ライフスタイル特集
2017.4.14

エッ…日本人女性は「幸福度」がダントツ低い!? 悲しいその原因とは

昔から日本女性は奥ゆかしくて控えめで上品……などと、よくいわれますよね。しかし、そんなつつましい性格のせいで、あまり幸せを感じられていないことが判明しました!

ピアス株式会社が、日本・アメリカ・フランス・韓国の4カ国の30~40代女性1,200名を対象に実施した「美容ケアとライフスタイルに関する意識と実態」では、日本女性ならば残念といわざるをえない結果に……。その内容を紹介します。

 

日本は4カ国中最も幸福感が足りない

前述の調査にて「10年前と比べてた際の現在の幸福感について教えてくださいに」という問いに、「容姿」の項目で79.4%もの女性が「幸福感を感じている」と答えたのはアメリカでした。

次いで75.1%のフランス女性が同様に回答。しかし、韓国では47.6%と半数を割り、日本に至っては幸福を感じている女性は38.0%しかいなかったのです。

同じ質問を「ライフスタイル」について行った結果においても、フランスは84.0%、アメリカは83.3%が「幸福感を感じている」と答えているのに対し、韓国は62.3%、日本は59.5%と、やはり日本女性が幸福をあまり感じられていないという結果になりました。

 

自信がないから幸福がやってこない!?

他の国の女性と比べて、ここまで日本女性が容姿やライフスタイルに幸せを感じられないのはなぜなのでしょうか? その答えが見え隠れするのが、「自分に対して自信がない、満足していないところは?」という質問への回答結果でしょう。

スタイルに関しては、アメリカやフランス、韓国でも約4割近くが「自信がない・満足していない」と答えていますが、日本女性では69.8%が「自信がない」と回答。

そのほか、顔や性格・内面についても、日本女性は軒並み6割以上が「自信がない」と答えています。一方、アメリカ女性では性格・内面に関して「自信がない」としたのはわずか8.4%で、顔についても「自信がない」という人は2割もいませんでした。

 

年齢を重ねても自信を持つには?美のエキスパートがアドバイス

自分に自信がなく、自分を肯定してあげることができない女性が、日本には多いようです。それが幸福をあまり感じられない理由なのかもしれませんね。

2008・ミス・ユニバースの世界大会でベスト・オブ・アジアに選ばれ、元ミスユニバース・ジャパンのナショナル・ディレクターのイネスと一緒に「自分に自信が持てない」、「もっと自分を変えたい」、「美しくなりたい」と思う女性
たちへ、外見からメンタルの美しさまでイネスのメソッドを伝えている美馬寛子さんは下記のようにコメントしています。

他人のことが気になる日本人…ライフスタイルの目的を明確にすることが美への近道

「日本人は“他人をコピーする”ことが得意です。また、“第三者からの視点を気にする”、“人と比べる”というのも日本人の特徴です。

一方、欧米人は、理想像や目的を明確にし、行動します。理想とするライフスタイルのために、常に自分の行動を決定しているため、自信や幸福度も高い傾向にあります。

自分のライフスタイルに合ったものを分かっている人は、他人と比べたり、コピーしようとしません。“人と比べられている”というしがらみからも解放され、精神的なストレスもないはずです。

残念なことに、日本人は、他人を気にしすぎるために、本来持っているよさに気づいていない人が多いです。自分をよく知り、ライフスタイルの目的を明確にし、自分に本当に合ったもの、必要なものを知ることが美しくなることへと繋がっていきます」

 

誰だって幸福を感じて明るく生きる方がいいに決まっています。私たち日本人女性も自分で自分を認めてあげれば、もっとイキイキと生活できるかもしれないですよ。

 

初出:美レンジャー  ライター:佐藤まきこ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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