ボディケア
2015.2.5

見た目印象UPだけじゃない!「笑顔」が持つスゴい力とは…

2月5日は「笑顔の日」。“いつもニコニコ”の語呂に由来し制定されたそうです。笑顔は第一印象をよくし魅力的に見せてくれますが、実は外見だけではなく、内面にもよい効果をもたらしてくれると言われています。

そこで今回は、“えがおメソッド”を提唱している表現力プロデューサーの室屋佳子さんに、笑顔と内面美の関係性についてお話を伺ってきました。

 

■第一印象は6秒で決まる!?見た目=笑顔が最大のポイント

「あなたは人の第一印象をどこで決めていますか?ある調査では、初対面の時、相手の表情を見るという人が55%いるという結果が出ており、相手から顔・表情を見られていることが分かります。しかし、残念なことにご自分の表情に気を配っている方が意外と少ないというアンケート結果もあります。

数多くある表情の種類の中で一番好感度が高いのが“笑顔”です。笑顔は最大のコミュニケーションツール。第一印象力を上げるために、スタートは笑顔から。笑顔はプライスレス!万国共通です。言葉はいりません!」と室屋さん。

確かに笑顔はこちらまで明るくなり、いい気分になりますよね。

 

■笑顔がもたらす内面的効果とは

室屋さん曰く、「誰もが持っている顔の筋肉を鍛え柔軟にすることにより、筋肉を動かして笑顔になることができます。笑顔にはプラスのエネルギーがありますので、笑顔になることで前向きになれ、表情筋を使うことで血行がよくなり、健康的に見えます。

笑顔にはすごいパワーがあります。参加者の方から、“辛くても笑顔!を実践しています”という声を頂いたり、精神的にキツイ時に無理しても笑顔になることで心が前向きになるという声も多数頂いています。また、笑顔には痛み緩和の効果があることは学会で発表されており、闘病生活を送っている私の友人にも効果が出ています。

理屈ではない。頬の力を使い口角をグイっと引き上げることで笑顔になることが幸せの原点です。“楽しいから笑顔になるは当たり前。笑顔になるから楽しい気持ちになる”を、日常生活に取り入れることが大切です」とのこと。

 

■表情筋トレーニングで笑顔を磨こう!

“えがおメソッド”を提唱している室屋さんに、簡単にできる表情筋トレーニングメソッドを3つ教えていただきました。

(1)頬の筋肉の体操(小頬骨筋)

まず、右の口角をググぐっと引き上げ、そのままで5秒キープした後、ゆっくり自然の表情に戻します。今度は逆の左の口角をググぐっと引き上げ、そのままで5秒キープした後、ゆっくり自然の表情に戻しましょう。

小頬骨筋は、頬のサスペンダー的役割をしている筋肉であり、口角を引き上げるためにはなくてはならない部分。顔の中では大きい筋肉なので効果が出やすいです。

(2)頬の筋肉の体操(大頬骨筋)

まず、口をあくびの時のように縦に大きく開けます。上唇で上の前歯を抑えるように隠しましょう。口角を上に引き上げ、そのままで5秒キープした後、ゆっくりと自然の表情に戻します。

大頬骨筋は、大笑いする時に使っている筋肉。現代の生活ではパソコン、スマートフォンを使う生活が当たり前になっており、顔が固まっている時間が長いです。そのため気づいた時に動かしてあげましょう。

(3)ウキウキ体操

声を出して行いましょう。はじめに、「ウ」「キ」「ウ」「キ」(口の周りの筋肉と頬の筋肉をしっかりと使い、一語ずつゆっくりと言う)次に、「ウ・キ・ウ・キ・ウ・キ・ウ・キ」(動きは丁寧に、少しテンポアップして言う)その後、「今日も笑顔で過ごしましょう」と発しましょう。

(この言葉はご自身にあった笑顔になれる言葉を入れてもOK)モチベーションアップ、緊張をほぐすのにも最適なトレーニングです。

 

第一印象を左右するのは、やはり“笑顔”です。決して美人だからよいというわけではありません。素敵な笑顔を手に入れて誰からも印象よく愛される女性を目指しましょう!

 

初出:美レンジャー  ライター:高橋果内子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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