きぬたん:こんにちは。きぬたんこと美容エディターの小内衣子です。みきたん、この打ち合わせの前にサウナに入ってからここに来たって言っていたけれど、いつもコスメポーチとか持って歩くのって大変じゃない?
みきたん:きぬたん、私、ほぼほぼメイクしていないのです。アートメイクを駆使!
きぬたん:えっ! アートメイクは眉だけじゃなかったっけ? ほかにはどこにしているの? 自然すぎて全然わからない。
みきたん:眉とアイラインと実は、唇もしているの。顔洗ってもこのまんま。ラクすぎ♪
きぬたん:うわあ、唇も!? アートメイクするとどうなるの?(興味津々)
みきたん:唇の色と形と立体感を作ってくれます。唇の色が薄い・暗い、唇の輪郭がぼやけている、なんだか唇がやせてきた…なんて人には超おすすめ。赤ピンクのプルンプルンな唇が、洗顔しても食事してもそのままキープできるのです。
BEFORE
AFTER
きぬたん:痛くないの? どれくらいもつの?(興味は続く)
みきたん:皮膚が薄い部分だから、痛い人は痛いかも。でも塗る麻酔をしたから私は全然大丈夫でした。もちも人それぞれだけれど1~3年みたい。
きぬたん:私も以前よりずっと色も厚みも薄くなってきたから大検討してみます! みきたんが眉のアートメイクをすごく推していたので、今年の1月に韓国でやってきちゃった♪ 失った眉尻や、ふぞろいな眉頭を描かねば外には出られなかったから、何もしなくても眉があるって毎日感動! それが、みきたんは、3ヶ所もアートメイクとはスゴイ。先輩って呼んでいいですか。ところで、ついでに聞いちゃうんだけど、そうなるとみきたんのポーチって小さいでしょ。
みきたん:あ、バレました? これなの。
きぬたん:わ、本当に小さい! コスメ少なっ!!
みきたん:サウナの温浴で毛穴を開いて汚れを落として、水風呂で引き締めているせいか、肌の調子が良くて。スキンケアはたっぷりの化粧水と美容液、アイクリームの3品ケアでおしまい。ベースメイクは、ファンデーションは塗らず、コンシーラーで気になる部分をカバーするくらい。せっかく肌がフレッシュな状態だから、正直、あれやこれやと覆いたくなくて。
きぬたん:わかるわー、家に帰るだけならスキンケアだけでいいよね。でもこの後人に会う予定があるとなると、一応、全部顔作らなきゃとなってひと仕事。
みきたん:どんなときでも、保湿は重要なので、たっぷり全身にまで使える無印良品のローションは便利。何度リピ買いしたかわからないです。それとおすすめがチーク! 私はトムフォードのスティックチークをチョンチョンとつけて指でポンポンと広げると、サウナ後の血色感も借りてイキイキ感が出るんです。血色感があるかないかで顔印象は全然違うものと実感。
きぬたん:本当ね。眉・アイライン・リップのラインがキマっているから、顔は十分ハッキリ(元々、みきたんは彫りが深いけれどね)。だからあとは色や輝き(ツヤ)をまとえばいいのね。参考になります! もうひとつ聞きたいのだけれど、お風呂場に必ず持って行くものも少ないの?
みきたん:コレだけです(バッグから取り出す)
みきたん:サウナの中で頭皮マッサージするためのカッサと、口の中をスッキリさせるとより爽快なので歯ブラシ&歯磨きセット、あと酵素洗顔料。これらがあれば、心身ともにスッキリ! 出張先にもこのセットを持って行ってサウナを楽しんでいます♪
きぬたん:さすが、プロ! 最小限の荷物で最大の効果を狙っているのね。“サウナ=いろいろ持って行かなくちゃ”にしないことがサウナを軽やかに楽しむ秘訣。私も今日帰宅したら、サウナ用荷物の断捨離します!!
【Column】『サウナしきじ』の薬草茶ができました!
みきたんのご実家といえば、静岡市の『サウナしきじ』(www.saunashikiji.jp/bath/)。こちらで特に人気なのが「薬草サウナ」や「薬草風呂」。その薬草の効果をもつお茶を新開発したそうなんです。
『サウナしきじ』の名物、薬草風呂
みきたん渾身の「薬草茶」
「韓国の韓方医が特別な配合で調合した薬草を使っています。マツフジ、オオバコ、ドクダミなど10種類以上の薬草成分によって、皮膚炎、胃腸炎、腰痛、肩こりなどに効果的なんです。その薬草の効果をもつお茶を静岡の老舗のお茶屋さんと共同開発しました。ずっと薬草茶を作るのが1つの目標だったのですが、妥協せずにサウナしきじの薬草風呂・サウナの薬草の良いところを凝縮しました。しきじ店内限定で販売しています。外からも内からもととのってください~」(みきたん)
プロデューサー、『ONEBLOW』経営
笹野美紀恵
静岡生まれ。高校大学とアメリカに留学し、現地でスカウトされ帰国後モデルとしてファッション誌や広告で活躍。2008年にはミス・インターナショナルファイナリストに選ばれる。30歳で明治大学専門職大学院に入学し、マーケティングを学ぶ。在学中から神保町で「カレーに合うビール」など、数々のプロデュースを手がけ論文を書く。その後、サウナブームと共に脚光を浴び、“サウナしきじの娘”として、飲食・宿泊施設・温浴施設などのプロデュースに東奔西走する日々を送る。昨年10月には、宮崎・延岡にある病院の屋上にプロデュースしたサウナがオープン。
instagram>>@mikie_sasano
Twitter>>@MikieSasano
エディター
小内衣子
ラジオ局の報道記者(警視庁担当)を経験後、取材対象を“事件”から“ファッションやビューティ”へと変更。ファッション誌の美容担当編集を経て、編集プロダクション『PRIMADONNA』を友人と立ち上げる。『美的』『美的GRAND』での執筆のほか、コスメブランドのWEBコンテンツ、会報誌、リリース制作なども手がける。2019年、夫に誘われ近所のサウナを初体験。慢性的な肩こりやくすみが改善され沼落ち。現在は週2回ペースで新しいサウナを体験中。いいと聞けば、国内どこでも旅に出る程のサウナ好きに。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。