スキンケアニュース
2015.7.30

正しい「まつ育」、今日から始めよう!

肌や髪にケアが必要なように、まつげにもケアがって知ってました?  正しいケアで育った濃い美まつげは、目元の色っぽさを自然に押し上げてくれるんです♥
正しいケア方法を知って、素顔でも魅力的な目もとを手に入れて!

 

まつげには髪の毛同様にケアが必要
まつげエクステ、まつげパーマ、つけまつげ、マスカラ…まつげメークの多様化・高まりと共に注目を集めているのが、「まつ育」=まつげ育成です。まつげを強調することで、自分の目元印象を高めたい、という女性が増える一方で、自分のもつまつげを健やかに、また長く、太く育てたいと考える女性が増えてきました。
「まつげは、毛の一種です。周期こそ、頭髪や体毛と異なるものの、成長期~脱落期までの4つの期をひとつの周期としてもっています。頭髪などと比べてその周期は短く、またまつげそのものも弱いため、より積極的なケアが求められます」(今泉先生)

 

POINT 1
まつげの生え替わりのサイクル
201503gmatsuiku1-4
まつげも、髪の毛と基本的なサイクルは同じ。脱落期、成長期、退行期、休止期を毛周期と呼び、まつげの場合は5~12か月。これは、髪の毛よりも大幅に短くなっています。

 

意識される一方でまだ発展途上の日本のまつ育
「最近になり、まつ育はかなり注目を浴びるようになりましたが、それでもアジアのほかの国に比べると低い実践率。まだまだ、これから挑戦する人も多いのでは」(太田さん)といわれるように、日本人女性のまつ育の実践率や、かける金額はまだ少ないのが実情。
その一方で、まつげを強調したい、というニーズは高く、まつげエクステやまつげパーマ、落ちにくいマスカラなどを日常的にしている人がほとんど。
「施術やメークと、それをオフするときにまつげにはかなりの負担が。また、先天的なものや環境的なものによっても、簡単にダメージを受けてしまいます。まつげ美容液の活用はもちろんのこと、日常生活の習慣を見直すこともまつ育の基本になります」(今泉先生)

 

POINT 2
日本のまつ育事情
201503gmatsuiku1-5
2013~’14年にかけて、まつげケアにかけた金額は¥1,000前後と決して多くはない結果に。また、中国や韓国と比べても、その実施率はかなり低く、まだまだこれから。

 

POINT 3
まつげが傷む原因
乾燥・紫外線などの環境的要因
髪の毛と同様に、まつげも乾燥や紫外線からダメージを受けます。刺激を受けることで、細くなったり、抜け落ちてしまうことがあります。肌や髪と同様に、外的刺激から守ることが必要。

まつげエクステ、ビューラーなどの施術・アイテム
最も大きな負担のひとつと考えられるのがまつげへの施術やアイテム。エクステやパーマ、つけまつげ、ビューラーなど、原因は多岐にわたります。メークを楽しむ一方で、その負担にも意識を。

不充分・不適切なクレンジング
まつげそのものも、まつげが生えている目の周りの皮膚もかなり弱い部分。施術やメークも負担になりますが、きちんと落とさないことや、必要以上にこすることがまつげを傷めてしまいます。

 

POINT 4
目元の皮膚はデリケート!
201503gmatsuiku1-3
目元の皮膚は、なんとラップフィルム1枚程の薄さ! 刺激を受けやすいというのも納得です。例えば、つけまつげを1年間することは、まつげにとって力士をもち上げているのと同じ負担に。

 

POINT 5
まつげを巡る都市伝説!?
「先端を切ると早く伸びるらしい」
「リップクリームを塗ると美容液効果アリ!?」
「まつげもストレスで抜けるって本当?」
「ホコリっぽい所にいると長くなる?」
誰もが1度は耳にしたことがある、まつげに関するいろいろな噂。本当の所はどうなの? という疑問もズバッと解決します!

 

環境を整え、今あるまつげがより美しいものになるようにすることが、まつげを育てる近道。
詳しい「まつ育」の方法は次回から。お楽しみに!

 

 

お話を伺ったのは…
201503gmatsuiku1-1
六本木ミッドタウン
皮膚科形成外科クリニック
Noage
今泉明子先生

 

201503gmatsuiku1-2
株式会社アンファー
商品開発部
太田あつ子さん

 

 

 

2015年3月号掲載
撮影/梶田麻矢(studio e7) スタイリスト/シダテルミ イラスト/Nobby モデル/阿部美鈴 デザイン/GRACE.inc 撮影協力/UTUWA 構成/山梨智子(本誌)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事