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2020.4.7

高畑充希さんインタビュー|「できるようになるまで、地道に努力することが楽しい!」

話題の映画やドラマで主演を務める大人気女優・高畑充希さん。来月からのミュージカルに向けて、スペシャルインタビューを行いました。

できるようになるまで、地道に努力することが楽しい。苦手な積み重ねを頑張り中!

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そのキャリアを舞台からスタートさせた高畑充希さんにとって、いく度となく鑑賞した『ミス・サイゴン』は、憧れのミュージカルだった。ベトナム戦争下でのベトナム人女性とアメリカ兵の悲恋を描く舞台で、ついに、ヒロインのキム役をオーディションで射止めた。

「17~20歳の役なので、年齢的に最後のチャンスかもしれないと思って挑戦したのですが、キャスティングしていただけて、驚きと喜びが半々でした。今はプレッシャーもありますが、今回はキムを4人のキャストで交互に演じるので、相談し合える仲間がいてとても心強いです。何より、楽曲が本当に素晴らしくて、歌う度に感動しています。声が出るように地道に努力することも楽しくて。始めは1曲歌うとのどが痛くなっていましたが、今はもう大丈夫。やっぱり、積み重ねは裏切りませんね!」

少し前、2度目のベトナム旅行で、黒と、ターコイズブルーのアオザイを2着購入した。
「アオザイはおなかも見えてセクシーですが、パンツでアクティブさもあって、絶妙なバランスが素敵ですよね。今回、戦争証跡博物館にも行ったんです。戦争は死と隣り合わせであることを改めて実感し、物語でのキムの選択も理解できる気がしました。私だったら、ひとりの男性をこれほど待てないと思う程彼女はピュアで、登場人物にも悪者はいないんですよね。それが物語をより切なくしている気がします」

演じる役は年々難しさを増しているけれど、どの作品も高畑さんの熱演に魅せられる。
「個人的には、婚活に夢中なラブコメとかもやりたいのですが、なぜか一筋縄ではいかない役が多くて。仕事でも旅でも好奇心が勝ってしまって、前途多難な方を選びがちです(笑)。ちなみに、ミュージカルは急に歌いだしたり、登場人物が前を向きがちな感じが苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、劇場全体をテーマパークと捉えると、より楽しんでもらえるかなと思います!」

MITSUKI’s Tips

#オンライン英会話
最近始めました。1日30分、ネイティブの方とお話ししています。続くといいなぁ!

 

#フィルムカメラ
今、撮影にハマっています。カメラは富士フイルムの「ナチュラ」。現像するまでどう撮れているかわからないのも楽しい!

ミュージカル『ミス・サイゴン』

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ベトナム戦争末期、ベトナム人の少女キムは米兵クリスと恋に落ちる。サイゴン陥落の混乱でふたりは離れ離れになるが、キムはクリスとの子タムを育てながら、愛する人を待ち続けていた――。
出演:エンジニア/市村正親、駒田 一、伊礼彼方、東山義久 キム/高畑充希、昆 夏美、大原櫻子、
屋比久知奈(いずれも交互出演)ほか
5月19日~6月28日
東京・帝国劇場ほか8都市で公演(高畑さんは東京・大阪公演のみ)

 

PROFILE
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高畑充希さん
たかはた・みつき/1991年大阪府生まれ。2005年に女優デビュー以降、多くの舞台や映画、ドラマで活躍。2016年のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』でヒロインを務めた。近年の主な出演作に、第43回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、ドラマ『同期のサクラ』など。

 

『美的』2020年5月号掲載
撮影/勝岡ももこ ヘア&メイク/市岡 愛(PEACE MONKEY) スタイリスト/番場直美 構成/松田亜子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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