中村ゆり41歳 “女優の愉しみ” をセルフィーでお届け【ゆりログVol.6】美的GRAND

女優・中村ゆりさんの人気連載「ゆりログ」。第6回は中村さんの近況をお届け！

Heartful file ゆりログVol.6

あっという間の3か月ですが、皆様いかがお過ごしでしたか？私は3月15日に誕生日を迎えました。今年前半に没頭していた舞台『歌うシャイロック』の稽古中で、役者さんやスタッフの皆さんにサプライズでお祝いしていただいたのがうれしかったな。41歳になった中村ゆりも、どうぞよろしくお願いいたします。

この3か月、みっちりと演劇の仕事をしていました。『歌うシャイロック』で演じた主人公の娘・ジェシカは、非常に振り幅が大きく、多少無理をしてでもやりたい！と思える役でした。3月26日の千秋楽の翌日に高熱を出し、まさに完全燃焼。演劇には毎日積み上げて少しずつ変化していく豊かさがあります。役者同士助け合う楽しさや関係性が深まる濃密さも含めて、とても大切な仕事です。

5月から今年の後半にかけて、時代劇の撮影が始まりました。日本舞踊のお稽古、所作や歩き方、発音の練習など、準備をすることも多いです。年を重ねる程に、こういった準備を大事に思うようになりました。若い世代の瞬発力とはまた違う、大人の厚みを引き出すには準備しかありません。とはいえ、台詞覚えは年々悪くなっていきますが…（涙）。現場でも中堅からベテラン世代の仲間入りをしつつあるものの、私はあまり教えるタイプではありません。皆さん才能豊かで、何かを言うなんておこがましいと思っちゃう。自分は先輩方を見て学んできたので、恥ずかしくないようにいようとは思っています。実際はもっぱらいじられ役ですが（笑）。そんな楽しい現場の日々が、しばらく続きそうです。

41歳の誕生日をお祝いしてもらいました

当日は舞台の仲間にお祝いしていただき、後日、10代の頃からの友人と合同誕生日会をしてもらいました。家族のような友人たちと、変わらぬ関係性のまま年を重ねていけることが幸せです。楽しみにしていた40代は、心が自由になり、選択肢も増えて、本当に楽しくて。41歳も新しい体験をたくさん増やしていきたいです。

時代劇の撮影で、京都と東京を行き来

今年後半～来年に公開される時代劇の作品に参加しています。撮影場所は京都なので、東京と行ったり来たりの日々。

地方での仕事は、サウナと銭湯と、おいしいラーメン屋さん巡りが楽しみです。老舗のラーメン店「本家 第一旭」の「お持ち帰りラーメン」をテイクアウトして東京に戻り、自宅で作って食べました。

美意識が高まる『美的グラン』の撮影

この連載の撮影と、メイク企画の撮影にも参加させていただきました。

女性誌の撮影は、見た目にも美しいお弁当が楽しみのひとつ。グランの撮影で教えていただいた『MOMOE』のお弁当を、舞台の現場に差し入れしました。きれいだけどボリュームもあって、若い男子にも好評でした！

長い舞台の期間で人間関係を深める

舞台『歌うシャイロック』ではひとりの女性の大人から幼児までを演じました。衣装とヘア＆メイクにもすごく助けられています。

ご一緒したキャストとアンサンブルの皆さんでお疲れ様のバーベキュー。カキと鯛めしを差し入れました。舞台は長い期間、助け合いながら一緒に過ごすので、関係性も濃密になります。

母と過ごす時間を楽しんでいます

長年働いていた母が、今年仕事を辞めたので時間が合わせやすくなり、家族で過ごす時間をもてるように。鴨を取り寄せてすき焼きをしました。

せっかくなので母にはゆっくりしてほしいけれど、得意な編み物で友人たちにバッグを編んであげるという仕事を見つけてしまったようです（笑）。なかなかのできですよね！？

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