メイクHOW TO
2014.5.27

「大人キレイ」の本質とは?藤原美智子による目からウロコの助言

「もっとメイクが上手くなりたい」と多くの女性が一度は思ったことがあるはず。

ヘアメイクアップアーティストの藤原美智子さんは、「このメイクを自分のものにしたいという心意気があると、上達が早くなります」と話します。藤原さんは、研ぎ澄まされた美意識で、数々の女性誌の表紙のヘアメイクを手掛けるなど、幅広く活躍されています。

そんな女性を輝かせるヘアメイクの世界で活躍する藤原さんが、“大人のキレイ”について考え、感じてきたことをまとめた著書『大人のキレイのつくり方 しなやかに輝く女になる100のヒント』から、メイク魂に火をつける珠玉のアドバイスをお送りしたいと思います。

 

■1:“簡単に早くキレイに”はあきらめること!

「簡単に早く、すっごくキレイになれるメイク法はありますか?」という質問に対し、藤原さんは、「ササッと塗って、パパっと仕上げれば誰でも簡単に早く済ませられます。しかし、仕上がりは“そこそこ”のキレイさ。“すっごく”というのであれば、やはり時間をかけて練習しないと」と答えています。

どんな優秀な化粧品も、使いこなすのは人次第。「蜃気楼を追いかけることはあきらめて、実際に練習した方が簡単に早く、キレイなメイクができるようになりますよ」とのことです。

 

■2:ナチュラルメイクはただ薄く塗ることではない

「ナチュラルメイクは基本中の基本、これができたら一人前」と藤原さん。

いかにも化粧しました、という痕跡を顔に残さないナチュラルメイクの真髄をひとつだけレクチャーするなら、藤原さんは「アイラインも眉も必ずぼかすこと」と話しています。実践してみては?

 

■3:同じメイク法が似合う時期は少しだけ

最近、新しいメイクの方法を取り入れましたか? 藤原さん曰く、「同じ方法のメイクが似合う時期はほんのちょっと。そのズレを修正していく作業こそが、いつまでもキレイでいるためには必要なのです」とのこと。

似合う眉や髪形は一生同じではありませんよ。

 

■4:やり過ぎと思うまでフルメイクしてみる

自分のメイクに自信がなくなったら……そんな時は、

「休日などに、一度自分でやり過ぎたと思うまでフルメイクしてみてください。そこから、少しずつマイナスしていく。そうしていくうちに、自分にぴったりの濃さが見つかる瞬間があります。その時は、必ず全身をチェックするのを忘れないでください」と藤原さんは語ります。

何をプラスして何をマイナスすればよいのか、また、全身とのバランスのよいメイクが見えてきます。

 

時には自分のやり方を変え、違う化粧品も使ってみることで新しい自分を発見していきましょう。大人のキレイは自分でつくり上げていくものなのですね。

 

【参考】

藤原美智子(2013)『大人のキレイのつくり方 しなやかに輝く女になる100のヒント』(PHP研究所)

初出:美レンジャー  ライター:庄司真紀

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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