中村ゆり40歳 “女優の愉しみ” をセルフィーでお届け【ゆりログVol.4】美的GRAND
女優・中村ゆりさんの人気連載「ゆりログ」。第4回はバラエティ番組の出演やイベント登壇の裏側も紹介します!
Heartful file ゆりログVol.4
Yuri Nakamura/女優。1982年、大阪府出身。TVドラマや映画、舞台と多方面に活躍する。本誌ではレギュラーモデルとして活躍。出演ドラマ『クロサギ』(TBS系)が2022年内放送中。出演映画は『窓辺にて』が公開中。『嘘八百 なにわ夢の陣』が2023年1月公開予定。
前回のこの連載では、夏に1か月演技の仕事をお休みしたことをお話ししました。連ドラの撮影や舞台の仕事が続くと、いつもどこかで緊張している状態なので、やはりリフレッシュすることは大切! たっぷり休んだので仕事欲も無事満タンになり、この3か月はドラマや映画の撮影、公開になった映画の告知など、濃密な日々を過ごしていました。
たまに「長年にわたり作品への出演が途切れない秘訣は?」と質問いただくのですが、多分…経験がないこともできるかどうか不安なことも、いただくお仕事はありがたく頑張ってみようという精神ですね(笑)。女性誌のモデルの仕事を初めていただいたときもそうでした。周りの方の助言もあり、あえて“得意なことばかり続けない”ようにしています。
皆さんは、何か“得意じゃないこと”ってありますか? 私はたくさんあるんです。例えばキャリアウーマンの役が苦手。会社勤めの経験がないのでリアルに見せる自信がなく、以前は本当に不安でした。でも、何事も積み重ねれば血となり肉となるというのは本当で、役をいただく度に勉強して研究を重ね、今は少し余裕が出てきたかも。ほかに、運動音痴なのでアクションも得意とはいえないのですが、ジムに通って本番までになんとか形にします。仕事には必ずお尻があるから、そこにきっちり合わせるのがプロ。どんな職業でも、そこは同じですよね。
仕事をきっかけに始めたことは、結果的に必ず自分のプラスになります。私にとっては美容もそう。字数がなくなってしまったので、この続きはまた次回に!
映画『窓辺にて』の宣伝でドレスを着ました
10〜11月は、出演映画『窓辺にて』にまつわる活動がありました。監督の今泉力哉さんは、日常のささいなことをどこまでも奥深く描写する才能あふれた方。だからこそ共感性の高い内容になっていると思います。この作品に関わることができて幸せでした。上から第35回東京国際映画祭、舞台挨拶、完成披露会見のとき。
バラエティ番組出演やイベント登壇も
出演ドラマの告知で『7つの海を楽しもう! 世界さまぁ〜リゾート』(TBS)に出演したときのもの。芸人さんはすごい!
大阪城天守閣復興90周年記念事業『大阪城夢祭』のオープニングセレモニーに、松平健さんや今田耕司さんたちと一緒に登壇。大阪・関西万博の公式キャラクター、ミャクミャクくんと一緒に記念撮影。
アクションの役作りでキックボクシング
役者として動ける体をキープするために、運動は何かしら続けています。出演中のドラマ『クロサギ』ではアクションシーンがある役なので、週に1回、ジムでキックボクシングを習っていました。練習動画を友達に見てもらったとき、1回目は動きのおかしさに爆笑されたのですが、繰り返すうちどうにか形になってホッ。
瀬戸口めぐみさんの書籍のモデルを務めました
今号の『美的グラン』にも登場しているエステティシャンの瀬戸口めぐみさんには、長年お世話になっています。11月に小学館から発行されためぐさんの著書『瀬戸口めぐみ式「老化筋」ほぐし』では、モデルを務めさせていただきました。めぐさんの温かい人柄が伝わる素敵な1冊。撮影後に編集部からお花をいただいて感激でした。
プライベートもしっかり楽しんでいます
撮影の合間、4日間の休みをいただいて石垣島に行くつもりだったのですが、台風でかなわなくなり、昔(YURI MARI時代)の相棒・MARIが住む滋賀県へ。信楽焼に挑戦しました。どうやら焼き物は得意みたいで、自宅に手製の器が増えていきます。
旬の食材を使って料理を。友人を招いてビーフシチューや春巻きを振る舞いました。
『美的GRAND』2023冬号掲載
撮影/長谷川 梓 ヘア&メイク/AYA(LA DONNA) スタイリスト/辻村真理 構成/大塚真里
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。