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2023.9.27

【ファッション×旬メイク】大人フーディをモダンに着こなすポイントは?|美的GRAND

「キレイな人はみんなおしゃれ」の法則は、旬服と旬顔のコーデにありました。【ファッション×旬メイク -大人のアップデート術- vol.8】

今回のキーワード「大人フーディ」

秋の透け色きちんとメイクで、カジュアルコーデに大人の格と隙を

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ベスト¥81,400、カットソー¥61,600(サン・フレール〈プロタット〉) スカート¥51,700(サン・フレール〈アルファ ストゥディオ〉) ピアス各¥89,100[DIA×YG]、イヤーカフ¥66,000[DIA×アコヤパール×YG]、ネックレス¥286,000[YG]、ネックレスチェーン¥81,400[SIV×YG]、ネックレスチャーム¥29,700[YG]、左手人差し指¥107,800[DIA×YG]、左手薬指¥114,400[DIA×YG]、右手中指¥165,000[YG]、チェーンリング¥132,000[YG]、ブレスレット¥77,000[YG](ヒロタカ 表参道ヒルズ〈ヒロタカ〉) バッグ¥127,600、靴¥118,800(ピエール アルディ 東京〈ピエール アルディ〉)

上質な素材に計算されたシルエット…etc. 大人もエフォートレスに着こなせるフーディがこの秋、ブームの予感。

【コーディネートpoint】

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ぱっと見は“ハデ?”なくらいのスニーカーが、カジュアルコーデを昇華するカギに。

顔に近い耳周りはゴールドの華奢なピアス&イヤカフで、さりげなくリッチに。

足元は個性的なスニーカー。カジュアル要素をあえて増やしフーディを溶け込ませて
「足元がパンプスだとフーディだけが浮き、秋にブーツは少し重め。ナチュラルよりも適度な個性やボリューム感があるスニーカーを選び、コーディネートにスパイスを加えると、大人の余裕感が表れます。華奢アクセの盛り使いも、カジュアル感をオフするのにおすすめ!」(スタイリスト・カドワキジュン子さん)

【メイクpoint】

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透け色を重ねてトータルバランスをとりながらも、脱・ヌーディに
「コーデがカジュアルな程、大人はメイク感が大切。かといって、目元や唇の1点盛りやラメやパール、黒を強めに効かせたメイクはひと昔前の顔になりがち。透ける発色の秋色を選び調和させる感覚で丁寧にレイヤードさせ全パーツを7 割くらいずつバランス良く盛った方が大人のセンスが漂う、上質なカジュアル顔に。」(ヘア&メイクアップアーティスト・岡田知子さん)

HOW TO
A.ブラウン(中央右)を太チップ幅で上まぶたのキワに。カーキ(中央左)をブラシでアイホールと下まぶた全体に薄くオン。
カネボウインターナショナルDiv. KANEBO カラードシャドウ EX1 ¥6,050(セット価格・限定品)

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B.シアーカーキを上まぶた全体へやや長めに引く。
ポール & ジョー ボーテ リキッドアイライナー CS 130 ¥2,750(限定品)

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C.上まつ毛にブラウンマスカラを塗る。
エトヴォス ミネラルロングラッシュマスカラ チョコレートブラウン ¥2,970

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D.ミルクブラウン色リップ。トントンとラフにじか塗り。
ゲラン ルージュ ジェ サテン 15 ¥4,290(限定品)

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E.コーラルチークを頬の広範囲へ薄く。
NARS アフターグロー リキッドブラッシュ 02803 ¥4,620

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F.ピンクパール系ハイライト。頬の高い部分、鼻筋、眉山の下へ薄くオン。
SUQQU 20th アニバーサリー フェイス コンパクト 102 ¥7,700(9月15日限定発売)

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G.サフランイエローを2度塗り。
RMK ネイルラッカー EX-10 ¥2,200(限定品)

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【対談】「大人フーディ」をモダンに着こなすコーディネートとメイクのポイントは?

教えてくれたのは…
カドワキジュン子さん
スタイリスト/さりげなくラグジュアリーで大人の遊び心も忘れていない好感度の高いコーディネート提案にファン多数。女優やタレントからの指名も多い。impress+所属。

岡田知子さん
ヘア&メイクアップアーティスト/N.Y.で活躍した経歴をもち、ふんわりモードで凜としたメイク提案は常に注目を集める。女優やアーティストからも幅広く支持。TRON所属。

岡田 フーディも、大人だからこそ似合う“さりげなく上質な着こなし”に昇華できることを今回の撮影で確信しました。

カドワキ そうなんです。そのためにまずは、カッティングやディテールを大切にしたフーディ選びをしていただきたい。すると、フーディが洗練という抜け感を与えるアイテムに転び、高見えします。

岡田 確かに。カジュアル感が強いアイテム程、素材が上質であるのはもちろん、肩の落ち具合とかちょっとした丈感や自分のボディへのフィット感とか、細部までこだわらないと、大人はスタイルの悪さや生活感が悪目立ちしがち。なぜこのアイテムを着ているのか、なんとなくではなくちゃんと意思をもつことが、大人のあか抜けには必須ですよね。

カドワキ はい。大人フーディコーデで目指すべきは『きちんと感とカジュアルダウンの間』。なので、フーディにベージュ系メイクを合わせなかった、今回の岡田さんのメイク提案にも感動しました!

岡田 ありがとうございます。ベージュメイクも素敵だけれど、カジュアル感が強いアイテムを大人が着こなすには、もうひと声“丁寧なひねり”が欲しい。でないと、生活感が強調されがちに…。

カドワキ 丁寧なひねり! とは?

岡田 フーディ選び同様、ディテールが凝っていたりするような、手が入っている感です。ベージュよりもメイク感が強めなカーキのアイシャドウを選びつつ、グリーンのアイライナーで抜いたり、マスカラも黒より隙が生まれる茶色を選んだり、血色チークを単に塗って終わりではなく上品な艶感ハイライトを重ねたり…et c .王道を“どん!”と効かせるよりも、トータルバランスのとれたメイクを心掛けた方が、今はしゃれると思います。

カドワキ トータルバランスは、ファッションでも大切。今回、足元に個性的なスニーカーを選んだのは、コーディネートからフーディが浮かないようにするため。カジュアルアイテムを2個入れて、全体をまとまりやすくしました。その一方、アクセサリーは繊細なものを多めに。大人の余裕を生み出すのに必要な光沢感をさりげなく盛って、都会的に。

岡田 まさにトータルバランスですね! と言うと難しく聞こえるかもですが、メイクのコツは、発色に透け感がある秋色を選ぶこと。レイヤード使いしてもトゥーマッチにならず、カジュアルコーデに似合う大人の遊び心が表情に生まれるように。

カドワキ ワンポイント盛りをしないことも、メイクとファッションに共通する大人カジュアルの掟になりそうですね。

岡田 はい。1パーツだけを盛るとマスク生活の名残りが出てしまい、もったいない印象に。最低2点は、透け感発色の秋色できちんとメイクをしましょう。

『美的GRAND』2023秋号掲載
撮影/葛川栄蔵(hannah・人物)、金野圭介(化粧品) スタイリスト/カドワキジュン子(impress+)ヘア&メイク/岡田知子(TRON) モデル/クリスウェブ佳子 構成/北川真澄、三井三奈子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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