美的GRAND
メイクHOW TO
2023.1.15

【もこもこアウター×旬メイク】トレンドのファーをカッコよく着るための極意とは?|美的GRAND

「キレイな人はみんなおしゃれ」の法則は、旬服と旬顔のコーデにありました。

ファッション×旬メイク 大人のアップデート術
今回のキーワードは【もこもこアウター】

クール顔のネイビーですっきり着こなすのが大人の選択

毛並み系のファーが進化し、ぬいぐるみ系のもこもこファーが旬アイテムに定着。羽織るだけで簡単に取り入れられるだけに、カッコよく着こなすコツも重要に。

コート¥50,600、トップス¥27,500、デニム¥38,500、ブーツ¥50,600(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉) バッグ¥119,900(ピエール アルディ 東京〈ピエール アルディ〉)、リング[PG×ダイヤモンド]¥374,000、リング[PG×ダイヤモンド]¥671,000、シングルピアス[PG×ダイヤモンド]¥187,000、ピアス[PG×ダイヤモンド]¥308,000(参考価格)(メシカ ジャパン〈メシカ〉)

メイクPoint

アウターのネイビーとアイメイクの色をリンクさせ、涼しげな辛口顔に仕上げて

「大人のカジュアルスタイルで気をつけたいのは決してラフに作るのではなく、メリハリのある顔にすること。この場合は、アウターのネイビーカラーを軸に目元にスッとネイビーを入れることで、パッと明るくなるのがわかります。クールで凜としたハンサムな女性像に仕上がっています。」(ヘア&メイクアップアーティスト・千吉良恵子さん)


A. ベースにパステル ピーチ マット、アイホールにシルバー メタリック、下目頭3分の1にリッチ ブルー スパークルでラインを描いて。
エスティ ローダー ピュアカラー エンヴィ リュクス アイシャドウ クアッド 02 インディゴ ナイト ¥7,700
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B. 「まつ毛1本1本にセパレーツで黒々とつくイチオシの1本」と千吉良さん。
カネボウ化粧品 センサイ ラッシュレングスナー 38℃ 10ml ¥4,400
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C. チークとリップは同色で明るさを出すのが正解。
ローラ メルシエ ブラッシュ カラー インフュージョン R1 ¥3,850
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D. グレイッシュでクールなストレートホワイト。
THREE ネイルポリッシュ 133 COLOR OF DREAMS ¥1,980
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E. ヌーディなのに艷やかなサテン仕上げが特徴。ホリデー限定色。
アルマーニ ビューティ リップ パワー #103 ¥5,500
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【ファッション×旬メイク対談】

旬の「もこもこアウター」をモダンに着こなすコーディネートとメイクのポイントは?

トレンドの“もこもこアウター”を大人がカッコよく着るための極意とは?一歩間違えると“古い女性”になりかねないアイテムだけにコーディネート、メイクアップ&ヘアまで大人目線でポイントを語っていただきました。

教えてくれるのはこの2人!
スタイリスト/ファッションディレクター 青木貴子さん
雑誌・広告を中心にスタイリストとして活躍。エッセイの執筆、服・ジュエリーのデザインを手掛けるほか、料理好きが高じてレシピ本も上梓。

cheek one主宰/ヘア&メイク アップアーティスト 千吉良恵子さん
女性誌のビューティ、ファッションページ、広告のヘア&メイクアップをはじめ、講演、化粧品関連のアドバイザーなど幅広く活躍。

青木 今シーズンのイチオシアイテムといえば“もこもこ”系のアウター。昨年ぐらいにテディベアみたいなタイプが定着したこともあり、今シーズンは色もレングスもバリエーションが豊富に。

千吉良 今回はネイビーのアウターだったのでアイメイクのシャドウラインに(下目頭に3分の1だけ)ネイビーを効かせ、目元強めの女性に仕上げてみました。

青木 服の色とリンクさせるとスタイリッシュですね。今シーズンはこれだけ色バリエもあるので、脱黒、脱ブラウンを目指し、あえてネイビーを選んでみました。ネイビーはクールさとカジュアルさが加わる上にダークカラーだから挑戦しやすいという利点も。

千吉良 確かに、黒だとシャープでカッコいいけれど、アッパーな印象にもなりそうですね。

青木 そうなんですよ。グラン世代だと昔の毛皮マダムっぽくなってしまうとコワイし。故にネイビーは程よい。今回はショート丈で、ボトムにはややワイドめのデニムを合わせカジュアルにスタイリングしたのがポイントです。

千吉良 メイクアップも凜としてボーイッシュな雰囲気を意識しました。シャドウラインはネイビーに、アイホールは涼しげなシルバーにすることで目元がパっと明るくなります。リップとチークは、コーラルオレンジで健康的なムードをプラス。ポイントはリップとチークを同じ色にすること。そうすることで、目元に視線を集中させる効果があるんです。いろいろな色を使いすぎると中途半端になって、全体がぼやけるんですよ。

青木 なるほど。潔くアイメイクを主役にすると、ハンサムウーマンなムードが出てきますね。

千吉良 ヘアスタイルはナチュラルなストレートにしました。

青木 大正解! あまりボリューミィにならない方が若々しく見えるし、アウター自体にボリュームがあるから、絶対バランスもいいですよね。ミディアムボブの人なら、オールバックとかにしてもかわいいと思う。

千吉良 ネイルもポイントに強い色をもってくると老けるので、なじませカラーでクールトーンに統一しました。

青木 ただ、ジュエリーはピンクゴールド&パヴェダイヤでポイントになるようにしました。こういうスタイルだと、シルバーを選びがちですが、そこはグラン世代。大人ならではのジュエリーでクラス感を出すことも忘れずに。

千吉良 全部クール系にまとめず、どこかに抜け感を出すというのも大人が素敵に着こなすコツですね。

青木 キメすぎると老けます。カジュアルダウンを意識すれば、大人もフレッシュに着こなせるのでぜひ挑戦してほしい。

【コーディネートPoint】
トレンドのもこもこファーはショート丈を選んでカジュアルダウンすることが今っぽく着こなすコツ

「ファーをゴージャスなイメージにまとめてしまうと、どうしても老けて見えるので、グラン世代は絶対に禁物。ボトムにワイド系のキレイめデニムやボリュームのあるワークブーツを合わせあくまでもカジュアルに徹することが若々しく見せるポイントです。」(スタイリスト・青木貴子さん)


トップスにボリュームがあるので、足元にもしっかりボリューミィなワークブーツでバランスを保つのが正解。


アクセサリー感覚の小ぶりなバッグで洗練度もアップ。

 

『美的GRAND』2023冬号掲載
撮影/葛川栄蔵 スタイリスト/青木貴子(WHiTEBOX) ヘア&メイク/千吉良恵子(cheek one) モデル/松田珠希 構成/土橋育子、三井三奈子(本誌)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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