メイクHOW TO
2016.2.19

春は「縦割りグラデ」でキリッとデカ目!色気を生むアイシャドウテク

目元を印象的にしたいと思ってアイラインをきっちり引いたり、マスカラをばっちり塗る人も多いと思いますが、意外に忘れがちなのはアイシャドウ。「グラデーションさせておけばいいんでしょ?」なんて漠然と考えていませんか?

実は、アイシャドウの入れ方で顔全体の印象が大きく変化します。

そこで今回は、意外と知らないアイシャドウのグラデーション効果について解説します。

 

■定番は“横割り”グラデーション

“見たままパレット“などのキャッチコピーで、ドラッグストアやバラエティショップでよく見かけるアイシャドウは、横割りグラデ―ションを簡単に作れるというもの(写真はレブロンの『フォトレディ プライマー プラス シャドウ』)。アイラインと平行にアイシャドウを塗って、眉に近づくにつれて徐々に色を淡くしていく塗り方です。

アイラインから眉に向かってグラデーションを作ることで、錯覚効果で目の上下の幅が広く見え、目を丸く見せる効果があります。2色塗りだとナチュラルに、3色以上を使うとより目元が立体的に見えます。

 

■今春注目は“縦割り”グラデーション

これまであまり馴染みのなかった人も多いと思いますが、まぶたの目頭側から目尻側に向かってグラデーションをさせる方法もあります。縦方向にグラデーションをさせると錯覚効果で目の横幅が広く見え、切れ長な目元を演出でき、大人っぽい印象になります。

初心者の方は2色からトライしてみてください。これまで通り、アイホール全体に淡いアイシャドウを塗った後、二重の幅に塗るのではなく目尻側にだけ濃い色のアイシャドウを塗ります。目の幅3分の1くらいが目安です。目尻側に濃い色を持ってきて、目頭に近づくにつれ薄い色にします。グラデーション2色塗りが上手にできるようになったら、3色にステップアップしてみてください。

今春は、黒木メイサさんがCMに登場しているカネボウ化粧品の『ケイト フォルミングエッジアイズ』(上写真)など、縦割りグラデーションが簡単に作れるアイシャドウパレットも出ています。こうしたアイテムを活用すると簡単に作れます。

 

■アイシャドウは色選びも重要

今回は塗り方を説明しましたが、アイシャドウをどんな色にするかで“甘×甘”、“甘×辛”、“辛×辛”など、見た目のイメージを操作することができます。

合コンで可愛らしく見せたいという時は、ピンクなどの女性らしいカラーを横割りグラデで塗れば“甘×甘”なイメージに。一方、パーティーに出かけるのでいつもよりもゴージャスなメイクをしたいという時は、パープルやゴールドなど華やかさがあるカラーを、縦割りグラデーションで塗れば“甘×辛”ミックスのイメージに近づきます。普段と異なるイメージを作ることができますよ。

 

グラデーションの向きを変えるだけなので、まずはお手持ちのアイシャドウで試してみてください。手持ちのものでは難しいな……という方は、“見たままパレット“などを活用させてみてくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:高橋果内子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事