男っぽさをアゲる「フレーム」をメイク!立体小顔になれる簡単テク【メンズメイクLABO】

簡単テクで、写真でもリアルでもイケメン的存在になれるメイクを研究する連載「メンズメイクラボ」。誰でもすぐにカッコよくなれちゃうメイクは、ガチで取り入れた人から優勝。 今回は、顔の「フレーム」作りメイクをマスターして、精悍でセクシーなムードな男性になれるテクニックを伝授します!ABEMA『今日、好きになりました。』や『キミとオオカミくんには騙されない』が話題となった、俳優の植村颯太さんに登場いただきました♪
イケメンになれるメイクはこちら!【メンズメイクLABO】連載を見る立体的なイケメン顔になる鍵は、見えない「フレーム」をメイクすること

最近はいろいろなメンズメイクがあるけれど、どんな人もカッコよく見せてくれるのが、骨っぽくてメリハリのある顔立ち。そんな立体メイクをするなら、意識すべきは顔の「フレーム」、とヘア&メイクアップアーティストの加勢 翼さん。
「『フレーム』とは額縁のこと。眉、フェースラインと生え際に、見えない『フレーム』をメイクすると、立体的な顔立ちが際立ち、イケメン印象かつ小顔になれます。韓国の俳優やアイドルのメイクでも強く意識されているポイントです。
特に眉は、お手入れせず生やしっぱなしの人もまだまだ多いですよね。自然ではありますが、形や生え方によっては少し素朴に見える場面も。お手入れをして清潔で小綺麗に見せることは、どんなTPOにも対応できます。
眉はしっかりと、できるだけリアルに描く。そしてフェースラインと生え際、鼻筋には浮かない影を入れます。すると、キリッと硬派な雰囲気に」(加勢さん)。
令和の男前な「顔のフレーム」はこう作る!
POINT1▶︎スクリューブラシで毛流れを整える
いきなり眉を描き始めるのではなく、まず最初にスクリューブラシで眉毛の毛流れを整えることが大切。眉頭から眉尻まで、毛の根本から毛先の生えている方向へ向かってブラシでとかす。眉頭は上方向、眉中は斜め上方向など、毛の生えている向きは個人差があるので、自分の眉の毛流れを観察して見極めて。
【使ったのは…】
毛流れを美しく整えるオリジナル幅のスクリューブラシと、斜めカットで眉を繊細に描けるアイブロウブラシのダブルエンド。誰でも洗練された眉が描ける設計。HBL BEAUTY HBL 2WAYアイブロウブラシ ¥3,850
POINT2▶眉山と眉尻を描く
ダークブラウンのアイブロウパウダーで眉山(いちばん高くなったところ)から眉尻まで、眉毛の下のラインと上のラインのフレームを整える。ブラシは斜めカットの平筆のほうを使い、下から上へ1本ずつ描き足すような気持ちで。さらに、眉中〜眉山までの間で足りないところがあれば埋める。もとの形を生かしながらナチュラルに形を整えて。
【使ったのは…】
上の2色を混ぜて、眉の毛の色に近い影色にブレンド。ブラシで色をのせる前に、いちばん下のホワイトのパウダー(クリアベース)を全体にのせておくと、皮脂を吸着して眉が消えにくく。薄付きのパウダーなので失敗しにくい。HBL BEAUTY HBL 4Dアイブロウパウダー 01 ¥3,960
POINT3▶眉頭を描くついでにノーズシャドウを入れる
毛先が丸いラウンドブラシに、淡めのブラウンを取り、眉頭を下から上に描く。軽くふんわりと色づく程度で◎。ブラシに余った分で、眉頭の少し下から眉頭につながるように淡くノーズシャドウを入れる。
【使ったのは…】
先出のアイブロウパウダー。眉頭&ノーズシャドウには中間の2色を混ぜて、影色ブラウンを作って。ダブルエンドのブラシは眉頭には丸いラウンドブラシを、と使い分けるのが成功のコツ。HBL BEAUTY HBL 4Dアイブロウパウダー 01 ¥3,960
POINT4▶フェースラインにシェーディングをする。
エラのフェースラインにローライトスティックでシェーディングを入れる。生え際は髪側に向かって下から上へちょんちょんと描いてぼかす。さらに、顎〜エラの骨の下側にも入れるとフレーム感がしっかりと出る。プラス、鼻の両際の小鼻にローライトを入れると、鼻がスッと通って見える。
【使ったのは…】
透ける発色で「ぼかしてなじませなくてもいいくらい自然」と加勢さんが惚れ込んでいるローライトスティック。1本持っていれば、メイク感なく、骨格が美しい顔立ちに! HBL BEAUTY HBL シークレットスティック 02 ¥3,300
完成! 顔の「フレーム」を強調した令和の男前
「眉、鼻筋、フェースラインと生え際に自然な影を入れて、顔をフレーミングすると、立体感が出て小顔に! 精悍さとセクシーさが盛れるメイク、ここぞという日にぜひ取り入れてみてください」(加勢さん)。
イヤーカフ¥3,080(ロードス〈ieLS〉) その他/私物
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『美的HEN』
HENとは、スウェーデン語で「hon(彼女)」でも「han(彼)」でもない、ジェンダーニュートラルな三人称代名詞として使用されている言葉。22年前から女性たちの美容を提案してきた『美的』と、17年前からメンズ美容の啓蒙に取り組んできた媒体『DIME』がタッグを組みスタートしたプロジェクトです。様々なカテゴリーを超えて、あらゆる人が美容を楽しむための情報をお届けしています。
撮影/岡本 俊(人物) ヘア&メイク/加勢 翼 スタイリスト/滝沢真奈 モデル/植村颯太 構成/中尾のぞみ
○協力
HBL BEAUTY 050・5526・2229
ロードス 03・6416・1995
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
シンプル&おしゃれなメイクでその人自身の美しさを引き出すプロ。自身を厳しい審美眼とともに整えている経験からも、メンズメイクへのこだわりはひときわ高い。こだわりは“隣にいておかしくない自然なメイク感”。かつ、清潔感や好感度、爽やかさだけでなく、「触れてみたい」「思わず見てしまう」衝動まで引き起こすカッコよさを目指す。