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メイクHOW TO
2025.4.28

【顔タイプ別シェーディング&ハイライト】タイプに応じた黄金バランスで自然なメリハリ美人に|「棚田トモコのウェルエイジング診断」vol.5

骨格診断ファッション&ビューティーアドバイザー・棚田トモコさん考案の「ウェルエイジング診断」。顔タイプを「リッチ」「エレガント」「ハンサム」の3タイプに分け、顔や体の特徴、エイジングの方向に合った美容法を提案します。自分に向き合い、最適なケア方法やスタイルアップする方法を知って、より楽しく、前向きに年齢を重ねていきましょう!

ウェルエイジング診断とは? あなたはどの顔タイプ?フローチャートでチェック!

骨格診断ファッション&ビューティーアドバイザー

棚田トモコさん

ヘア&メイクアップアーティスト

yumiさん


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【顔タイプ別シェーディング&ハイライト】自然でバランスの取れた立体感のある肌に

『美的GRAND』の読者の皆さんにご参加いただき、「ウェルエイジング診断」でそれぞれの顔タイプを判定。その結果をもとに、棚田さんのメソッドを活用した「顔タイプ別メイク」に挑戦してもらいました。
今回は、顔の立体感を引き出す「シェーディング&ハイライト編」。顔の形や肌質によって、影のつけ方や光の入れ方を調整することで、より自然でバランスの取れた仕上がりに。タイプによっては、あえて引き算することが重要になることも。

【ふっくらとハリ感のある「リッチ」】膨張しがちな顔をいかに引き締めるかがメイクの要に


【Make Up Point】
膨張しがちな顔をいかに引き締めるかがメイクの要となるのがこのタイプ。特にエイジングを重ねると顔がぼやけがちなので、顔にメリハリをつけるために、シェーディングとハイライトはとても大切です。シェーディングは、濃淡のある2色のベージュを混ぜて、顔に立体感をしっかりと。ハイライトは指で少量を点置きして自然な立体感を出すことがナチュラルにメリハリ顔になるポイントに。

【How to】
STEP1.濃淡のある2色のベージュで立体感を
濃淡のある2色のベージュを混ぜて、顔に立体感をしっかりと出していきます。大きなブラシでお粉をとり、手のひらやティッシュで余計なお粉をぽんぽんっとオフして乗せるとつけすぎ防止に。額のサイド、耳下から、顎下、顎の裏にすっとつけて。

使用アイテム

エチュード コントゥアパウダー イルミネイター 10g ¥2,090
赤味や黄味を抑えた、素肌になじむグレイッシュなブラウントーン。重ねてもムラにならず、どこから見ても自然な仕上がりに。

STEP2.ノーズシャドウは眼球の窪みに沿って
ノーズシャドウは眼球の窪みに沿って入れて。眉頭から入れると強くなりすぎるので注意。また、鼻の柱から小鼻にかけてにも入れると鼻が高く見え、リッチタイプだからこそ欲しい立体感が。

STEP3.人中の下にも影を入れて唇をぷっくりと
唇の人中の下、唇の山につながる部分にもシェーディングを。唇が自然にぷっくりと見え、これもメリハリのある印象の顔にひと役。

【とろんと柔らかい肌質の「エレガント」】シェーディングは柔らかく、ハイライトは多めでもOK

【Make Up Point】
メリハリがありすぎるとソフトな感じの顔印象に負けてしまうので、シェーディングは柔らかくが鉄則。逆に“光”は得意なのでハイライトは多めに入れるのもあり。顔全体を艶々に仕上げてもしっくりきます。顔全体に丸みとふっくら感が出るように仕上げて。

【How to】
STEP1.シェーディングは最小限に柔らかく
肌なじみのいいマットで赤みの少ないシェーディングをチョイス。2色のベージュを混ぜてブラシに取り、額の生え際や顎先に軽くのせ、ふんわりぼかす。

使用アイテム


ロムアンド ベターザンコントゥア 02 ¥2,890
繊細な陰影がつけれるコントゥアパレット。重ねても透明感があり、自然に肌に馴染むグレートーン。

STEP2.ハイライトで顔全体にふっくら感をプラス
ハイライトは塗りたいところに手軽に加えられるバームスティックで。頬骨の上とまぶたの黒目の上、目頭の下、目尻、唇の山と顎先にのせ、華やかなツヤを演出。

使用アイテム

hince トゥルーディメンションラディアンスバーム LT003 グリーミング 10g ¥2,860
ほのかに輝く微細パール配合で、自然でありながら華やかな光沢感を演出する。

【骨感がありクールな「ハンサム」】シェーディング&ハイライトはほんのりでOK

【Make Up Point】
骨がしっかりしていて影が出やすいタイプなので、顔の影を強調するシェーディングは気になるところにほんのり程度で。ハイライトは、チークのように広めに入れることで、優しげな印象に仕上げるのがポイント。

STEP1.シェーディングは髪の生え際にほんのり
シェーディングを入れるなら、髪の生え際だけにほんのりと。

STEP2.ハイライトは広範囲に入れ、優しい印象に
ハイライトは、チークのように広範囲に。頬、黒目の下の延長線上とまぶたの中央、額の中央にふんわりと広げる。

顔タイプ別・シェーディング&ハイライトで、自然な立体感を手に入れて!


顔に立体感を与え、印象をコントロールするシェーディング&ハイライト。顔のタイプによって入れ方を工夫することで、自然なメリハリを演出できます。自分に合ったメイクテクニックを取り入れて、より魅力的な表情を楽しんでください!

次回からは、ポイントメイク編がスタート。タイプ別アイメイクを解説します。お楽しみに!

撮影/藤井マルセル(t.cube/人物) ヘア&メイク/yumi(Three PEACE) モデル/三上結以、鍋谷香織、相原彩子(美的グラニスト) 構成/山岸夏実

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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