スキンケアニュース
2012.10.18

大高博幸の美的.com通信 (121) 放っておけない出たばかりの新製品 Vol.7 FTC、アルビオン、インプレスの巻

テスターの到着が遅れた or お試しが遅れたため、発売前に月刊『美的』で告知できなかった優秀品を紹介する このシリーズ(タイトル、前回から少々変更しました)、今回はアルビオンのアンフィネス & カネボウのインプレス & フェリーチェ トワコ コスメの出番。いずれもアンチエイジング系のアイテムです。

肌の奥に厚みと反発力。顔立ちさえも引き締める!?
アルビオン アンフィネス グラヴィティ レジスタンス AD 40ml ¥10,500(10月18日から発売中)
濃密なコクを感じさせつつ、なじませた瞬間から肌を持ち上げ、顔立ちまで小さく引き締めるようなフィーリング。コレは お茶の水女子大学との共同研究によって、アルビオンが開発したアンチエイジング成分”リノベートcPA”配合の未来型美容液。
“リノベートcPA”には、①肌細胞の骨格を強化し、コラーゲン線維との接着点を増やす、②肌の深部に本来多く存在する高分子ヒアルロン酸の産出を高めるという2大作用があるとのコト。それが肌の奥に充実した厚みと弾むような反発力をもたらし、目覚しい程のファーミング×リフトアップ効果をもたらします。
「顔立ちがボヤけてきた」「まぶたが重たげに見える」「疲れてなんていないのに『お疲れ?』と聞かれてガックリくる」etc、ケアしても払拭できない衰えの印象…。そんなあなたの悩みを解決する答は、ココにあるのでは?
詳しくは、www.albion.co.jp、または ℡0120-114-225へ。

 

コクがあるのに みずみずしい。得意技はハリと弾力。
カネボウ化粧品 インプレス IC リファイニングエマルジョン Ⅰ/Ⅱ 全2種、各125ml ¥5,250(10月12日から発売中)
使い心地の良さはそのままに、インプレス ICのエイジングケアラインが、ハリと弾力に特化して成分を強化、『リファイニング』シリーズとして生まれ変わりました。ターゲットはエイジングの初期段階にある20代後半以上の女性達で、角層の奥から弾むようなハリ感と、20歳の頃の頬のような、柔らかさに満ちた肌へと導きます。第1弾の発売は、ベーシックケアのための化粧水2種+乳液2種+クリーム1種、計5品。
写真はコクがあるのに みずみずしい乳液で、新規配合成分は、①豆乳発酵エキス(カネボウ化粧品の得意な成分。角層の状態を改善し、バリア機能を強化する)と、②ウーロン茶エキス(従来品にも配合されていたニームエキスをサポートし、コラーゲンの劣化抑制効果を強化する)。
僕に言わせると、リッチな美容液と柔らかいクリームを一体化させたような感触が多くの女性に好まれそうで、お値段は比較的リーズナブルだと感じました。Ⅰは みずみずしいタイプ、Ⅱは よりしっとり なめらかなタイプです。
詳しくは、www.kanebo-cosmetics.jp/impress/、または ℡0120-518-520へ。

 

先進的&充実のブースター。僕は既に3本めに突入。
フェリーチェ トワコ コスメ FTC ステムイン ブースター 30ml、¥8,400(8月7日から発売中)
“フルーツリンクルプロテクト(7種のフルーツエキス配合)”による角質柔軟ケア×”リンゴ幹細胞エキス”による活性保湿ケアという、Wの効果を追求したブースター(洗顔の直後、いつものスキンケアの前にプラスするトロリとした感触の導入美容液)。
“フルーツエキス”といっても角質を無理に剥ぎ取るような成分とは異なり、角層全体をしなやかに整え、ワントーン明るいクリア感を引き出すために処方された複合体。そして業界注目の”リンゴ幹細胞エキス”とは、植物栄養素・たんぱく質・寿命細胞を豊富に含み、しなびにくい性質を持つスイス産の貴重なリンゴ “ウトピラー スパトラウバー”由来の、抗老化効果が期待されている培養美容成分。
僕自身は、いわゆるブースターコスメには今まで明確な効果を感じた経験がないのですが、「腐らないリンゴ」という異名を持つ”ウトピラー スパトラウバー”由来の”リンゴ幹細胞エキス”の生命性(?)に惹かれて お試しを開始。その結果、素肌に素直になじみ、その後に使用するアイテムの浸透が目に見えてアップ & それらの使用量を控えめにしても十分な効果が得られるコトを実感。とにかく角層の奥から みずみずしいジューシィな肌になれると感じて以来、朝晩のスキンケアステップに必ず組み入れるようになりました(僕がブースターを継続使用するようになったのはコレが初めて)。
オススメしたいのは、しなやかな肌ざわりとクリア感、ハリと弾力のある肌を目指す方。そして今あるシワを浅くしたい or シワの出現を遅らせたいと願っている皆さん。とりあえず、肌がしなびて見えるような時に”カンフル剤”的に使うだけでもOKだと思います。
最後に美容ジャーナリストの立場から、恐縮ながら苦言をひとつ。この新製品のリリースとテスターは、発売日の わずか数日前に届きました。フェリーチェ トワコ コスメの告知のタイミングは今回に限らず、常に とても遅いのです。そのため月刊『美的』の僕の連載ページには、紹介したくても絶対に不可能…。この点、御理解いただき、ぜひとも改善を希望します。
それはともかく、詳しくは、www.felice-towako.co.jp、または ℡0120-35-1085へ。

 

ビューティ エキスパート
大高 博幸1948年生まれ、美容業界歴45年。24歳の時、日本人として初めて、パリコレでメークを担当。『美的』本誌では創刊以来の連載「今月のおすすめ:大高博幸さんが選ぶベストバイ」を執筆。
■大高博幸の美的.com通信 https://www.biteki.com/article_category/ohtaka/

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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