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スキンケアニュース
2023.6.14

大谷翔平選手×ロングセラー美容液、納得の理由。【松本千登世「へーっ、美容って自由なんだ!」vol.17】

年齢とともに常識という枠にとらわれがち。美容も例に漏れず。そんな私の凝り固まった価値観や美意識をがらりと変えた「ひと」「もの」「こと」をひとつひとつ丁寧に綴りたいと思います。第17回は、誰もが驚いた、大谷翔平選手出演のコスメデコルテNo.1美容液の広告に注目。【松本千登世「へーっ、美容って自由なんだ!」vol.17】

大谷翔平選手の「華」に見る、スキンケアの価値。

改めて振り返ると、それは準々決勝ラウンド、イタリア戦と同じ日。2023年3月16日木曜日に全国でオンエアが開始された、大谷翔平選手が出演するコスメデコルテのCMに、きっと全国民が度肝を抜かれたはずです。連日、大谷選手一色と言ってもいいほど、その活躍が報じられる中で、えっ、コスメデコルテ? えっ、美容液? えっ、スキンケア? そう思ったはずなのです。ただ、同時に妙に納得させられました。性別問わず、年齢問わず、もはや国境問わず、ひれ伏すしかないと思うほど、世界的で規格外のスターは、ロングセラー美容液の圧倒的な存在感を伝えるにこの上ない人だから。そして、この人なら、美容という領域を押し広げ、真の意味でそれをボーダーレスにすると想像できるから。

大谷翔平選手が出演した、コスメデコルテ リポソーム アドバンスト リペアセラム(50ml ¥12,100)のCM。誕生から29年となる2021年に初めて刷新。全国の百貨店において、すべてのスキンケアの中で売り上げ1位を獲得するなど、コスメデコルテのNo.1美容液として、圧倒的な支持を誇る。

野球通、スポーツ通ならずとも、WBC(2023 WORLD BASEBALL CLASSIC ™)には夢中になったことでしょう。終わってみれば7戦全勝の世界一と、最高の形。仕事でもプライベートでも、会う人会う人、「素晴らしかった」「感動した」と語り合いました。皆、それぞれに魂が震えた「大谷さんシーン」があって、「それはもう、優勝を決めてグラブと帽子を放り投げたときでしょう」とか「いやいや、『憧れるのを、やめましょう』発言じゃない?」とか。確かに、どれも泣ける。でも……! 私が強いてひとつに絞るなら、準決勝・メキシコ戦の大谷選手。1点を追う9回裏、右中間へのヒットを放ち、激走。一塁手前で自らヘルメットを飛ばして二塁へ。そして、形相を変え、雄叫びを上げ、ベンチにいる仲間に向かって何度も両手を振り上げたシーン。なんと華のある人なんだろう。ああ、これこそが、華。そう確信しました。「必ず塁に出ると決めていた」大谷選手の、自信。どのタイミングでもどんな状況でも、そうできる自分でいるための準備を重ねて重ねて重ねて、初めて生まれるもの。だからこそ、大谷選手の自信は決して自分の中に収まり切らず、アティテュードが、まわりにいる選手や応援している私たちの心を掴み、動かし、「エンパワー」する……、だから、華。そう思ったのです。

Eric Espada/Getty Images Sport/GettyImages
2023年、3月21日。WBC準決勝・日本代表対メキシコ代表戦。9回裏、大谷選手の出塁に続き、吉田正尚選手の四球、村上宗隆選手の二塁打で、見事、逆転さよなら勝ち。決勝進出を決めた。

スキンケアを重ねて重ねて重ねて、いつでもどこでも、堂々と自分らしくいられる、自信。それが華の正体と断言したいと思います。そうだとしたら、コスメデコルテのCMが大谷選手である理由は自ずとわかるはず。「自分だけでなく、まわりを幸せにしたり、元気にしたりできる、華のある大人になりましょう」。大谷選手は、そんなメッセージをくれている気がしてならないのです。

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美容エディター
松本千登世
航空会社、広告代理店、出版社勤務を経てフリーランスに。雑誌や単行本など、美容やインタビューを中心に活動。近著『顔は言葉でできている!』『「ファンデーション」より「口紅」を先に塗ると誰でも美人になれる 「いい加減」美容のすすめ』(講談社刊)ほか著書多数。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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