冠婚葬祭で赤っ恥くらう!非常識だと思われるパールのNGな付け方
近年流行中のファッションアイテムといえば、”パールのアクセサリー”。パールは、普段のオシャレを上品に格上げしてくれるだけではなく、フォーマルな場での強い味方です。ですが、パールといっても色やサイズ、形など様々な種類があり、それぞれのシーンに合わせた選び方があるのです。
そこで今回は、非常識だと思われないパールの身に付け方についてお話していきたいと思います。
■結婚式でのパールの身に付け方
結婚式で、パールのアクセサリーを身に付けるときは、下記の項目に気を付けましょう。
(1)ブラックパールは、喜びの席にふさわしくありません。ホワイト、ピンク、ゴールドのパールを選びましょう。
(2)黒一色の装い+ホワイトパールは、悲しみを連想させます。明るい色のストールやコサージュをプラスしましょう。
(3)パールの輝きは上品なのですが、つけすぎは良くありません。ネックレスの重ね付けやイヤリング、指輪をつけるのはいいのですが、華やかになり過ぎないように気を付けましょう。新婦より目立つのは、絶対にNGです。
■葬儀でのパールの身に付け方
喪に服する場面では、結婚指輪以外のアクセサリーは控えるのがマナーです。もし、アクセサリーをつけるのなら、相手の気持ちを考え、失礼にならないようにしなくてはいけません。
パールは、人魚の涙が固まってできたと言われており、悲しみを表現するのに適しているのですが、身に付けるときは、下記の項目に注意しましょう。
(1)喪に服する場面には、ホワイト、ブラックパールがふさわしいです。ピンク、ゴールドパールは、選ばないようにしましょう。
(2)パールの大きさは、8mm以下の小さいものにしましょう。1cm以上の大きなものはNGです。
(3)長いネックレスは、“悲しみが長引く”のでやめましょう。
(4)ネックレスの重ね付けは、“不幸が重なる”ので、やめましょう。
また、揺れるデザインのピアスも、ふさわしくありません。
■パールのお手入れ方法
汗や皮脂がついたパールは次の方法でお手入れをし、日当たりがいい場所と温度が高くなる場所を避け、他のアクセサリーと接しないように保管しましょう。
(1)軽い汚れ
乾いた柔らかい布で、優しく拭き取る。
(2)特に気になる汚れ
ぬるま湯をよく絞った柔らかい布で、優しく拭き取り、仕上げに乾いた柔らかい布で拭く。
汗や皮脂だけではなく、ヘアスプレーや香水、除光液に触れることで、パールの美しさは損なわれてしまいます。持っていると便利なパールのアクセサリーは、大切に扱って、長く使いたいものですね。
初出:美レンジャー ライター:高木沙織
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。