メイクHOW TO
2022.4.22

今どき「太眉メイク」のやり方5選

古臭くならない!ナチュラルな今どき太眉メイクのやり方をお届け。まずはちょうどいい太さの見つけ方からチェックを。カジュアルキレイめな太めショート眉から骨格美人に見せるナチュラル平行太眉、細眉・剛毛眉からチェンジするテクニックまで満載です♪

知っておきたい!今っぽい眉の「太さ」

ヘア&メイクアップアーティスト

長井 かおりさん


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  • 黒目の縦幅を約2倍にした位置~眉山の筋肉。この太さで描く
  • 「太さ◯cm」と決めるのではなく個々の目元とのバランスが重要。
  • 下はメイク後の黒目の縦幅を倍くらいにした位置、上は眉山の筋肉まで。そこを描くと各々程よいちょい太眉に。
  • 地眉が欠けがちな眉中上、眉山下などにグレーのペンシルで細かく毛を描き足したら、コーラルのパウダーで眉全体を染めて。


【メイクテク1】誰にでもハマる!「太めショート」なキレイめカジュアル眉

ヘア&メイクアップアーティスト

猪股真衣子

「誰にでもハマる今っぽ眉の方程式は、“色薄め×太め×短め”。眉が変わるだけで目元全体がおしゃれに見えます」(猪股さん)

【“キレイめカジュアル眉”を超図解!】

  • 太め、ストレートで短めがバランス良し:小鼻と、目尻側の白目と黒目の間を結んだ延長線上に眉尻が来るよう、少し短めに設定を。
  • マスカラ2色使いで抜け感と立体感!: 眉頭側を赤茶、眉尻側をこげ茶、同トーンのブラウン2色でグラデーションに。
  • 眉上には薄茶で淡〜く影を足す:太さを出すために、眉上にも描き足す。でも、描いた感を出さず、ごく薄く影を足す程度に!
  • 色味を抑えながら毛の存在感をアップ:眉マスカラの彩度を抑え、色で主張しすぎないことで、自然にキレイめに落とし込める。
  • 眉下の毛をかすめるように1mm足す:毛のない部分に描くというより、毛の下端をかすめながら1mm描き足すと自然。これ以上は太すぎ、濃すぎ注意!

【How to】
(1)ベージュのパウダーを眉上にふんわりのせる
Cのパウダー部分右のベージュをぼかし用のブラシにとり、眉上をふわっとなぞる。うぶ毛部分に影をつけるイメージで。

\ささっ/

(2)薄いブラウンで、眉下を眉頭から眉尻までなぞる
Cのパウダー部分の右2色を、斜めカットの眉ブラシで混ぜとり、眉下の毛をかすりながらなぞる。影を作る程度で濃く塗りすぎないで。

\すーっ/

(3)赤みブラウンの眉マスカラで眉頭〜眉中を立ち上げ塗り
Bを、眉頭〜眉中に塗る。毛の全面に色をつけたら、眉頭は斜め上に毛を立ち上げてホールド。毛の存在感が増し、立体的に。

\あげてー/

(4)白っぽブラウンの眉マスカラで眉中〜眉尻を引き下げ塗り
Aを眉中〜眉尻に塗る。毛の全面に色をつけたら、眉山の毛を下向きにホールドすると、なだらかなストレート眉に仕上がる。

\さげてー/

【使用アイテム】

A. カネボウ化粧品 ルナソル|スタイリングアイブロウマスカラ

価格
¥3,080 02

パールと彩度を抑えた、ほうじ茶ラテのような白っぽブラウン。

B. アディクション|アイブロウ マスカラ マイクロ

価格
¥3,080 003

超極細ブラシでうぶ毛までキャッチ。赤みのあるアーモンドブラウンカラー。

C. アナ スイ|アイブロウ コンパクト

価格
¥4,950 02

ふんわり濃淡を描けるパウダーと眉色や毛流れを整えられるクリームがセット。

 

【メイクテク2】美人に見せる「ナチュラル平行太眉」

ヘア&メイクアップアーティスト

中山 友恵さん


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  • 平行な眉は、おでこの丸みを引き立てたり、逆に顔の丸さを打ち消しシャープな印象に見せてくれたりと、「骨格美人」に見せる錯覚効果が絶大。
  • そこに適度な太さを加えることで、目力もぐっと強まります。
  • ただし、眉に自然な濃淡をつけるなどして、あくまでも“ナチュラル”に装う一手間もお忘れなく!

【BEFORE】

【AFTER】

【メイクのポイント】

  • 毛流れを美しく整える
  • 眉下のラインを平行に
  • 程よい太眉に

【How to】
(1)毛流れを整える
毛並みまで美しいのが真の美人眉。メイクをする前に地眉をBのスクリューブラシでとかし、毛の絡みやくせを整える。こうすることで、描き足すべき部分も明瞭に。

(2)眉頭より少し外側にパウダーをのせる
毛が密集していて眉が最も濃い部分からメイクをし始めると、自然な濃淡がついてナチュラルな仕上がりに。アイブロウパレットAの左側2色を混ぜ、ガイドの位置にのせる。

(3)眉頭は淡めにメイクする
パウダーを新たに足さず、(2)の流れのまま眉頭にのばして自然なグラデーションに。眉頭は毛並みを感じさせたい部分なので、べたっと重くならないよう注意。

