メイクHOW TO
2022.2.16

似合うピンクメイクが絶対見つかる!プロが分析する春の「新しいピンク」

どうしてピンク?どんなピンク?人気ヘア&メイクアップアーティスト3人がこの春の「新しいピンク」を分析!

この春、メイクは断然「新しいピンク」

\分析するのはこの3人!/

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(左から)

林 由香里さん

圧倒的なセンスとテクニックをもち、トレンドのメイクを多数発信!美容・ファッション誌に引っぱりだこの売れっこヘアメイク。

笹本恭平さん

抜群におしゃれ、なのに上品で色気を感じるようなメイクが大人気!温和な人柄で美的編集部にもファンが多く、愛称は「笹ニイ」。

福岡玲衣さん

流行を素早くキャッチしたファッショナブルなメイクで、注目を集める。雑誌をはじめ、さまざまなメディアで活躍中。

ちょっぴり使いにくいイメージを克服できるのが「今年のピンク」!

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笹本さん 春といえば“ピンク”だよね。季節的にもそうだけれど、最近のメイクはくすみ時代が長かったから、「ちょっと変化をつけたいな」とか「軽やかな印象にしたいな」って思う今には、ピンクは打ってつけだなって思います。いつものメイクにスタンダードにも使えるし、アクセントとしても使えるし。あと、ピンクって「甘い」とか「かわいい」というイメージが先行していて大人には難しいっていう印象があるってよく聞くんだけれど、今年の春は本当に質感も色もさまざまで。万能なピンクがそろっているから使いやすいんじゃないかな。

福岡さん それ、わかります!可愛いだけじゃなくて、カッコいいとか、ナチュラルとか、一般的なピンクと印象が違うものがたくさん登場していますよね。色味もそうですけれど、質感もいろいろあって、自分に似合うピンクが絶対見つかるのが、この春のピンクだと思います。

林さん 大人っぽいカラーも増えたし、ニュアンスのある、おしゃれなカラーも多い気がします。ちなみにさっき“ピンク=かわいい”ってイメージがあるって話に出ていたんですけれど、そういう人はぜひ コーラルピンクシャドウ を使っていただきたいです!ネイビーと組み合わせれば、大人っぽさやクールさもプラスできますよ。

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「コーラルピンクシャドウ」のメイクはこちら

笹本さん ピンクっていろいろなカラーと組み合わせができて、それ次第で全然違う表情になれちゃうのも、いいよね。林さんらしくて、おしゃれ~!おしゃれといえば、軽やかな感じになってきている春のファッションには シアーピンクシャドウ がマッチしていていいなって思います。グレーと組み合わせて、ピンクが主役じゃなく、仕込む感じも素敵かなって。

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「シアーピンクシャドウ」のメイクはこちら

福岡さん それ、春らしくていいですね。私は、新作コスメの中で今年は断然チークをマークしていて…

林さん 今年はチークが戻ってくる!色も質感も豊富だし、絶妙なピンクもいっぱい出ていて、楽しめそうだよね。

笹本さん そうそう!チークが主役になってもいいかもって思える優秀なものがたくさんある印象。重ねて楽しめそうなカラーも豊富だよね。

福岡さん 冬から春にかけてのこの時期だと、 コーラルピンクチーク が使いやすいなって思います。まだ肌寒いからこそほんのりとした温かみがあって、優しい印象になれるのがいいかなって。肌になじむから、ピンク初心者さんや、なんだか浮いちゃうって印象の人も使いやすいと思います。

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「コーラルピンクチーク」のメイクはこちら

簡単な色の組み合わせで多彩な表情を作る万能さも!

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林さん 福岡さんから、ピンクは浮いちゃうイメージがあると思っている人が多いって話が出たけれど、使ってみると、意外に肌になじむんだっていう発見もできるんじゃないかな?

