若返りメイクのコツは眉毛やアイメイクじゃないってホント?30代、40代、アラフィフの簡単メイク術を専門家に直撃!
日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“メイク”について。アラサー&アラフォーには、やってはいけない痛メイクがあるって…ウソ? ホント? ヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロさんにお答えいただきます。
Q:若返りメイクのコツは眉毛やアイメイクじゃないってホント?
メイクを楽しむことよりも、1歳でも若く見せたい、エイジレスに見られたい……いつからか、そんな気持ちが勝ってしまうアラサー&アラフォーそしてアラフィフ世代。眉毛やアイメイクに試行錯誤することも多々ありますが、もっと簡単に若返りメイクができるという方法があるらしい……。
さっそく、この疑問を小田切ヒロさんにぶつけてみました! 果たして答えは……?
A:本当。若返りメイクには眉毛やアイメイク以前に気をつけるべきことがある!
「30代、40代、それ以降の若返りメイクとしてやってはいけない、つまり痛メイクになってしまうのが、ズバリ……チークを盛るメイクです。チークを盛っていいのは、23歳まで!
チークというのは、ひとはけで肌の粗がカモフラージュされるうえに、血色がアップして可愛くなれるなど、色んな要素を含んだアイテムですよね。だからこそ、そこに逃げがちな女性の多いこと多いこと!
チークを盛って肌のアラがフォローされるとともに、チークを盛れば盛るほど、媚びを盛っているようなもの。チーク盛りメイクは、同性からの支持はないものと思って」(小田切さん・以下「」内同)
ノーチークで!その上でリップやアイメイクを強めに
「何年もメイクをしていると、チークを入れることが当たり前、そこに何の迷いもないという人も多いもの。でも実は、チークは欲張ってはいけないパーツなの。チークを盛っているかの加減も分からなくなっているのなら、いっそのこと潔くチークは入れない。ノーチークの代わりに、リップやアイメイクを強くするほうにシフトしていったほうが、アラサー&アラフォーの魅力は増します」
いかにシンプルにするか、これが新時代の“頑張りルール”
「気合いを入れてメイクをするとき、絶対に押さえておきたいパーツは肌と眉。この2つを肝に銘じて。肌づくりは、日焼け止め、下地というセパレートはNG。いまはSPF、PAが入った高機能な下地やファンデーションがあるので、アラサー&アラフォーは、アイテムをミニマムにするということが大切です。
そもそも数を重ねる=盛るという行為が間違い。頑張りすぎちゃっている証拠です。いまの時代は、“いかにシンプルに削ぎ落していくか”、が頑張ること。捨てる勇気を持って」
文/木土さや
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