ボディケア
2016.6.8

今すぐヤメて!「足も骨盤もビローンと歪む」NGな立ち方・歩き方

ダメだとわかっていても、疲れてくると片足重心になってしまったり……。常に正しい姿勢や歩行を意識するのは難しいですよね。しかし、歪むきっかけを作ってしまうと余計に正しい姿勢でいることが難しくなり、グルグルと悪循環から抜け出せなくなります。毎日行うことだからこそ、少しずつでも正しい姿勢や歩き方を見直すことが大切です。

そこで、今回は美容ライターとして活動する筆者が、歪みにつながるNGな歩き方&立ち方と、その解決法をご紹介します。

 

■気付いたら癖になっていた!NGな歩き方3つ

(1)ヒールの足音が左右均等ではない

人には利き手があるように、足にも使いやすい利き足があります。普段通りに歩いた時に、左右で違う癖がついていないか、着地の仕方が異なっていないか確かめてみてください。左右どちらかに強い癖がついてしまうと、歪みの原因になります。

歩くだけだとわかりにくい方は、ヒールを履いてみましょう。ヒールの音のどちらかが大きかったり、こすって歩いたりしていませんか? 左右均等になるように左右のバランスを意識しましょう。

(2)外側重心に歩いている

外側についている脚の筋肉は太く、内側に比べ使いやすいです。そのため歩く際に、つい癖になってしまう外側重心。外側重心は歪みの原因になるうえに、足の外側の筋肉の発達にもつながるため、足が太く見える原因にもなります。

歩く時は、かかとから着き、まっすぐ土踏まずを通ります。地面を蹴る直前に、足の親指を意識し、内側の筋肉を使うように歩きましょう。

(3)内股歩行

内股歩行は、上記で記載している重心とはまた違い、足自体が内側に入っている歩き方を指します。O脚の原因にもなる内股は、骨盤がどんどん外に広がるため、脚が“短く、太くなる”最悪な状態に……。

まずは歩く際に、膝が当たるかチェックをしましょう。足が交差する時に膝が当たるように歩行し、内股になりやすい方は、つま先を少し外側に向ける意識を持つと良いです。特にヒールを履くことが多い方は、まっすぐ歩くことが難しいため、注意をしてください。

過去記事「壁に5点ピッタリで…立ち姿見違える!“モテ姿勢&美しい歩き方”」では正しい歩き方を動画で詳しく説明しているので、合わせてチェックをしてみてくださいね。

 

■ついやってしまう!NGな立ち姿3つ

(1)反り腰

猫背を気にして無理やり姿勢を正すと反り腰になり、お腹が出っ張ってしまう方が多いです。骨盤が倒れてしまい、腰痛の原因にもなるので気をつけましょう。

ここで正しい立ち方をご紹介します。まず、肩甲骨同士をくっつけるように中央に集め、そのままストンと肩の力を抜きます。このままだと上半身が反っている状態なので、丹田(へその下)にキュッと力を入れ、お腹を内側に締めましょう。はじめは窮屈に感じるかもしれませんが、姿勢を正すと歪み改善にもつながりますよ。

(2)同じ足に長時間重心をかけている

片足重心が歪みにつながることはよく耳にしますよね。しかし、重い荷物を持っていたり、満員電車など、常に両足できちっと立ち続けることは難しいのが正直なところ……。もちろん両足で均等に立つことが望ましいですが、きつい場合は、片足重心を5分以内に交換しましょう。同じ方ばかりに重心をかけ、長時間同じ足に負担をかけているよりは、かなり歪みが軽減されます。

(3)足をクロスして立つ

足を組む癖と同様に、ついやってしまうのが足をクロスして立つ姿勢です。こちらも、同じ方向ばかりに足を長時間クロスしていると、歪みはどんどん悪化してしまいます。どうしても我慢ができない時は、クロスする足を5分以内に交換しましょう。また、クロスをしてしまったら、“5分間はまっすぐ立つ”というように、メリハリをつけるといいですよ。

 

以上、正しい歩き方と、立ち方をご紹介しました。歩行も立ち姿勢も毎日行う日常習慣。歪んでしまうと姿勢もどんどん悪くなり、悪循環が続いてしまいます。正しい歩き方と、立ち方を意識して少しずつ、体の歪みを直していきましょう。

 

初出:美レンジャー  ライター:鈴木たかこ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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