10歳はサバ読める!シワを消しツヤを生む「ベースメイク」テク
アラサー、アラフォーの皆様、写真の自分を見て、その老け具合にハッとすることはありませんか? 加齢のサインが出始める30代は、ベースメイクにもコツがあります。ベースメイクに一手間かけるかかけないかで、見た目年齢もぐっと違ってくるもの。
そこで今回は、アラフォー美容ライターである筆者が、加齢と上手に付き合うベースメイクをご紹介します。
■ベースメイク下準備
肌のくすみやかさつきが気になる30代は、ベースメイク前のオイルマッサージがオススメ。
(1)美容オイルを数滴手のひらにたらし温めます。
(2)オイルが温まったら、頬から顔全体にオイルを肌に押し込むように、手のひらで優しく押さえます。
(3)両手の人差し指からくすり指までの指三本で、ピアノの鍵盤を叩くように柔らかくぽんぽんと顔全体をマッサージします。
(4)眉間や目元のシワ、ほうれい線にはシワを広げるようにして溝にオイルを塗りこみます。
(5)最後にもう一度、両手で顔全体をそっと包み込みます。
シワの溝を丁寧に保湿することで乾燥ジワを目立たなくし、肌の血行をよくすることでくすみが改善されます。
■ツヤ肌演出
20代よりも確実に輝きがなくなってくる30代は、コントロールカラーやファンデでくすみを消し潤い感を出すのが必須。
肌の黄味が強い人はイエロー、色白の方はピンクのコントロールカラーを顔全体に塗布しましょう。ブルーやパープルは顔に透明感を与えてくれますが、白浮きしやすいので要注意。使うならばTゾーン、目元、顎の部分のみがおすすめ。
また、パール入りのリキッドやクリームファンデをつけるとよいです。うるうる肌に見せるためにあえてお粉を塗らずにおきましょう。
■ファンデの上にコンシーラー!
コンシーラーはファンデの上から重ねられる、スティック、筆ペン、チップ式の形態が使いやすいです。保湿力が高くファンデよりやや明度が高い色を選びましょう。
気になるシミ、小鼻の赤みや毛穴、ほうれい線や目元のシワにチップ式などのコンシーラーをぽんぽんとおき、指で軽く叩くようにしてファンデとなじませて。シワの場合はオイルマッサージと同じように、シワを開くようにして溝にコンシーラーを塗り込む感覚です。
さらに、くすんだりくぼんでいる上下まぶたにもコンシーラーをオンして下さいね。詳しくは『美レンジャー』過去記事「アラサー以降の定番ブラウンに…待った!“くぼみ目”解消メイク技」をご覧下さい。
■ハイライターで立体感を出す!
眉下、Tゾーン、頬骨、顎にリキッドや粉状のハイライターを使いましょう。20代と違い、ラメの粒子が大きく白いハイライターを30代のお肌に使用するとギラギラと下品な輝きになってしまうので、粒子が細かく肌なじみのよいベージュカラーを選んでくださいね。
最後に両手の手のひらで顔を包みこみ、ファンデを肌に密着させましょう。必要以上にテカッていたらその部分をティッシュで優しく抑えると化粧崩れを防ぎます。
いかがですか? お肌の曲がり角サインが出てきたら、ぜひベースメイクを見直して下さいね。
初出:美レンジャー ライター:此花さくや
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。