「目のキワへのメイク」卒業!アイラインの正しい引き方
目の形・特徴は十人十色。どんなに雑誌の真似をしても、自分がやるとモデルさんとは全然印象が違うメイクになってしまったり、やり過ぎて歌舞伎座メイクになってしまったり……と、目元のメイクにまつわる悩みは尽きません。
そんな中でもよく耳にするのは、「アイラインをがっつり引こうとすると、目に入ってしまう」というお悩み。目のキワにラインを引く時は、うっかり入ってしまいがちですよね。チバビジョンの調査によると、何と、79.3%の女性が「アイメイクをしている時に目に入ったことがある」そうです!(※1) コンタクトレンズをしている女性は、このトラブルが原因で巨大乳頭結膜炎、角膜潰瘍、角膜真菌症、アカントアメーバ角膜炎などの目の合併症を可能性があるので、注意してくださいね。(※2)
それでもやっぱり、アイラインは目を大きく見せることもできるので、なかなかやめられないと思います。やり過ぎると目のトラブルを引き起こしてしまう可能性“大”ですが、はみ出さずに引ける方法があるなら試してみたい人は多いのでは?
というわけで、アイラインが目に入らず、更に『キツくなく、よくなじみ、しかもデカ目に見える方法』をご紹介します! 使用するアイテムは、耳掃除に使うあの“綿棒”。先端が細く尖っている綿棒をご用意ください!
■ジェル系アイライナーはポイ!
アイライナーで目の周りを囲む時は、筆ペンやジェルのアイライナーではなく、ペンシルライナーを選びましょう。ペンシルは肌に馴染みやすいためブレが起こりにくく、自然なまつげの影のような印象を作ることができるんですよ。
■目尻から外れたところに引いてぼかす
このペンシルで目尻からちょっと外れたところにラインを引き、消えない程度に、指で軽く全体をぼかします。(まつげの生え際には触れないように、あくまでちょっとだけラインの上部だけをぼかすイメージで)
■最後は綿棒で調整する
ここで細い先端の綿棒を使ってラインを目尻に近付けるように、下へと馴染ませます。普通に描くと目に入ってしまうのですが、綿棒で目尻に寄せるようにすると、意外と手元のブレが少なくなるのです。ちょっとだけ上部をぼかしたラインを綿棒で引き伸ばしているので、ふんわり仕上がり、しっかり目のキワに引くよりとても自然になるんですよ!
実際、有名なメイクアップアーティストさんも目を傷めないよう、メイク道具の中に綿棒が入っています。綿棒で目尻まで引き伸ばしてぼかしたアイラインは、「頑張って引いてます」感が出ない上、デカ目度1.5倍増! すぐにできるし、これは「やらなきゃ損」な方法ですよね。目を大事にするためにも是非、今日から試してみてください!
【参考】
※1. Mpac:コンタクトレンズユーザーのアイメイク実態調査(アンケート)
※2. 眼ヂカラ・アイメイクで目のトラブル発生中 – [ドライアイ] All About
初出:美レンジャー ライター:鈴木絢子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。