お悩み別ケア
2020.6.20

シミってホントに消えるの? 気になる美容医療の最新事情|美容皮膚科医が解説

アラサー女子のお悩みNo.1といえば…やっぱり“シミ”!レーザーやフォトフェイシャルなど…気になる美容医療の最新事情をレポートしてきました。素朴な疑問にも一気にお答えしちゃいます♪

「みんな、どうしてる!?」美容医療の意識調査発表

美への追求心が高い美的クラブのメンバーたちは、美容医療についてどれくらい関心があるのか?体験したことのある人からのリアルな体験談も交えて、気になる美容医療事情について284人のメンバーにヒアリングしました!

■美容医療を経験したことのある人は49%!

YES 141人
NO 143人

NOと回答した読者の中でも、「美容医療自体には興味がある」という声が大多数でした。その一歩が踏み出せない理由はさまざまですが、「治療代が高そう…」「痛いのではないか?」という不安が中心。経験者のエピソードの中に、その不安を解消するヒントがありそう!

 

■YESと答えた人に質問!みんなが受けている人気の美容医療は?

【1位】レーザー治療
2位以下が僅差だったのに対し、シミ取りを中心としたレーザー治療が圧倒的。治療も短時間ですみ、ライト感覚なのが人気の様子。

【2位】ボトックス注射
表情ジワなどを改善するほか、たるみを和らげリフトアップする効果のある注入療法。眉間のシワを取りたいという人が多数。

【3位】ピーリング
肌のザラつき、毛穴が気になる人にとって救世主的治療法。最近では自宅でできるものもあり、より身近な施術として定着しつつある。

【4位】フォトフェイシャル
シミなどの肌トラブルを解消するIPL治療で「日本ルミナス」の登録商標。クリニックだけでなく、エステでも受けられるのが人気。

【5位】脱毛
手頃な価格が魅力のエステ脱毛派と、持続効果の高い医療脱毛派が半々。医療脱毛は施術後サポートもあって安心との声も。

 

■効果を実感した人が多数!

「美白コスメでケアするよりも、すぐに効果を得られる感覚!」
「上手な先生に施術してもらえて、肌質までも変わった!」

効果が期待できる美容医療において何より大切なのは、しっかりとした技術をもつ医師のもと、治療を受けるということ。多くの人が効果を実感できたと答えていて、満足度はかなり大。ダウンタイムが少なく、即効性があることがリピート率の高い理由。

 

■美容医療の治療費High&Lowは?

High ¥3,000,000
Low ¥3,000

ひとり当たりが美容医療にかけている金額の差はかなり大きい結果に!小さなシミ消しのレーザー治療なら1点¥3,000程度でできる所も。ボトックスやレーザー治療、美容点滴などひととおりやりつつ、脂肪吸引も経験した人で300万円かけたツワモノも!

 

■リアルVOICE満載!読者の体験エピソード

●「額のボトックスはダウンタイムが長くて痛いと聞いていたので慎重にクリニックを選びました。『丸みを出したいなら、こめかみに注入するとフェースラインがつながってキレイに丸みを出せる』とプロの視点でアドバイスがもらえて、結果も満足しています。施術の腕はもちろん、親身に相談に乗ってくれる先生に出会えることも大切かも」(Sさん・39歳)
●「レーザートーニングを受けて、エステ以上の効果を実感。でも継続しなければいけないので財布と相談する必要が…」(Mさん・34歳)
●「見積もりと実際の金額に差が…。事前確認をもっとしておけば良かった」(Jさん・35歳)
●「施術内容には満足したけれど、その後にサプリばかりを勧められたのがストレスでした」(Yさん・41歳)

 

美容医療で治したいお悩みNo.1はダントツ“シミ”でした!

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美容医療の種類はたくさんありますが、読者が治療を受けたい理由の大半はシミの解消。「顔面からすべてのシミを消し去りたい!」と願う読者にとって、レーザー治療はスキンケアの延長線上にあるのかもしれません。地道な努力が必要となる毎日のスキンケアより、短時間で効果が期待できると人気のシミ治療の最前線については下で!

