気になる「ニキビ」問題。できやすい人やNGケア…ウソ・ホント10選
【最終質問】ニキビ跡をきれいにする方法があるってホント?
「ウソ」と答えたあなた、不正解です!
クレーターや色素沈着してしまったニキビ跡。今できているニキビも気になりますが、もっともどうしていいかわからない肌状態のひとつです。しかし、ニキビ跡をきれいにする方法があるというウワサが!
「ニキビ跡が陥没してクレーター状になってしまった、ニキビ跡が赤や茶色に色素沈着してしまった…クリニックではそれぞれに治療法があります」(表参道美容皮膚科・副院長 三宅真紀先生・以下「」内同)
皮膚科でのクレーターの治療法
「ニキビ跡がクレーター状になってしまっている場合は、フラクショナル系の治療を行います。フラクショナル系の治療は、大きく分けるとふたつ。ひとつめは、レーザー光線。ふたつめは、針で小さな穴をあけるダーマペンやダーマローラーです。どちらの場合も目的は同じで、“肌に小さな穴をあけて、皮膚の再生を促す”ということです。
フラクショナル系の治療は、1回で皮膚の入れ替わりが10%程度。クレーターの深さや状態にもよりますが、最低5回は必要といわれています。フラクショナル後は、肌が乾燥し、赤いかさぶた状になるため、ダウンタイムが長くなります。そのため、クレーター治療は、痛み・回数・ダウンタイム・費用とかなり大変な治療でもあるのです。
また、若ければ若いほど皮膚の新陳代謝がよいので、クレーター治療の効果も早いのも事実。クレーターになる前に、治療することが何よりも大切です」
- “肌に小さな穴をあけて、皮膚の再生を促す”ためのフラクショナル系の治療がある
- フラクショナル系の治療は大きく分けてふたつ。レーザー光線と、ダーマペン・ダーマローラー
- 1回の治療での皮膚の入れ替わりは、10%程度
- クレーターの深さや状態にもよるが、最低5回は必要といわれている
- クレーター治療は、痛み・回数・ダウンタイム・費用とかなり大変な治療
- クレーターになる前に、治療することが何よりも大切
皮膚科での色素沈着の治療法
「ニキビ跡が赤や茶色く色素沈着で残ってしまっている場合は、フォトなどの光系の治療やピーリングが効果的です。ピーリングは、肌の真皮層にはたらきかけ、コラーゲンの生成を促してくれる“マッサージピール”がおすすめ。コウジ酸が含まれているので美白効果にも優れています。
そのほかには、ハイドロキンンやトレチノインなどの美白剤もよいでしょう」
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