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2026.1.22

森田 剛さん「年齢に抗わず、年相応に見られたい」|舞台『砂の女』スペシャルインタビュー

10代でアイドルとしてデビューして以来、30年以上第一線で活躍し続けている俳優の森田 剛さん。一癖も二癖もある役が多い森田さんが今回チャレンジするのは閉鎖的な空間で“極限の状態に置かれた”男役。作品の印象や役作りへの思い、プライベートや美容のこだわりまで、率直に語っていただきました。

EDIT: 美的.com編集部

美的.com編集部

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2001年に小学館が創刊した美容専門誌『美的』の公式WEBサイト『美的.com』と、全ての公式SNSを運営しています。美容を愛し、トレンドにも敏感な20~30代のエディターが多く在籍。コスメはもちろん、イベントやビューティアイコンの最新情報をどこよりも早く詳しく発信しています。コスメマニアによる丁寧でわかりやすい全色スウォッチが好評で、選りすぐりの新作コスメを深掘りしたニュース記事制作が大得意。動画編集にも注力し、公式YouTubeを毎週水金の夜20時に更新中です。

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俳優
森田 剛
俳優。1979年2月20日生まれ、埼玉県出身。2005年、劇団☆新感線の『荒神~Arajinn~』で舞台初主演を務めて以降、数々の舞台、映像作品に出演。近年では、舞台『空ばかり見ていた』(2019)『FORTUNE』(2020)『みんな我が子』(2022)『ロスメルスホルム』(2023)『台風23号』(2024)『ヴォイツェック』(2025)など多数出演。主な映画出演作には『ヒメアノ~ル』(2016)『前科者』(2022)『DEATH DAYS』(2022)『白鍵と黒鍵の間に』(2023)『劇場版 アナウンサーたちの戦争』(2024)『雨の中の慾情』(2024)などがある。

森田 剛さん「自由と不自由の間で人間がどう変わっていくのか、それに興味があります」

ジャケット ¥77,000(税込) パンツ ¥66,000(税込)

――今回、安部公房著の名作「砂の女」にご出演が決まりましたが、原作を読まれた印象は?
「もともと知っていた作品で、好きな世界観だったんです。読んだことがある人は分かると思うんですけど、ああいう心理描写に興味がありました。閉鎖的な環境の中で、女性と二人きりになって逃げられなくなる。究極の状態で、人間がどういう動きをするのか、相手にどういう言葉を言うのかがすごく面白いなと思いました。砂に囲まれて乾いた空気感と、男女のツヤっぽい部分の対比が面白いですよね。自由と不自由の間で、人間がどう変わっていくのか、それに興味があります」

――今回、難しい役どころでもある“男”役を演じる上で、意識されていることを教えてください。
「うーん、まだ特に意識はしていなくて…。例えばですけど、女性がお化粧をするってプラスしていくイメージがあるじゃないですか。それとは逆のような、削っていく作業をしていくような気がしています。自分自身もそうだし、色々と削ぎ落としていくという感覚になると思います。」

――役と森田さんの共通点はありますか?
「まだ稽古が始まっていないので、今の段階では何も出てこないですね。多分これから出てくると思うんですけど、役を理解しちゃうと、そこで終わってしまう感覚があるんです。例えば、『ここは悲しいから悲しいセリフなんだ』と理解した瞬間に、つまらないものになってしまう。だからなるべく、分かってはいるけど理解しないようにしたりするんですよね。だから共通点はないってことにします。」

――今回の演出は山西竜矢さんですが、第一印象を教えてください。
「実は、以前お会いしたことがあるんです。なんか優しい、柔らかい感じもあるし、でも意思の強さを感じますね。演出家としての山西さんとご一緒するのは初めてなので、どういう演出をするのか、それが楽しみです」

――相手役の藤間爽子さんの印象はいかがですか? 掛け合いのシーンが多いと思いますが、意識していることがあれば教えてください。
「まだ稽古も始まっていないので、あまり話せていないんですけど、砂の中ってすごく閉鎖的な限られた場所だけど、そこでこそ自由がいっぱいあるという気がしています。お芝居を作るときも、その中でお互い自由に作って壊してチャレンジして、っていうのができたらいいなと思います」

――山西さんの演出、藤間さんとの掛け合いと見どころがたくさんありそうですが、観客の方に特に注目してほしいポイントはありますか?
「“ここ!”というのはないですね。最初から最後まで全部注目してみてほしいというのが本音です。難しいテーマだし、理解されないこともあると思うんですけど、どう見るかは人それぞれだと思うし、究極の場所で人間がどうなっていくのか、それを面白がってくれれば嬉しいです。」

「ゴルフはスランプ中…常にメンタルコーチを引き連れて生活したい(笑)」


――前の舞台が終わったばかりですが、過酷な舞台を乗り切るための体調管理法はありますか?
「熱が出たとか体のどこか痛いとか、そういうのは我慢すればいいじゃないですか。でも声は枯れたり出なくなったりしたら本当にどうにもならないんで、のどのケアはちょっと気にしますね。とりあえず蜂蜜を舐めとけば何とかなるのかなって思っています。だから蜂蜜は常に持ってますね。ちょっとなんか違和感あるなって思ったら、手洗いうがいマスクよりも蜂蜜を信じてます(笑)」

