!
・ゆらぎサイン1.【乾燥】保湿をしているはずなのに、冷房で常にカサつく
・ゆらぎサイン2.【赤み・ほてり】炎天下から涼しい環境下に入っても赤み・ほてりが抜けない
・ゆらぎサイン3.【汗かぶれ】汗をかいた後、ヒリヒリ、かゆみが出る
・ゆらぎサイン4.【毛穴・テカり】毛穴がギトギトぽっかり、メイクがくずれやすい
・ゆらぎサイン5.【ニキビ】治ったと思ったらまた…ニキビが断続的に出現
・ゆらぎサイン6.【くすみ】日焼け? 顔色がどんよりくすんで見える
スキンケア・サイエンス コミュニケーター 博士(工学)
次田哲也さん
大手化粧品メーカーで30年以上、商品や肌診断機器の研究開発に携わる。専門知識と科学的エビデンスに基づく美容情報をわかりやすく解説。
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美容家・ エステティシャン
瀬戸口めぐみさん
30年以上、延べ1万人以上の肌に触れてきたゴッドハンド。独自の「手美容」メソッドを提唱。スキンケアブランド「MEM」のディレクターも務める。
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美容賢者が警鐘!「高温多湿」 「強烈紫外線」「冷房フル稼働」長~い夏の「肌ゆらぎ」に要注意!
今年から最高気温40℃以上が「酷暑日」とされ、早くも猛烈に暑い日が多発する予感。厳しい夏は、体調だけでなく肌状態もくずしやすいと感じる人も多いのでは?
山﨑先生 肌ゆらぎというと春先など季節の変わり目が思い浮かびますよね。けれど、年々長く過酷になる日本の夏は、春先とは異なるさまざまな肌トラブルの要因があり、肌がゆらぎやすい季節です。
瀬戸口さん 屋外は高温多湿に強烈な紫外線、屋内はエアコン必須で寒くて乾燥する。汗は体温調節に必要ですが、屋内外で10℃以上も気温差があると肌も大混乱。しかも、「二季化」が懸念される程、夏の期間が長いですよね。「ひと夏越えると老ける」と言われるのも納得です。
次田さん 実際、気象庁によると昨年6〜8月の日照時間は平年より2〜3割増。日照時間が長いということは、それだけ紫外線を浴びる量も増えるということです。
山﨑先生 紫外線はシミやシワなどのエイジングサインにつながるだけではなく、肌を守ろうとして角質が厚くなり、くすみの原因にも。さらにエアコンによる冷えと乾燥で角質の代謝が落ちて毛穴が固くなると毛穴詰まりが起こりやすくなり、毛穴トラブルやニキビにつながることもあります。
次田さん 暑さも強烈! 昨年の夏の平均気温は、気象庁が1946年に統計を開始して以来、歴代1位! 今年も警戒が必要ですね。
瀬戸口さん そんな過酷な夏は、肌の「熱ごもり」にも注意したいところ。日焼け止めは紫外線をブロックすることはできますが、熱ダメージまでは防げません。夏の屋外で過ごした肌は、まるでアツアツに熱せられた鉄板状態。水分をたっぷり与えてクールダウンをすることが重要です。外出時に首元を冷却するリングを巻いている人も多く見かけますが、首元を冷やすのは、肌の熱ごもりを和らげるのに効果的です。
山﨑先生 一方で、暑さと同時に冷房による冷えにも対応しなければならないのが酷暑の難しいところ。オフィスや自宅で冷えた環境に長時間いると血流が低下し、くすみにつながることも。肌が冷えて固くなっているときは、ホットタオルなどで温めるケアもおすすめです。
瀬戸口さん 滝汗やベタつき問題もあります。汗をそのまま放置すると、肌がアルカリ性に傾き、汗の塩分やアンモニアが刺激になることも。テカりを気にして保湿を控えめにしすぎたり、過剰に洗いすぎたりするとインナードライが進み、秋に深刻な乾燥を招く場合もあります。
次田さん 加齢と共に皮脂量は減少しますが、夏は年代問わず皮脂分泌が増えやすい季節。だからこそ、水分をしっかり補って潤いバランスを整えることが大切です。潤い不足で肌が乾燥すると、バリア機能が低下し、紫外線による炎症も起こりやすくなります。
山﨑先生 夏はトラブルの要因が多く、対処するのが難しいように感じるかもしれませんが、大前提はやはり保湿。ただし、「保湿=こってり重たいケア」ではないということ。夏は軽やかでみずみずしいテクスチャーを選んで、油分よりも、水分をたっぷり補う「保水ケア」を重視しましょう。
瀬戸口さん 乾燥、熱ごもり、角質肥厚、皮脂や毛穴トラブル… 夏のさまざまな悩みも、保水ケアを集中的に行ってモイスチャーバランスを整えることが、解決への近道です。
次田さん 紫外線や乾燥、汗によって、夏の肌は微弱炎症を起こしていることも多いので、スキンケア時や汗を拭くときの摩擦にも注意したいですね。あとは、日焼け止めを欠かさずに。サプリメントなどで体の内側からビタミンCなどの栄養を補うことも有効です。乾燥や紫外線などから肌を守るべく、角層バリアは夏の過酷な環境下でフル稼働しています。しっかり潤いを補って上手にサポートしていきましょう!
まいこホリスティック スキンクリニック 院長
山﨑まいこ先生
美容家・ エステティシャン
瀬戸口めぐみさん
スキンケア・サイエンス コミュニケーター 博士(工学)
次田哲也さん
あなたに当てはまるのはどれ?\あるある/夏肌のゆらぎサインをCheck!
夏に陥りやすい肌トラブルをピックアップ! まずは自分の肌ゆらぎの傾向を知ろう。
ゆらぎサイン1.【乾燥】保湿をしているはずなのに、冷房で常にカサつく

