メイクの最初に口紅！プロが教える「赤リップがしっくり決まる」コツ

暗めの色のファッションが多くなる秋冬は、メイクで華やかに彩ることが大事。特にリップを明るめにすることで顔がパッと華やぎます。中でもおすすめは“赤リップ”。ここ数年秋メイクの定番ともいえる存在の赤リップですが、とはいっても、一歩間違うと大失敗してしまうことも……。

赤リップに「抵抗がある」「難易度が高い」と感じている方も多いのでは？

そこで今回は、ヘアメイクアーティストchihoさんに、赤リップで失敗しない方法、メイクテクを教えていただきました。

■赤と言えど複数アリ！あなたに合うのは……

「赤と言ってもオレンジ系レッドと、ピンク系レッドがあり、色が落ちてきた時にどちらに近くなるかによって似合いやすさが全く違ってくるんです。

普段どちらのリップ系が多いか、一度ご自身で確かめてみましょう。分からない場合は、購入前に少しつけてみて、顔なじみがよく違和感がないほうの赤を選びましょう」とchihoさん。

試す際は明かりが意外に大切。確かめる時には自然光の下で行うようにしましょう。

■デイリーファッションに似合う“赤リップのつけ方”

「いつも愛用中のピンクベージュやオレンジベージュといったナチュラルなリップをしっかりめに塗ってから、唇の中央にチョンチョンと赤グロスや赤リップを指先につけておいてみて。

中央につけたら、そのまま指で赤グロスまたは赤リップの外枠だけを下につけて、愛用リップとの境目がわからないようトントンとぼかしてください。中央が一番赤くぼんやりグラデーションになっていたらOKです。

かっこいいしっかり赤リップをつけたい方は、リップライナーや筆を使うとキリッとキレイに仕上がります」とのこと。

このテクで、いつものカジュアルファッションの仕上がりアップもお手の物ですね。

■メイク順を変えてみるのもコツ

「フルメイクで最後に赤リップを塗ると、頑張り感満載のパーティ風メイクになりがち。なぜなら、赤リップをつけた途端華やかになり、いつもと印象が変わるから。

そこで赤リップを先につけてバランスを見ながらアイメイクやチークをすると、やり過ぎ失敗メイクを防ぐことが出来ます。赤リップをつける日は、メイクの順番を変えてみるのも意外におすすめです」とchihoさん。

最後につけるのが当たり前だと思っていたリップ。これは目からウロコですね!?

プロの必勝“赤リップテク”で、秋冬のメイクを格上げしてみてくださいね。

初出:美レンジャー  ライター:高田空人衣

※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。