――長丁場での舞台中の、リフレッシュ法を教えてください。
「家に帰ることですかね。家に帰ったらリフレッシュできるんで。地方のホテルとかほんと辛いんですよ、リフレッシュできないですから。」


――今はちょうど舞台と舞台の間なので、かなりリフレッシュできていそうですね。プライベートでいま頑張っていることは?
「ゴルフを頑張ってますね。ちょっとスランプに陥ってるんですけど…。ゴルフはハマって20年くらいやってるんですけど、初めてぐちゃぐちゃになっちゃって。でも逆になんか、こんだけぐちゃぐちゃだから、一から組み立てなきゃいけないっていうのもありますよね。メンタルトレーナーをつけようかなと思って。」

――キャディのような感じで?
「そう、常にコーチを引き連れて生活しようかなと。ゴルフは特にメンタルスポーツだから、プレー中以外もメンターとして側にいてほしい。実は小心者だから、常にプルプルと震えてるんですよ(笑)」

――森田さんの意外な一面を垣間見ました。スキンケアはこだわっていますか?
「“これ”っていうものが見つかったら、ずっとそれを使うんです。ブランドはよく分からないんですけど、なんか金のキャップの化粧水を使っています。スキンケアはだいたい化粧水だけで終わりです。乳液とかクリームとかあんまつけないですね。僕は早く年相応に見られたくて、“老けたい、劣化したいな”って思ってるんです。その方が役に深みが出る気がして。」


――貴重なお話をありがとうございました。では最後に、舞台への意気込みと『美的』読者へメッセージをお願いします。
「頑張ります。人間、頑張るしかないんですよ。…そうですね、全力で頑張ります。興味があったら、ぜひ見に来てほしいです」

一言一言、言葉を紡ぐように自身の言葉で真摯にインタビューに答えてくれた森田さん。砂の中で究極の人間ドラマを演じる森田さんの姿を、ぜひ劇場で目撃してください。東京公演は本日1月22日よりチケット先行販売スタートです。

information


あらすじ
教師の男・仁木順平(森田 剛)は夏に休暇を取り、昆虫採集のために海際の砂丘に赴いた。そこには、一風変わった村があった。家々がまるで蟻地獄の巣のように、砂丘に深く掘られた穴の中に建っており、どれもこれも今にも砂に埋もれてしまいそうなのだ。変わった村もあるものだと思いながら、男は村の老人に勧められ、そのうちの一軒に泊まることに決めた。家の中では、断続的に降り注ぐ砂に家が埋まってしまわないよう、家主の女(藤間爽子)がひとりせっせと砂掻きに精を出していた。翌日男が目を覚まし、地上に出ようとすると、外に出るためにかけられていた縄梯子が無い。不思議に思う彼だったが、なんとそれは村の人々の仕業だった。ひっきりなしに穴から砂を運び出さなければこの村は埋まってしまうため、村人たちは砂掻きの人手を求めており、男を騙して村に引き留めようとしていたのだ。男は困惑するが、砂を掻かずに逆らうと水が配給されなくなってしまうため、女と砂を掻き出しながら奇妙な同居生活をせざるを得なくなる。なんとか砂の穴から脱出しようと、思いつく限りのあらゆる方法を試みる男だが…。

原作:『砂の女』安部公房
脚本・演出:山西竜矢
出演:森田 剛 藤間爽子 大石将弘 東野良平 永島敬三 福田転球
東京公演 2026年3月19日(木)~4月5日(日)@紀伊國屋ホール
仙台公演 2026年4月8日(水)@電力ホール
青森公演 2026年4月11日(土)@SG GROUPホールはちのへ(八戸市公会堂)
大阪公演 2026年4月18日(土)~4月 20日(月) @森ノ宮ピロティホール
公式 HP :https://stageoffical.com/sunanoonna/

【衣装問い合わせ先】
the nonnative shop 03-5728-5691
カル 03-6441-3661

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

EDIT: 美的.com編集部

2001年に小学館が創刊した美容専門誌『美的』の公式WEBサイト『美的.com』と、全ての公式SNSを運営しています。美容を愛し、トレンドにも敏感な20~30代のエディターが多く在籍。コスメはもちろん、イベントやビューティアイコンの最新情報をどこよりも早く詳しく発信しています。コスメマニアによる丁寧でわかりやすい全色スウォッチが好評で、選りすぐりの新作コスメを深掘りしたニュース記事制作が大得意。動画編集にも注力し、公式YouTubeを毎週水金の夜20時に更新中です。

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撮影: 古水 良(cheekone)

ヘアメイク: TAKAI(undercurrent)

スタイリング: 松川 総

構成: 児玉由希

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