美的世代の憧れへアを大解剖!美ヘアスタイルに近づく最強メソッドとは…
無造作だけどまとまりがあって、だらしなく見えない程度のこなれ感がある髪。美的クラブのアンケートから浮かび上がったリアルな声を反映した、みんなが憧れるヘアスタイルはこんな感じ!年相応の落ち着いたフェミニンさや上品さに、ほんの少しカジュアルなエッセンスをインして…そんな憧れ&今時の好感度UPなヘアになるためには、カット、シャンプー、クセづけ、ドライ、スタイリンの5ステップを見直す必要がありました。
今回は、“カット”に関する疑問を、軟毛&剛毛に分けてご紹介!
今時の好感度UPなヘアとは…
憧れへアのPoint 01
毛先までパサつきなくツヤはたっぷり。だけど、“浮遊感”は漂わせて
憧れへアのPoint 02
バサッとしすぎない“しなやかさ”が上品なこなれ感
憧れへアのPoint 03
トップのふんわりさやシルエットの曲線。“丸み”が女らしさのキーワード
Q.カットは重めがいいの? 軽めがいいの?
A. 剛毛さんは内側を軽め、軟毛さんは全体を重めに!
<<剛毛さん>>
軽くしようとして、表面にレイヤーを入れる程広がりやすくなります! 重さは残しながら、裾になじむ程度にレイヤーを入れるだけに。表面をなめらかにする分、内側の毛量はしっかり減らして収まり良くすることが大事(津田さん)
〈Before〉
新井友理さん
多い・太い・硬いの3重苦髪。しかも乾燥するので広がる。カットをサボると、ボワッと感がひどい…。
〈After〉
A.表面は段を入れず、なめらかに
B.内側の毛量をしっかり減らす
C.毛先にほんの少しだけレイヤーを入れる
<<軟毛さん>>
全体の重さを残し、特に毛先はすきすぎないことが絶対。毛束の内側にレイヤーを入れることで髪の間に空気が入り、フワッとした広がりが生まれます。レイヤーを入れるとスカスカする、という考えに捕らわれすぎないように(津田さん)
〈Before〉
馬場有加さん
細くて量の少ない髪。少しでも重く見せようと前髪を伸ばしているけど、それが逆効果だなんて…。
〈After〉
D.前髪を作ってフロントのペタンコを解消
E.あご下~サイドにレイヤーを入れて横に膨らむように
F.重さは残す
教えていただいたのは…

『美的』2017年7月号掲載
撮影/寺田茉布(LOVABLE)、池田隼人 ヘア&メーク/AYA(LA DONNA)、津田 恵(GARDEN Tokyo) スタイリスト/楠 玲子 モデル/泉 里香 デザイン/岩見夏美(Beeworks) 構成/斉藤裕子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。