シミ治療の“今”がわかる美容医療最前線Q&A

シミがなくなる治療を受けてみたい!でも、どんな施術内容でデメリットはあるのかなど不安も拭い切れない…。そこで、美容皮膚治療を専門とし、医師で医学博士の飛田砂織先生がシミ治療について、わかりやすく教えてくれました。

Q.シミができてしまったらどうすればいいですか?

A.“シミ”と一口に言っても実はいろいろな種類が。まずはドクターに適切な診断をしてもらうことが大切です。

「シミには日光性色素斑、そばかす、肝斑、後天性両側性太田母斑様色素斑、ニキビ痕などの炎症性色素沈着、脂漏性角化症など、さまざまな種類があります。適切な治療法を選ばなければ効果も薄れてしまうので、きちんと納得した上で施術を受けましょう。レーザーや光治療は適切に行わないとリスクも大きいので、いくら最新の機器を備えているクリニックだとしても、きちんと処置できる医師がいるかを見極めることも大切です」

 

Q.シミの治療にはどんなものがありますか?

A.主にレーザー治療とIPL治療(=光治療)があります。

「定番のシミ治療であるレーザーでいえば、Qスイッチレーザーを使うことが多いです。最近ではIPLという光をスポットで照射し、シミを改善させる治療も進歩していて、私のクリニックでは米国サイトン社のJOULETMに搭載されている“BBLTM”というIPL治療を採用。シミの性質や照射方法によってはレーザーと同様の効果が期待できます。また、IPL治療の場合、シミへのスポット治療と同時に、肌全体の美肌治療もできるのがポイント! 肌にハリが出たり、キメが細かくなるほか、くすみ・毛穴の開き・小ジワ・赤みなどの改善が期待できるのも魅力ですね。当院ではさらに、内服療法や外用療法などを組み合わせ、最良の結果を出すようにしています」

BEFORE
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AFTER
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写真は「クリニックシュアー銀座」にて、患者のシミの症状に合わせてレーザーとBBLというIPL治療を複合的に施術したもの。シミが薄くなったことに加え、周辺の肌もトーンアップしている。

 

Q.最新の治療法にはどんなものがありますか?

A.ピコレーザーという治療があります。

「ピコレーザーは短い時間の照射となるピコセカンドの波長を用います。照射時間が短くなるので、その分、熱による肌へのダメージを最小限に抑えられることがメリット。私も女子医大でピコレーザーによるシミ治療を多く行っていますが、最終的には肌質への理解や最適な照射方法、アフターケアなどを適切に行うことができる、医師としてのメソッドが何より大切だと感じています」

 

Q.アフターケアのシールが嫌なのですが…。

A.IPL治療なら必要ありません。

「レーザー治療ではシミの原因であるメラニンを照射によって破壊します。とても強い刺激を与えるので、小さなものは冷却で痛みを和らげたり、場合によっては麻酔を施し、アフターケアとしてシールを貼ることも。しかし、IPL治療ではメラニンを皮膚表面から排泄させるよう促すことでシミを消すので、痛みも輪ゴムではじかれるような感じ。麻酔せずに治療ができ、シールの必要もありません。炎症後色素沈着のリスクもレーザーより少ないです」

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IPL治療はレーザーより痛みが弱く、治療後すぐにメイクもできる。レーザー治療は躊躇する人にとってもトライしやすい、初心者向けの治療法。

 

取材したクリニックはこちら!
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クリニックシュアー銀座
東京都中央区銀座7-8-13 Brown Place7F
03・3572・1771
【診】10:00〜18:00(火曜のみ13:00〜)
【休】日・祝・年末年始
※完全予約制
※クリニックの診療日、診療時間は変更になる可能性があります。

 

教えてくれたのは…
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飛田砂織先生
とびた・さおり/「クリニックシュアー銀座」(美容皮膚科・抗加齢医学)院長。
東京大学などで救急医として従事。その後、美容皮膚治療を志す。東京女子医科大学附属成人医学センターの非常勤講師(美容皮膚科)も務める。

 

『美的』2020年7月号掲載
イラスト/長谷川まき 構成/宮田典子(HATSU)

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