ライフスタイル特集
2016.3.6

えっ…ハンガー収納NGな服も?「かさばる冬もの」賢い保管テク3つ

いよいよ待ちに待った春の到来! 凍えるほどの寒さから、少しずつ春の日差しが感じられる日が増えてきました。慌ててクローゼットから春服を取り出したなんて方も多いのでは?

でもその前に……ボリュームでかさ張りがちな冬服を、スッキリと片づけることが先決かもしれません。

そこで今回は、整理収納アドバイザーである筆者が、“冬服がスッキリ!来季も品質良好な収納術”をご紹介します。

 

■1:コートは衣類圧縮袋でギュッ!クローゼットにスペースを

冬の衣類のなかで最もスペースを取るものといえば、そう、コートなどのアウター類ですよね。限られたクローゼットのスペースが、ボリュームのあるアウター類で埋め尽くされているなんてもったいない!

そこでおススメなのが、ハンガーで吊るしたまま保管できる“衣類圧縮袋”です。1袋につき、2~3着保存できるものが多く、ボリュームは5分の1ほどにスッキリとまとまります。

気を付けたいのが、圧縮には不向きなダウンジャケット。そのままクローゼットに収納するか、クルクルと丸めてリボンで結ぶか、ショッピングの際にもらえる不織布のギフトバッグに入れて収納するとよいですよ。

 

■2:セーター・ニット類は“タンスorクリアボックス”

冬に大活躍したお気に入りのセーター。来季もキレイなまま着たいのなら、タンスまたはクリアボックスなどのケースに入れて収納しましょう。繊維が伸びてしまうため、くれぐれもハンガーにはかけないように!

セーター・ニット類の収納のコツは、ショップなどで用いられている一般的な洋服の畳み方から、さらに3回に分けて畳んでいきます。こうすることで、かさ張りがちなセーターやニット類もコンパクトに、キレイなまま収納できますよ。

また、収納するときは衣類の色が左から右に向かって、暗~明るいグラーデーションになるようにしまっていくのがおススメ。どこに何があるのかが一目瞭然に、見栄えもパッと美しくなります。

 

■3:スカート・ブラウスには“専用ハンガー”を

かけて保管するのに向いているのが、スカートやブラウス、シャツなどのシワになりやすい衣類たちです。

収納の良し悪しを左右するのが、意外にもハンガー! スカートには、クリーニング店でもらえるようなボトム専用のハンガーを使用しましょう。

デリケートな素材でできているブラウスやシャツは、ウレタンカバー付きのハンガーがおススメ。衣類が滑り落ちにくくなるだけでなく、衣類の形をキレイにキープすることができます。

 

理想の収納は80%といわれ、20%ほど余裕を持たせておくことが、キレイで見やすいクローゼットの条件ともいえます。衣類にあった収納法で、見違えるほどの衣替えを実践してみてくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:木土さや

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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