(4)眉下に平行ラインを描く
眉頭よりやや外側の位置から眉尻までにまっすぐ線を引いてから、残りを埋める。平筆を使えば、平行線を迷わず、ブレずに引けて失敗知らず。

(5)眉尻をシャープに仕上げる
野暮ったい太眉にならないために、シャープな眉尻で端正な印象を作って。自分自身の眉山と、(4)で描いた平行ラインの終わりをつなげて、シュッと先細に仕上げる。

【使用アイテム】
SUQQU|3D コントロール アイブロウ

価格
¥7,150 02

眉の輪郭をはっきりさせるダークカラー、ぼかしに最適なミドルカラー、光を演出するライトカラーをセット。

RMK|スクリューブラシ

価格
¥880

毛をしっかりさばいてキレイな毛流れに。まつげにも使用可能。

THREE|アイブラウシェーピングブラシ

価格
¥3,520

適度な幅や厚みで、安定したストロークをかなえる。

 

【メイクテク3】ふんわりとした「自然な太眉」

\教えてくれたのは…ヘア&メイクアップアーティストの広瀬あつこさん/
誰でも簡単にキレイになれる技を教えてくれると定評あり。大物女優から美容家まで多くのファンをもつ。

【BEFORE】

【AFTER】

【How to】
(1)の中央を芯の「面」を使って濃くする
眉の中央は最も色が濃くありたい部分。芯を立てて面部分を当て、左右に振って地肌に色をのせます。
「軽いタッチの方が色がのりますよ」(広瀬さん・以下「」内同)

(2)眉山下に芯の「長辺」を使って線を描く
芯の長辺部分で線を描きます。眉の中央から眉山までが同じ太さになるように下を描き足して。
「上を足すと、“描いている”感が出ちゃいます」


【メイクテク4】薄くて細い眉を「ナチュ太眉」に変身

メイクアップアーティスト

レイナさん


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  • リキッドライナーで毛を描き足し、影色で眉を膨張

【BEFORE】
「家系的に薄くて細め。眉尻もなくて、高校時代から描き続けています。長谷川潤さんのような、凜々しくて自然な太眉になりたい!」(美的クラブ 大久保真澄さん)

【AFTER】
ナチュラルながら凜とした印象の太眉が完成!

【How to】
(1)眉の下側をリキッドで足して、土台を作る
太さを出すために、深みのあるカーキグリーンのリキッドライナーで下側を描き足します。
「スッスッと力を入れずに描くと、自然に土台ができてシャープな印象に」(レイナさん・以下「」内同)

(2)上の足りない部分もリキッドで足す
眉の上側も、毛流れに合わせてcのリキッドでなでるように描いて。
「くぼんだ部分も毛を1本ずつ描くように足すと、自然に仕上がります」

(3)眉頭は下→上に向かって描き足して
眉頭の位置は、鼻のつけ根の延長線上が目安。
「眉頭だけは、下→上に向かって1本1本描き足すと、ナチュラルでイキイキ感も出ます」

(4)影色を眉の下側にのせて膨張効果を狙う(ここがポイント!)
眉の下側のさらに一段下に、ベージュのアイブロウパウダーを平筆にとってなぞります。そのまま眉の上のエッジまでパウダーをのせれば柔らかい太眉に。

(5)眉マスカラを下→上へ立ち上げるようにオン
ナチュラルブラウンの眉マスカラを下→上に毛を引き上げるようにのせる。
「眉の形から毛がはみでてもOK。その方がアクティブな印象になりますよ」

(6)スクリューブラシで毛流れを逆行させる
最後にスクリューブラシで整えます。
「眉頭は逆行させて毛を立ち上げ、眉尻は毛流れに沿ってとかすことで自然な仕上がりに」

 

【メイクテク5】剛毛眉から立体感のある「ナチュ太眉」に

【BEFORE】
「所々毛が抜けていて、そこをぺンシルで埋めた途端、ベタッとした眉に。もっとふんわり軽やかなナチュラル太眉になりたいです!」(美的クラブ 茂原慶子さん)

【AFTER】
明るさと立体感がプラスされ念願のナチュ太眉に。

【How to】
(1)ペンシルで下のラインをキレイに整える
まずゲジゲジ印象の眉の形をシナモンカラーの極細ぺンシルで整えます。
「黒目の内側の真上から眉山下までまっすぐ水平に描くとキレイに整います」(レイナさん・以下「」内同)

(2)まばらな部分はぺンシルを使い、“点”で埋めて
眉が黒いとまばらな部分が目立つので、ぺンシルを使って点で埋めます。
「眉は皮脂の多い部位。強く描くより軽くのせる方が色がつきます」

(3)ベージュパウダーを毛流れに沿ってのせる(ここがポイント!)
ベージュパウダーをブラシに含ませ、眉頭→眉尻に向かってのせます。
「眉頭は下→上に、後は毛流れに沿ってのせましょう」

(4)ブラウンの眉マスカラを軽く重ねる
髪よりやや明るめの赤系ブラウンの眉マスカラを、眉毛を立てるように全体にのせます。
「ニュアンスを軽くする程度にひとのせしましょう」

(5)スクリューブラシで毛流れを整えて完成
最後にスクリューブラシで整えます。
「眉頭・中央・眉尻に分けて毛流れに沿って軽くとかして。これで、仕上がりがとても自然になります」


※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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