笹本さん そうそう。気兼ねなく、ささっと使っても、昔みたいに腫れぼったい感じにならないよね。これも最近のピンクのいいところかも。

福岡さん ピンクって一言で言っても、やっぱりトレンドがある気がします。今年のピンクは、そういう感じ!

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笹本さん あとね、イエベやブルベを気にして「このピンクにしよう!」と選ぶ人が多いと思うんだけれど、僕は自分が惹かれたものを使うのがいちばん大切な気がするんだよね。どれを選んでもちょっとしたテクニックで絶対素敵になれるからこそ、今年はぜひ自分の発想で思いのままに、自由にピンクを取り入れて楽しんでほしいな。

福岡さん そうですよね。それでいうと、ぜひ今年『美的』読者の皆さんにトライしていただきたいのが、一見「どうやって使ったらいいかわからない」と思いがちな ネオンピンクリップ ですね。鮮やかでポップな色味で派手に見えそうだけれど、他の色を少しプラスしたり、塗り方をちょっと工夫するだけで、使いこなせるようになると思うんです。

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「ネオンピンクリップ」のメイクはこちら

笹本さん 明るい色を使いたい春にはぴったりだね。勉強になる~(笑)。

林さん 春らしくフレッシュな感じも出そうでいいかも!

笹本さん 鮮やかピンクもいいけれど、透明感のあるピンクも春には外せないなって思います。どうかな?

林さん・福岡さん もちろん!

笹本さん 良かった!僕が注目しているのは ピュアピンクシャドウ 。可愛らしさもあるんだけれど、透け感もあって、甘すぎずに使えるんです。甘い顔だちの人や、大人っぽく仕上げたい人は、落ち着いた色味と組み合わせるのもいい。ひとつ手に入れておくと、いろいろな表情が楽しめるので絶対買いだと思います。

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「ピュアピンクシャドウ」のメイクはこちら

林さん 抜け感が笹本さんらしい!

福岡さん まだまだマスク生活が続きそうなので、アイシャドウだとピンクメイクを楽しみやすいですね。さらに組み合わせる色味を変えれば、よりアイメイクの幅も広がりそう。

ピンクを楽しむためのファーストステップは?

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笹本さん 今年のピンクの魅力をたくさん語ってきたわけだけれど、やっぱり話すよりまずは試してほしいよね!

林さん そうですね。でも新しい色に挑戦するって勇気がいると思います。例えば、今使っている色にアイラインやカラーマスカラでピンクを足して楽しむところから始めてみるのはどうでしょうか?ちょっとずつ慣れていけば、いつの間にかピンクをマスターできるようになるかなと。どこかにピンクを入れているだけで、ぐんと今っぽくなれると思います。そこもチェックしてみてほしいです。

福岡さん 1色だけピンクが入っているアイシャドウパレットを手に入れるのもおすすめです。そのほかの色は「使いやすい」って思えるものを選ぶのも、ピンクメイクを始めるひとつのきっかけになるんじゃないかなと思います。

笹本さん 今回は、僕たちの“推しピンク”を使って、注目の女優さんにメイクをしてみたわけですが…林さんと福岡さんの担当したメイクはどれも新しいピンクの魅力と、それぞれの女優さんの新しい表情が伝わるビジュアルになっていて、見入っちゃいました!使い方もとっぴなことをしていないのに、あか抜けた印象になっているし!

林さん 笹本さんのメイクもさすがでしたよ!色の合わせ技や抜け感が絶妙で、笹本さんのメイクのこういうところが好きって思っちゃいました。

福岡さん 私も、参考にしたいなって思うことがたくさんありました!

笹本さん 『美的』読者の皆さんがピンクメイクをするときの参考になれたら、うれしいですね!

撮影の裏話も!? この対談がpodcastで聞けます!

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3人のトークはまだまだ!この続きは、生の声を音声にてお届けしちゃいます。
ご視聴はこちらから

 

 

『美的』2022年3月号掲載
撮影/藤井マルセル(人物)、横山創大(静物) 構成/杉浦由佳子、安井千恵、松村早葵

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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