自分の肌タイプって知ってる?5種類のうちあなたの肌質は?|あきば美容研究生のメンズ美容塾 vol.121
自分の肌タイプって把握していますか?百貨店などに入っているブランドさんの肌診断などをされている方は◎! でも案外なんとなくで「乾燥肌〜」とか決めちゃっていませんか?
というわけで今回はYouTubeチャンネル『プチプラスキンケア研究所』にて美容情報を発信している美容好き芸人のあきば美容研究生が、『肌タイプ』というテーマでお話させていただきます!質問などがありましたら、インスタグラムのDMからをどうぞ。
肌タイプによってスキンケアはどう変える??
\肌タイプのポイント/
Point
(1)肌タイプは全部で5種類!あなたはどれ?(2)季節と肌の関係性は?
自分の肌タイプをきちんと把握しておくことはスキンケアの初歩の初歩。まずやっておくべきことと言っても過言ではありません。この機会に知っておきましょう!
(1)肌タイプは全部で5種類!あなたはどれ?
鏡でじっくり見たり、触ったりして自分のタイプを知りましょう!肌はタイプ別で5つに分かれます。時期や年齢によって変化したりもするので、一度こうだと思っても決めつけないで、常に肌の状態で見極めてくださいね。
普通肌
水分と皮脂のバランスが整っており、バリア機能が正常に保たれている状態。安定していてしっとりとして、トラブルが少ない。化粧品かぶれも起こしにくい。新しいコスメなどを試すのに向いているタイミング。今のケアが合っているということも考えられるので、大きく変化させないことも大切。
脂性肌
水分も皮脂も多い状態。特に皮脂が過剰に分泌されることで顔がテカテカした印象で、ベタつきが気になるタイプ。思春期から20代前半までに多い。潤っている感じはあるものの、毛穴が詰まったり、開いたり、ニキビになったりと、皮脂が過剰に出ることで起きる肌トラブルに悩まされることがある。適切な洗顔で、適度に皮脂を取ることが大切。取りすぎると肌の保水力まで損なわれてしまうので注意。
乾燥肌
皮脂も水分も少なく、かさついた潤いのない状態の肌。肌に本来備わっている自ら潤おうとする力が落ちてしまうことで起きる。加齢とともに増えていく傾向があるが、エアコンや紫外線などの外的要因でもなってしまう。刺激に弱く、肌トラブルに発展しがち。油分も水分も足りてないので、しっかりと保湿して整えてあげましょう。ただ敏感なので、肌に優しいアイテム推奨。
混合肌(皮脂多め・水分少なめタイプ)
部分によって状態が異なり、脂っぽいのにカサつく、というタイプ。主にTゾーンはべたつく、という人が多い。20〜30代に多い印象。水分と油分のバランスが崩れており、バリア機能が低下しているので、スキンケアをするときに丁寧さが必要。まずはしっかりと水分を補ってあげた上で、油分が多い部分については乳液を控えめにするなど、その肌状態に合わせて調整しましょう。
混合肌(水分多め・皮脂少なめタイプ)
みずみずしい印象はあるものの、皮脂が少ないため刺激に弱く敏感に反応しやすいタイプ。一見するとキメが細かく、潤いが十分に足りているように見えることもあるので注意。季節や環境の変化ですぐに肌トラブルに発展するようなデリケートさ。摩擦・乾燥・紫外線・汗・メイク汚れなどの外的要因には気をつけて。保湿効果の高い化粧水などをおすすめします。
混合肌は1つにまとめられることが多いのですが状態が違うので、僕は細分化しています。季節や生活環境でも変化するので、その時々の状態に合わせてケアも変えましょうね。
(2)季節と肌の関係性は?
季節の違いについて「夏は紫外線、冬は乾燥」とざっくりと捉えている方が多いと思います。もちろん間違ってはいませんし、せっかく日本は四季がしっかりしている国なので、季節の変化をきちんと把握しておきましょう。
春(3〜5月)
乾燥が落ち着くため、肌の潤いは増してくるが、花粉や強風によるホコリや寒暖の不安定さなど外気の影響が大きく現れる季節。なので外気の汚れや老廃物をきちんと落として、肌のバリア機能を整えることが大切。また新生活などのストレスで肌が過敏になってしまうこともあるので、スキンケアは丁寧に。だんだんと紫外線量が増えてくるので日焼け止めを取り入れましょう。
夏(6〜8月)
紫外線のダメージにより、日焼け・しみ・そばかす・肌のごわつき・しわなどが起きやすい。ダメージを受けてしまった日はそれに対処したアイテムできちんとケアをしましょう。水分不足に要注意。また汗の量が増えるため、皮脂が流れてニキビや化粧くずれが起きることも。日焼け止めをしっかり塗った上で毛穴のケアも大事。
秋(9〜11月)
夏の紫外線ダメージがひと段落することで油断が起きやすい。紫外線はまだ出ているので、しばらくは日焼け止めは塗ったままで。目元や口元がカサつきやすいが、気候は安定傾向。夏のダメージを取り戻すために、美白ケアや保湿ケアを積極的に行い、肌全体の調子を整えましょう。
冬(12〜2月)
乾燥が激化。肌がカサつくことで刺激に弱くなり、肌あれや乾燥によるしわが起きる。部分的に頬が赤くなることも。十分に保湿を行うことがとにかく大事。気温の低下で血流が鈍くなると肌に栄養が行き届かなくなるので、血液循環に気を配ることも大切に。
肌のタイプを思い込むのはやめましょう!
どんな人のどんな肌にも調子の浮き沈みはあります。当然です。でも自分のタイプはコレ!って信じて疑わなかったら、それは思考停止で、あなたの肌を見ていないということになります。きちんとあなたの肌と向き合うこと。それが何より第1歩ですよ。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
またYouTube『プチプラスキンケア研究所』でも美容情報も発信してますので、合わせてご覧いただけたら嬉しいです。ではまた次の連載でお会いしましょう!
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
SMA所属。日本化粧品検定1級、化粧品会社での勤務経験を経てお笑い芸人に。YouTube『プチプラスキンケア研究所』にて最新の美容情報や季節ごとの気になるテーマやなどを配信中。『めざめるパワー』というコンビで漫才しています。