ナジャ・グランディーバさん「家では秘密の私…なんてちょっとドキドキでしょう」家で楽しむひとり遊びとは?
しなやかに自分軸を貫いて輝いているあの人は、何を“抜いて”いる?何を大切にしている?幅広い世代に人気のドラァグクイーン ナジャ・グランディーバさんの“抜き方”を教えていただきました。
休みは家でひとり遊びに没頭してすっきり
私、今日は休むって決めたらずっと家にいて誰にも会わないんです。 ベッドとソファの間を行ったり来たりして、ボーッとしたり好きなことをしたり。 元々テンションが高い方じゃないから、スイッチオフできる時間がすごく大切。 家で何をしているかというと、“ひとりファッションショー”とかね。
私、昔からパリコレとかのファッションショーを観るのが大好きで、ナジャの名前も’90年代のスーパーモデル、ナジャ・アウアマンが由来なんです。で、当時のショーの映像を観ながらモデル気分でリビングをうろうろするってわけ。まあ、第三者から見たらすごい気持ち悪い画だと思うけれど(笑)。後は、イヤリングを作ったりもしています。市販のものだと小ぶりで物足りないから、3つくらいつなげてリメイクしたり。これも楽しくて時間があっという間に過ぎちゃう。
好きなことに浸って無になると、イヤなことがあってもスッと忘れられますね。美容が好きなら、家でいろんなメイクをやり切って遊んでみるのもいいんじゃない!?外ではすごく清楚なのに、家では誰も知らない秘密の私…なんてちょっとドキドキでしょう。自分の中でギャップを楽しむって、すごく“抜ける”んじゃないかな。
海外ファッションショーの映像を収めた秘蔵DVDコレクション。これはまだまだほーんの一部。
ナジャメイクの必需品、レブロンのスキンライトプレストパウダー(私物)。ハイライト効果がピカイチ。
Profile
ドラァグクイーン ナジャ・グランディーバさん
’74年生まれ。洗練されたパフォーマンスで多くの人を魅了する、日本を代表するドラァグクイーン。軽快なトークでテレビやラジオにも多数出演し、幅広い世代にファンが多い。
『美的』5月号掲載
構成/野村サチコ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。