ライフスタイル特集
2016.1.29

快眠で美を磨く!自分に合った枕とマットレスの選び方

たっぷり睡眠を取ったのになぜか朝から疲れている…、むしろ朝が一番疲れている…、そんな悩みを持つ人は寝ている間の姿勢に要注意。寝具が合っていないことが原因かもしれません。

毎日使う寝具について真剣に考えるきっかけをつかみたい!と、創業450周年を迎えた老舗「東京西川」さんのドアをノック。最先端の寝具について詳しくお話を伺ってきました。

教えてくれたのはスリープマスターの杉原さん。
「今の枕を使い始めてどのくらい経ちますか?」
「…はっきり覚えていないけど、5年以上は経っています」
そんな会話のはじまりから、いかに枕に無頓着だったかを自覚。毎日重い頭と首を支えている枕には寿命があります。購入時はぴったりと合った枕も、長く使っているうちに弾力性やボリュームがなくなり、高さも保てなくなってきます。枕が身体に合っていないと頭痛や肩こり、いびき、不眠症、首のシワなど、さまざまな症状の原因に!

枕の寿命(目安)
ウレタンフォーム:2~3年、わた素材:2~3年、パイプ素材:4~5年 フェザー:2~3年 そば殻:1~2年

杉原さんから教えていただいた枕選びのポイントは以下のとおり。
・首をしっかり支えるもの
・後頭部にフィットするもの
・仰向け寝、横向き寝のどちらにも対応するもの
・寝返りに対応できる十分な横幅のあるもの
・高さ調整ができるもの
これらのポイントを押さえた上で、自分に合った「高さ、大きさ、硬さ、素材」をセレクトするのがベスト、とのこと。

 

枕選びの基礎がわかったところで、東京西川ビル内 日本睡眠科学研究所にて枕とマットレスの「パーソナル・フィッティング」を体験。ネイマール選手、カズ選手をはじめとしたトップアスリートや著名人のみに行っている測定、と聞き、ドキドキ!

シート状の機械の上に、「&Free(アンドフリー)」シリーズのマットレスと枕を数種類置き替えながら、仰向け寝と横向き寝の際に身体にかかる圧力を測定してもらいました。
IMG_4330

 

色が濃い部分(赤~青)は圧が集中的にかかっている部位。グリーンの均一面が多ければ、体圧がうまく分散されているということを示しており、体感も楽!
体圧データ

 

枕については、6種類の素材から心地良いと感じる硬さや感触をセレクト。事前に測定した後頭部から首・肩口までの高さを基に、仰向け寝にも横向き寝にもフィットするように高さを微調整していきます。
鄒守噪

IMG_4326

実際に測定を体験してみて、身体に合った枕とマットレスを上手にチョイスすると、体圧分散がより良い状態に近づくことを実感!バランス良く圧力を分散することで血行の促進にもつながるのだとか。

「&Free(アンドフリー)」シリーズは、パーソナル・フィッティングで一人ひとりに合った寝具を提案するコンセプトとナチュラルなデザインで、ファミリーや女性にぴったり。オーダーメイド枕を作ることも可能です。マットレスも、ライフスタイルに合わせて選べるように多数ラインナップ。自分の体型にフィットするものがきっと見つかるはず。

快眠を追求したい人は「体圧分散」をキーワードに、寝姿勢を見直してみるのが一つの策かもしれません。

 

スリープマスター 杉原桃菜さん
東京西川・日本睡眠科学研究所認定のスリープマスター。「東京西川」社内での販売員教育の他、眠りのアドバイザーとして、セミナー講師、寝具選びのコンサルティング、快適な睡眠環境づくりのアドバイスなども行う。メディアでも幅広く活躍し、プロのアスリートからの信頼も厚い。

 

【関連商品情報】
・オーダーメイド枕 25,000円(税抜)

・マットレス SA (レギュラー・ハード) *三つ折りタイプ
シングル 90,000円(税抜) ~

点で支えて体圧を分散させる独自の4層構造が快眠姿勢を保ち、横向き寝にも対応。レギュラーとハードの2タイプ。
点で支えて体圧を分散させる独自の4層構造が快眠姿勢を保ち、横向き寝にも対応。レギュラーとハードの2タイプ。

 

 

東京西川公式HP http://www.nishikawasangyo.co.jp/

 

取材:美的.com

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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