「透明感」と「ツヤ」を手に入れれば誰でも美しくなれる! 美容賢者が考える“美しい人”とはーー
なぜ「透明感」と「ツヤ」をたたえた肌は美しいのか――。その理由を美容家 神崎恵さん、美容エディター 松本千登世さん、美容家 石井美保さんに伺いました。
「人の心を動かす美しさ」は透明感とツヤから生まれる
透明感とツヤは、いわば風合いのひとつ。けれどもそれは、造形の美しさを超越する大きな魅力をもっています。なぜなら、生きていれば自然となくなるものだから。誰もがそれを知っているから特別であり、どうしようもなく心が奪われてしまう。キレイ、かわいいよりも生き物として最強に美しく、圧倒的な存在感を放つのです。
美容家 神崎 恵さん
40代とは思えないルックスにファン多数。4月5日に新刊「この世でいちばん美しいのはだれ?」(ダイヤモンド社)も発売。
ずっと「残像」を感じる肌があります。その人が去ったあとまでも、「なんだか素敵」が漂う肌が。その美しさを思い浮かべてみると……?
振り返るたび透明なツヤが揺らめき、笑顔を浮かべるたび透明なツヤが弾む。「止まっている美しさ」でなく、「動いている美しさ」だから、思わず目を奪われ、目で追いたくなり、目に焼き付いて離れない……、そしてまた、この美しさに会いたくなる。
透明なツヤの奥に、内面の魅力や、整った暮らし、凜とした生き方までもが透けて見えるから、いつまでも残像が漂うのだと気づかされるのです。それこそが、透明ツヤ美肌。女性にとって最上級の褒め言葉に違いありません。
美容エディター 松本千登世さん
柔らかく心に響く文体は常に注目の的。客室乗務員の経歴をもち、現在は美容記事の作成や著名人インタビューを中心に活躍。
ツヤと透明感が宿すは、内側から輝いているような充実感。顔だち云々を通り越して、美人度を上げてくれる要素です。ただ白くても、透明感がなければ発光は出来ません。生まれもっての肌色は関係なく、均一な透明感を出せた人こそ「肌が美しい」印象を残すことができるといえます。
美容家 石井美保さん
ビューティサロン『Riche』代表。マニアックでストイックな美容探究心の賜物であるエイジレスな美肌は、常に注目の的。
『美的』5月号掲載
構成/北川真澄、野澤早織
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。