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2023.2.27

美容エディター・松本千登世さん「肌と生き方への自信が未来の美しさが育つ」|手に入れた美肌こそ私を輝かす財産

『美的』4月月の大特集テーマでもある“美肌財産”。美容エディターの松本千登世さんが考える、「肌がキレイが財産」の意味は…?

手に入れた美肌こそ、私を輝かす財産!


長引くパンデミック、金融危機、平和問題…etc.先行きが不透明な今だからこそ、実は幸せの近道は“自分で自分をいたわること”かも知れません。仕事や家事、育児などの不安があっても、自身の肌をお手入れする時間だけは忘れて、コスメが与えてくれる心地よさに没入してみては?丁寧なお手入れの積み重ねが、どんな時代でも、年齢を重ねても、美しく、強く、楽しく生きられる自信と輝きを生み出してくれると『美的』は思うのです。(あ!もちろんそれが大変なときは、最新アイテムやプロに教わるコツで、ショートカットしてもOKです♪)


「肌への自信と生き方への自信が上向きのスパイラルになり、未来の美しさが育つ」
――――美容エディター・松本千登世さん

 
近年まれに見る反響で、数々の賞を受賞したTVドラマ『最愛』。主たる登場人物3人はもちろん、脇を固める役者陣の演技にも、思わず引き込まれる凄みがありました。フリーライターを演じた田中みな実さんもそう。またも新たな才能を見せられた思いで、よりファンになった人は私だけではないはずです。ドラマの展開に夢中になっていたある日のこと。ネットニュースにこんな一文を発見しました。「ネガティブな感情を抱きながら闇を追い、昼夜問わず張り込んで睡眠も食事もままならない。そんな荒れた生活を送るフリーライター役を演じるには、肌が綺麗すぎない?」。演技力の高さを評価しながらも、肌が綺麗すぎて役としての説得力がないという、少し意地悪な視点。でも、でも……、どきりとさせられました。裏を返せば、綺麗な肌は、睡眠も食事も良質を規則正しく、もっと言えば、その先にある体も心も、思考も行動も、生活も人生も健やかであると語り出す、そんな「暗黙の了解」があるということ。肌=その人そのもの。改めてそう諭された気がしたから。

個性と多様性の時代と言われる今、この認識はさらに大きく進化を遂げていると感じます。「肌は白いほうが」「毛穴が目立たないほうが」といった一方向に向かう偏った価値観や美意識から解き放たれ、年齢も肌質も超えて、ひとりひとりの「今」が最大限心地いい状態であることが、キレイな肌の新定義。つまり、余計なものを溜め込むことなく、スムースに巡り、リズミカルに弾む心地いい生活、心地いい人生。それがみずみずしさや輝きとなって目に見えたときの透明感こそが、キレイの正体に違いないのです。

だから、毎日を、人生を楽しむためにスキンケアしたい、メイクしたい。自分自身が持つすべての可能性を信じ、愛で、生かしたい。堂々と、生き生きと、自分らしさを楽しみたいと思うのです。そうして肌への自信と生き方への自信が行ったり来たりしながら、上向きのスパイラルになったとき、自分らしい美しさが育っている……、肌がキレイが財産、その意味はここにあるはずです。

 
Profile
まつもとちとせ/航空会社、広告代理店、出版社勤務を経て、独立。独自の視点で描かれた、柔らかくて温かくて凜としたタッチの文章が“響く!”と話題。美容のプロにもファンが多い。

 

『美的』2023年4月号掲載
撮影/李 有珍(aosora) 構成/北川真澄

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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