蒸し暑い屋外とは対照的に、冷房の利いた室内は湿度が低く、肌は想像以上に乾燥しがち。そんな環境で長時間過ごしたり、屋外で紫外線を浴びたりすると、肌のバリア機能が低下。さらに、汗やベタつきを気にした〝控えめ保湿〟は乾燥を加速させることに。
ゆらぎサイン2.【赤み・ほてり】炎天下から涼しい環境下に入っても赤み・ほてりが抜けない

炎天下で過酷な暑さにさらされた肌には「熱」が蓄積。日々のスキンケアなどで適切に放熱しないと、涼しい場所でも、赤みやほてり感が抜けない場合も。熱がこもった肌はいつも以上に潤いを欲しているので、普段どおりの保湿では、まさに「焼け石に水」になるかも!
ゆらぎサイン3.【汗かぶれ】汗をかいた後、ヒリヒリ、かゆみが出る

健康な肌は弱酸性に保たれていますが、汗をかいてそのままにしているとアルカリ性に傾き、バリア機能が低下。さらに汗の塩分やアンモニアが刺激となり、かゆみやかぶれを引き起こす原因に。特に敏感肌傾向の人が陥りやすいので、汗をかいたら放置をしない!
ゆらぎサイン4.【毛穴・テカり】毛穴がギトギトぽっかり、メイクがくずれやすい

夏はオイリー肌でなくても皮脂分泌が増えやすく、過剰な皮脂が毛穴に詰まることで角栓や黒ずみなどの毛穴トラブルが起こりがち。そこで、洗いすぎたり、保湿を省略したりするとインナードライが進行。さらに毛穴やテカりが目立つ悪循環に陥るおそれも。
ゆらぎサイン5.【ニキビ】治ったと思ったらまた…ニキビが断続的に出現

ホルモンや肌の常在菌のバランスの乱れなどが原因のニキビは通年の肌悩み。さらに夏は、皮脂分泌の増加とターンオーバーの乱れで角質が厚く固くなることによる毛穴の詰まりや、マスク内の蒸れや摩擦、紫外線を浴びた後の保湿不足などでニキビのリスクが増大。
ゆらぎサイン6.【くすみ】日焼け? 顔色がどんよりくすんで見える

単なる日焼けだけではなく、紫外線による酸化ダメージや、冷房の冷えによる血流低下、ターンオーバーの乱れによる角層肥厚など、くすみの原因はさまざま。さらに暑さの影響による睡眠不足や疲労、ストレスの蓄積なども、肌をどんより見せる要因になります。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
ドクター
山﨑 まいこ
瀬戸口 めぐみ
食事や睡眠、ストレスなど内外両面から肌を整えるホリスティックな視点を取り入れ、ひとりひとりの肌悩みに寄り添った診療を行う。