お悩み別ケア
2016.7.27

今年の夏も美白を死守! UV対策を成功に導く鉄則5つ

1. 今後注目の「光老化」対策について知っておく
光老化という概念が注目され始めたのは、UVBやUVA以外の有害光線を測定する技術が上がり、それらを防ぐ製品が開発されたから。ブルーライトも近赤外線もUVAよりも肌の奥に届き、コラーゲンなどの組織を壊す。以前は防げなかったこの光老化によるたるみやシワの原因を、ブロックできるようになったわけです。とはいえ今の所、ブルーライト・近赤外線・ロングUVAの3つを1品でカットすることは難しい。美容液感覚で重ねづけで対応して。

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ブルーライトをカット。
パルファン・クリスチャン・ディオールプレステージ ホワイト コレクション ル プロテクター UV SPF50+・PA++++ 30ml ¥12,500

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近赤外線をカット。
ポーラ B.Aプロテクター SPF50・PA++++ 45g ¥11,000

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ロングUVA・ブルーライトをカット。
ランコムUV エクスペール XL CCC SPF50・PA++++ 30ml ¥5,800

 

2. 美容皮膚科医愛用率ほぼ100%の飲む日焼け止めって?
美容皮膚科医に絶大な信頼を得ている、飲む日焼け止め「ヘリオケア」。医薬品ではなくサプリメントですが、効果の実証データが豊富。有効成分Fern blockは中央アメリカに生息するシダの植物から抽出。高い抗酸化機能で有害光線のダメージを消去する。アトピーの改善薬として古くから用いられてきた成分だから安全性も問題なし。問い合わせは美容皮膚科のクリニックへ。

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左/スペイン製のオーソドックスなもの。ビタミンD以外はクリニック取り扱いの「ウルトラD」に同じ。ほかのサプリメントでビタミンDを摂取しているならこれで大丈夫。

右/黄色いボトルはアメリカ製で有効成分Fern block以外の成分は入っていない。マルチビタミンなど多種のサプリメントをとっている人に最適。(写真は左右とも私物)

 

3. 日傘は3年、日焼け止めは1年。使用期限を忘れずに更新して!
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通常の化粧品は開封した瞬間から劣化が始まり、約1年半が使用期限の目安。紫外線吸収剤は光で劣化するため、わずかでも光を通す容器に入っているものは、より早く効果が落ちてしまう。また生地に後加工でUVカット効果をもたせた日傘は、多くの場合生地の折り目から加工が取れ始め、UVが透過してしまう。劣化が始まる時期は使用頻度や保管環境で違うものの、3年が目安だそう。遮断グッズは毎年買い換えて。

 

4. 肌・腸・全身。攻めと守りのサプリメント戦略
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サプリメントに求めるのは強力な抗酸化効果。ヘリオケアのFern block、水素、ビタミンC・E、リコピンも抗酸化効果で注目の成分。同時に摂取したいのは腸内環境を整えるもの。乳酸菌や酵素を腸の先まで届けられる製品は限られるため、検討は慎重に。美容目的なら食生活で欠けるものを補うのでは足りない。常に血中に飽和させておくべき。体の負担にならない水溶性であることを確認し、ムダになっても良しとして全身へしっかり巡らせて。

 

5. 定期的に自ら受けているUV対策美容医療メニュー
目指すのは、美容医療に頼らなくていいスキンケアでの美肌作り。とはいえ美容医療は効果絶大。レーザーや美容点滴など女医たちが定期的に受けている、UV対策としておすすめの美容医療を紹介!

免疫と美肌力を高める
高濃度ビタミンC点滴
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高濃度ビタミンC点滴とは、レモン750個から5,000個に当たる大量のビタミンCを血中に直接送り込む治療法。抗酸化力と免疫を高めるため、疲労回復やアンチエイジングにも効果が。美容目的の場合ビタミンC25,000mgの投与で1回¥18,000。(恵比寿やすみクリニック調べ)

透明感のある肌にする
ケミカルピーリング
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紫外線を浴びると、肌が自らを守るため角質が厚くなり、
シミ、くすみ、ゴワつき、毛穴、シワなどが目立ってしまう。フルーツ酸で角質を薄く溶かし、メラニンを含む古い角質を除去するため、透明感のある肌が甦る。顔全体 1回 ¥10,000(銀座ケイスキンクリニック調べ)

今あるシミとシミの赤ちゃんに
フォトフェイシャルファースト
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シミ・ソバカス、くすみ、ハリのなさを改善する光治療。肝斑がある肌にもOKで、細胞を活性化するため透明感のある肌を復活。照射後しばらくはメラニンが作られにくくなる効果も。3〜4週間に1度を目安に5回程度は続けて。顔全体 1回 ¥34,000(アオハルクリニック調べ)

 

イラスト/長谷川まき デザイン/最上真千子 構成/柳田美由紀

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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