ヘアニュース
2011.3.2

フレンチ・ヘアスタイリストの最高峰を選び抜くヘア ドレッシング アワード2011!

プロの美容師たちにとって栄えある世界的コンクール“ヘア ドレッシング アワード2011”が、パリのカルーゼル・デュ・ルーヴルで開催されました! このコンクールはヘアドレッサーたちがテクニックとセンスを競い合うプロフェッショナル・コンクールで、そのルーツは1985年にイギリスからスタートしたもの。四半世紀を経た今では14ヶ国で行われ、フランスでは今年6年目になります。

今回、フランス中から募られた候補者の総数は約420名。ほとんどの応募者は少なくとも3年以上のキャリアの持ち主とあり、最終審査にまで勝ち残ったヘアドレッサーたちのレベルの高さには思わず目を見張るほど!
特に、2011年度の大賞 Meilleur Coiffeure de l’Année に選ばれたサロンMario LopesのディレクターMario Lopesは大賞のみならず、パリ地区の最優秀賞Région Parisienne やジャーナリストたちからの支持を得た プレス賞 Vote de la Presse、カラーリング賞 Couleurなど、合計4つのカテゴリーを受賞! パリ地区の最優秀賞に選ばれたヘアスタイルは、ナチュラル志向が強いパリジェンヌの好みを汲み取り、ゆるやかで自然なカールを生かしてフェミニンなロングヘアに仕上げて……。

一方、プレス賞 Vote de la Presseとカラーリング賞 Couleurに選ばれた髪は、プラチナブロンドで斬新に!! プレス賞 Vote de la Presseを勝ち取ったボブはバングスを厚めにし、ところどころ毛束を長めに残してアクセントをつけています。また、カラーリング賞Couleurを受賞したショートカットは、アヴァンギャルドなヘアカラーと躍動的なスタイリングが絶妙なハーモニーを奏で、若々しいクールビューティーへと昇華しています。

また、東部地区 Région Est、南部地区 Région Sudの各地区の最優秀賞に選ばれた、ヘアサロンGérard Laurentの Gérard Kuchno や、サロンJean-Claude Aubry のCécile Marchal 、チームワーク賞 Meilleure Équipeを受賞したヘアサロンGérard Laurentのスタッフたちによる作品も、どれもがエアリーなブロンドの髪型を打ち出していて、今年フランスでは、ふわふわのブロンドヘアが流行りそうな予感。
要注目の美容院は、10年程前にイギリスから進出して以来、シャープなシャギーのカッティングがパリのファッショニスタたちを魅了してやまないToni & Guyが断然優勢で、メンズ部門のCoiffeur Masculineとアヴァンギャルド賞Avant-Gardeをティクトン店のMichael Marencoがダブル受賞! そして、ヤングタレント賞 Jeunes TalentsにはToni & Guyサントノレ店のGabin Ahmedが選ばれました。

このコンクールで受賞したヘアドレッサーたちが生み出すヘアスタイルが、今年のフランス人たちのヘアスタイルにどのような影響を及ぼすのか、今からその成果がとても楽しみです!

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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