それってウソ?ホント?“タバコを吸うと貧乳になる”のウワサを乳腺科医に直撃!
日常に潜む美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“バストアップとタバコ”について。タバコを吸うと、バストが大きくならないって……ウソ? ホント? ピンクリボンブレストケアクリニック表参道院長・島田 菜穂子さんにお答えいただきます。
Q:タバコを吸うと、バストが大きくならないって本当?
健康被害が言われ、禁煙ムードが高まっているタバコですが、タバコとバストの間にも、恐怖のウワサが囁かれています。タバコを吸うと、バストが大きくならないとは本当なのでしょうか?
さっそく、この疑問を島田先生にぶつけてみました! 先生の答えは……?
A:それは本当です
「タバコを吸うことによって、タバコに含まれるニコチンが血管を収縮させます。成長期に血流が滞ると、成長が妨げられます。なので、未成年からタバコをプカプカ吸っていたという方は……確かに成長しません。
また、タバコだけでなく、夜に睡眠をしっかり取らないというのも、バストを育てる女性ホルモン・成長の分泌に影響を与え、育ちにくい状態になってしまいます」(島田先生・以下「」内同)
悪影響大…!タバコで乳がんの発生率が高まる
「バストがすっかり成長しきったあとなら、タバコを吸っていいのかと言ったら、それもよくありません。喫煙をするとがんのリスクだけでなく、乳がんのリスクも上がります。タバコは肺がんの要因といわれていますが、それと同じくらい、タバコと乳がんも関連性があるのです。
さらにタバコが怖いのは、副流煙よっても害が起こることです。自分が吸わなくても、周りやパートナーが喫煙することでも、乳がんのリスクが上がることがわかってきています」
タバコは、成長期に吸っても成長後に吸っても、バストに悪影響を及ぼすのですね。タバコは老化も早めますので美しいバストを保つためにも悪影響。自分だけでなく周囲の健康的なバストのためにも、タバコはぜひとも控えたいところです。
■ピンクリボンブレストケアクリニック表参道
文/木土さや
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