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2022.2.9

安田美沙子さん「悩む前に走り出す。それが自信や自己肯定感につながる」|著書『安田美沙子のRunから始まる笑顔な暮らし』スペシャルインタビュー

タレントだけでなく、ランナーとしても活躍している安田美沙子さん。走ることで内面も外見もプラスになるという安田さんの思いをまとめた著作にも大注目です♪

走リ始めて生まれた自信と、日常を楽しむ余裕。ないものを求めるより、身近な幸せを大切にしたい

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タレントとして、強みがない──。そんな自分を変えたくて始めたランニング。26歳でフルマラソンに初出場してから14年、“ラン”を続けてきた安田さんの肌やフェースライン、スタイルは、スッキリとしていて美しい。

「走ることで代謝が良くなり、肌の調子も良くなった気がします。腕を振ったりすることで、体の皮膚全体が動くからか、顔周りもスッキリするのかもしれません。走れる体を意識してセルフケアを始めたことで、体の声に敏感になり、自分の状態や、以前なら見過ごしていたような小さな不調もわかるようになってきました」

不調をやみくもに不安がるのではなく、見つけたら整える。その積み重ねが、軽やかな体とぶれない心の軸を育んだ。

「以前はとても心配性でしたが、簡単にゆらがなくなりました。走り続けてきたこと、走ることなら私にもできるということが、自己肯定感や自信につながっていると思います。最近はもう、悩む前に走り出しています(笑)」

ランニングは1回10km程度…と聞くとハードルが高そうだけれど、安田さんは常に「楽しむこと」を忘れない。

「毎回、お目当てのカフェや神社を目標に走り、コーヒーを飲んで休憩して、また走って帰るんです。かつてはタイムを狙いすぎて、走ることを楽しめなかった時期がありましたが、“ファン・ラン”を始めたら、走ることも、日常も、より楽しめるようになった気がします」

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’21年にはランニングアドバイザーの資格を取得。走ることで前向きに変わった生き方やライフスタイルを綴った著書には、日々を自分らしく、心地よく過ごすためのヒントが詰まっている。朝と夜の運動習慣は30回の肩胛骨回し、日焼け止めも、時には飲むタイプだけ…と、そのキレイを支える習慣は、どれもすぐに真似できそうな程手軽。

「朝と夜、10分ずつでも自分と向き合い、その都度ケアしていると、大切な日の前に焦る必要もなく、やるべきことに集中できるようになりました。キッチンにあるお気に入りの椅子に座ってコーヒーを飲んだり、好きな器を使ったり、日常の些細なことひとつひとつを楽しめる心の余裕も、ランから生まれたもの。ないものを求めず、今ある幸せ、自分の周りの小さな幸せを大切にしていきたいなと思っています。この本が、気持ちが軽くなったり、身近な幸せに気づくきっかけになったらうれしいです」

It’s my it!

塗る日焼け止めは子供用

塗るタイプは、「ベビーボーン フェイス&ボディサンスクリーン」を、飲むタイプは「シンプリス UVディフェンス プロ」を使っています。

アイメイクはオレンジ!

マスクが定番になってから、目元はオレンジで少し華やかにしています。「ロムアンドベターザンアイズ」のMO1がお気に入り。

 

【BOOK】『安田美沙子のRunから始まる笑顔な暮らし』

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インスタグラムでも人気の、頑張りすぎない、素敵な日常。柔らかな雰囲気と、前向きな心もち。それは、26歳から続けているランニングの賜物。走ることで体も心も軽やかになった安田さんの、仕事や生活、トレーニング、ファッション、レシピなどを紹介。今を変えたいとき、背中を押してくれる。
¥1,540/小学館

 

Profile
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やすだ・みさこ/タレント、ランナー。1982年京都府出身。20歳でデビュー。’11年のNHK連続テレビ小説『カーネーション』に出演。同年、「名古屋ウィメンズマラソン」でマラソン初参加。食育インストラクター、健康食コーディネーターとしての食育活動、FOUR O FIVE代表として、日々を豊かにするプロダクトの開発など、幅広く活動。2児の母。

 

『美的』2022年3月号掲載
撮影/杉江拓哉(TRON) ヘア&メイク/NANA 構成/松田亜子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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