「スキンケアを頑張っているのに肌が乾燥するのはどうして?」ビューティエディター大塚真里の保湿塾
「スキンケアを頑張っているのに肌が乾燥するのはどうして?」それは、自分に必要なアイテム選び&使い方ができていないせいかも。たくさんの情報に惑わされない、本当に必要なお手入れ、教えます!
ビューティエディター 大塚真里の「保湿塾」
間違ったお手入れで肌を乾燥させていませんか?
こんにちは、エディターの大塚真里です。長年たくさんの女性誌で美容ページを担当する中で、経験豊富なコスメ開発者や皮膚科医の方々に、肌とスキンケアにまつわる取材を重ねてきました。そのうちに自然と知識が増えていき、読者モデルさんへのスキンケアアドバイス企画を担当するように。肌悩みや普段の使用アイテムと理由をヒアリングする中で、共通項が見つかり、皆さんの肌悩みがなくならない原因が見えてきました。
ほとんどの方が一様に言うのが「毛穴が気になる」、そして「肌が乾燥する」。毛穴の汚れを取ろうとして、朝からクレンジングバームやクレンジングオイルを使っている方の多いこと。さらに、美容家のSNSなどで見たコスメをそのまま取り入れている方も多く、お手入れがつまみ食い状態になっているのです。
その結果、肌に必要な潤いが奪われる、よけいな負担がかかる、自分の肌に合う保湿ケアができない…と、頑張りがむしろマイナスを招いていることも。
今回は、乾燥の季節に向けて潤いを絶やさない肌を育むお手入れの考え方をお伝えしたいと思います。『美的』では8月号で実施した企画の第2弾、ぜひチェックしていただけたらうれしいです。
お手入れしているのに肌が乾く…その原因は、こんな残念スキンケアです
\コスメ好きにありがちです/
- 毛穴が気になって朝からクレンジングバームやオイルを使用
- 美容家やインフルエンサーのおすすめコスメばかりを指名買い
- 奮発して買った化粧水や美容液をちょっとずつ使う
- 保湿だけのコスメは物足りない。“効きそう”なものが好き
- 洗顔やスキンケア後は、いつも肌がちょっと赤くなっている
- ライン使いはつまらなくて興味がない
赤みや毛穴の開きは残念スキンケアによる肌の悲鳴
\全体的にくすみ色ムラあり/
\赤みや毛穴の凹凸が目立つ/
\小鼻の脇に赤みがある/
くすみや色ムラ、小鼻の赤み、頬の毛穴の開きや凹凸など、写真のような肌に心当たりはありませんか? これらは残念スキンケアによる“肌の悲鳴”であることが多いのです。お手入れをすごく頑張っていても、むしろ美肌とは逆方向に行ってしまいます。
『美的』2021年12月号掲載
撮影/長谷川 梓(取材)、松本拓也(静物) 構成/大塚真里
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
『美的』を始め、多くの女性誌でメイク&スキンケア企画を担当。25年以上のスキンケア取材経験で培った知識をもとに、読者へのスキンケアアドバイス企画を担当するようになる。