大高博幸の美的.com通信(56) 2011 ブロンジングメーク・オン・パレード!!
去年は6月2日に配信したブロンジングメークの巻…。今年は何故か各社揃って発売日を早めているので、僕も急いでまとめるコトに。今年の第1の特徴は、バラエティに富んでいるコト。どこのどの色を使っているのか、肌をジーッと見つめれば全部当てられるほど、それぞれが個性を放っています。
では発売順に、ベスト6社のブロンジングパウダー(以下、ブロンザーと表記)を御紹介!!
【1】M・A・C ワンダー ウーマン ミネラライズ スキンフィニッシュ ゴールデン ラリアット(¥5,040)。カラフルなジャンボコンパクト入りのコパーゴールド系で、元気度はダントツNo.1。ただしコチラは既に売り切れてしまったはず。なにしろ3月17日からの数量限定発売で、少々早すぎたという気も…。購入できた人はラッキー!
【2】エレガンス ブロンジング ヴェール(3色・ケース+ブラシ付き・¥6,825)4月18日より発売中。コチラはプロパー商品なので、いつでも購入可能です。淡い小麦色から深い褐色までが揃っていて(写真は中間色の02)、キメが細かく滑らかこの上ないテクスチャー。ソフトフォーカス効果も備え、大人のためのブロンザーとして洗練度No.1(月刊『美的』5月号、ベストバイのページで紹介済み)。
【3】シャネル ソレイユ タン キャトル ルミエール 547(¥7,150)4月28日より限定発売中。4色ストライプ構成で、頬紅的要素を強調した点がユニーク。肌にのせるとシマーな輝きが感じられて、白人の少女が日焼けした時のようなデリケートな雰囲気に仕上がります。もう1色のオレンジ系も美しく、立体的な仕上がり度No.1(月刊『美的』6月号、ベストバイのページで紹介済み)。
【4】ポール&ジョー ブロンザー B(ケース+ブラシ付き・¥5,250)5月1日より限定発売中。ツインフィッシュの刻印付き。ブロンズカラーとフェイスカラーのW効果で、柔らかい発色&ツヤ+ふんわりとした仕上がり。ブロンザーには珍しいパールブルーのパッケージも個性的です。サイズは比較的小さめ。
【5】クラランス モザイク サマー ブロンズ コンパクト(¥5,250)5月6日より限定発売予定。古代ポンペイのモザイク模様を想わせる美しいデザイン。ブロンザーとしてはクールなトーンに見えますが、実際に肌にのせると温かみのあるナチュラルな仕上がり。オフィスメークにも最適です。コンパクトは大きい割にスリムで、シンプル&スマート。
【6】ゲラン テラコッタ インカ(¥8,820)5月13日より限定発売予定。幻のインカ帝国の太陽をイメージしたブロンザー。マグネットでスムースに開閉できる木製容器は、オブジェに等しいクオリティ。パウダーは中心部と円周部で色調が微妙に異なり、パールの輝きは繊細でノーブル。1984年の初登場以来、今年のテラコッタコレクションは最高の充実振り。予想外のアイテムまで並ぶので、ブロンズメーク好きのみなさんは全品要チェックです(月刊『美的』7月号、ベストバイのページで紹介予定)。
以下、番外編。パウダータイプ以外のアイテムでブロンジングメークを楽しむなら、次のような方法がオススメです(ブロンジングパウダーの前につけておく、という方法も◎)。
●NARS メーキャップ イルミネーター 2337(¥3,675)発売中。光を反射して肌をイキイキと輝かせる万能リキッド。ベース的に使ったり、ファンデーションに混ぜたり、チークカラー風に使ったり…。濡れたようなツヤ肌を目指す方にイチオシです。
●アディクション チーク スティック 08 suspicious(¥2,940)5月20日より発売予定。口紅に見えるけれど、そして唇にもOKだけれど、コチラはスティック状のチークカラー。透明度が高いのにワンストロークでキレイに発色する優れモノ。チョコレート色風の08が、とてもとても新鮮です(月刊『美的』6月号、ベストバイのページで紹介済み)。
●レブロン フォトレディ メークアップ 010(¥2,100)発売中。日本では手に入りにくい、深いオークルブロンズ色(ノンパール)のリキッドファンデーションです。頬骨を中心に色づけして、日焼けのニュアンスを演出するのが上級テク。みずみずしいのにオイルフリー処方なので、自然なブロンズスキンが持続します。
アイ&リップメークについては、長くなりすぎるので省略御免。あなた好みのアイテムを、ゆっくりと楽しみながら捜してみてください。では、グッドラック♥
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。