アパレル店員が思わず…涙!「洋服屋さんにいるヒドい客」5パターン
買い物中に“必要以上に声を掛けられる”など、「アパレル店員さんが苦手……」というのはよく聞く話。ですが、店員さんだって、相手がお客さんと分かりつつも思わずイラッとすることはあるはずです。
そこで今回は、『美レンジャー』がアパレル経験者にアンケートを取り、勤務中に“イラッとしたお客さんの行動”を調査しました。
さらに今回はアンケートに加え、現役のアパレル店員の方にもご協力いただき、本音を語っていただきました。1位に入ってしまったのは、なんと誰でもあり得るあの行動です……。
■第5位:店の中で飲食をする(18.4%)
「店内で飲食なんてするわけない」と思う方も多いと思います。しかし、アウトレットや大型ショッピングモールなど、飲食店とアパレルショップを一気に回れる場所ってありますよね。カフェでテイクアウトした飲み物や、アイスクリームなどを、「つい持ちながら入ってしまった……」なんてことはありませんか?
また観光地として楽しまれる原宿なども、クレープや飲み物を持ちながら入って来られるお客様が多いそう。
アパレル店員Aさん曰く、「お客様が万が一、商品を汚してしまっても、会社の決まりなどにより“買い取ってください”とは、簡単に言えない場合がほとんどなんです」とのこと。
どんな形態のお店でも、食べ物・飲み物の持ち込みは控えたいですね。
■第4位:サイズの合っていない服を試着して、洋服を傷めてしまった(20.4%)
「わざとではないのは分かるのですが、ニットやTシャツなど、素材や着方によっては伸びて形が変わってしまうものもあります。万が一生地を傷めてしまった場合は、正直に伝えていただきたいです」と語るAさん。
より自分の体のラインに合うものを買いたいと思う気持ちもありますよね。しかし、素材によっては伸縮性がないものや、見た目より小さかった……。なんてこともあるかもしれません。
試着をする際は、着方にも細心の注意を配り、無理と感じた場合はサイズを替えてもらいましょう。
■第3位:集団で来て騒ぐ客(24.5%)
「数人で来店し、同じ場所から動かずに世間話をしたり、大騒ぎをしたり……。少しだけ周りのお客様にご配慮いただきたいです」とAさん。
友達同士で買い物する場合、つい楽しくて盛り上がってしまうこともありますよね。しかし、他のお客様がお店に入りにくくなるうえに、そのお店の雰囲気を壊してしまうことも。常識の範囲を守りたいですね。
■第2位:試着をする際に、ファンデなどで洋服を汚す(28.6%)
「フェイスカバーをお渡ししても、実は使わない方が多いです。服の素材によっては伸縮しない商品も多いため、店員の判断でフェイスカバーをお渡しした場合は、使っていただきたいです。もし汚れがついてしまった場合は、洋服を傷めてしまった時と同様に、正直に伝えていただきたいです」と話す店員Aさん。
汚さないように無理に引っ張ってしまっては、商品を傷める原因にもなってしまいますね。万が一汚してしまうと売り物にならない場合があるため、かぶりものを試着する際は、必ずフェイスカバーを使いましょう。
■第1位:大量の試着をして何も買わない(32.7%)
「混雑時やセール時などは、ある程度サイズや種類をしぼっていただけると助かります。
また、試着していたご本人の後に、家族やカップルなど、お連れ様が洋服を追加し、交代で長時間試着される方もいます。並んでいる方がいらっしゃる場合は、並び直しをお願いしたいです」と話す店員Aさん。
色味などは鏡であらかじめ確認し、試着室に持ち込むものは3枚程度に抑えるのがスマートですね。
客だから何をしてもいい!という態度は、周りから見ていても気持ちのよいものではなく、大人の女性としては慎みたいところ。店で扱っているものは大切な商品です。楽しいショッピングにするためにも、気をつけたいですね。
初出:美レンジャー ライター:鈴木たかこ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。