お悩み別ケア
2016.9.3

知らぬ間に…ブルドッグな「タルタル頬」!老け顔を招くNG習慣4つ

顔全体の重心がダラッとブルドッグのように下垂れして、どことなく老けた印象を与えてしまうのが、“頬のたるみ”。反対に頬の位置が高く、ニコッと笑ったときに頬がキュッと上がる人を見ると、若々しい印象を受けますよね。

実は、この頬の垂れ下がりを「歳だから仕方ない」と、諦めるのはまだ早いです。それは、生活習慣をほんの少し改善するだけでキュッと上がった頬を取り戻せるから! 今回は、頬がみるみる垂れ下がるNG生活習慣について、お話していきたいと思います。

 

■NG1:表情筋の衰え

まず、年齢は関係なく「筋肉は使われないと衰えていく」と念頭に置いておきましょう。それは、表情筋(顔の筋肉)も同じ。表情筋が使われないと筋肉の弾力が失われ、重力に逆らえなくなり下垂し始めます。

とくに頬の下垂は、長時間パソコンに向き合って無表情で仕事をする人は要注意です。空き時間や帰宅後などに、下記の表情筋エクササイズを取り入れて、しっかりと表情筋を鍛えましょう。

【頬の位置をキュッと引き上げる表情筋エクササイズ】

(1)鏡の前で「イー」と口角を上げて頬を高く持ち上げ、10秒間キープ。

(2)「イー」の口のまま、頬の上がっている部分を両手の人差し指でグッと押し上げ、さらに10秒間キープ。

(3)ゆっくりと口角を元の位置に戻す。

ポイントは、しっかりと筋肉を使っていることを意識しながらグーッと高く持ち上げること。慣れてきたら、2~3回繰り返しましょう。

 

■NG2:紫外線ケアが不十分

紫外線の中でも、波長が長い紫外線A波(UVA)は、肌の奥深くまで到達し、じわじわと肌に様々な影響を及ぼします。真皮まで到達し、活性酸素を生み出します。その結果、肌のハリ・弾力を保つコラーゲン線維やエラスチン線維が破壊され、たるみ肌を作ることに……。

日常生活を送るうえではPA+~++・SPF30程度、屋外レジャーを楽しむときはPA+++~++++・SPF40~50程度の日焼け止めを塗り、しっかりと紫外線対策をしましょう。

 

■NG3:頭皮が凝り固まっている

頭皮の下にも筋肉が存在します。この筋肉が凝り固まっていると、頭皮も硬くなり、そこから1枚の皮膚でつながっている顔に、たるみとなって現れるのです。

反対に、頭皮の下の筋肉や頭皮が柔らかいと顔がリフトアップしたり、目がパッチリしたり、いい事尽くめ。

シャンプー時や頭皮のコリが気になる時は、耳の周りを囲うように5本の指をあて、頭頂部に向かってやや強めに揉みほぐしていきましょう。

 

■NG4:うつむきながらの長時間スマホ操作

うつむいた姿勢で長時間スマートフォンの操作をしていると、頬の肉が重力で垂れ下がって、たるんだ状態を作り出します。

スマートフォンを操作する時間を減らすことが簡単な方法ですが、難しいようなら、スマートフォンを持つ手をグッと引き上げ、うつむかずに画面を見るなどの工夫をしましょう。

 

以上、みるみる頬が垂れ下がって“ブルドッグ顔になる”NG習慣をお伝えしました。どれも、ほんの少しの意識の変化で改善できそうなものばかりですよね。

近頃、「頬の位置が下がってきた」「顔が老けたように感じる」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

初出:美レンジャー  ライター:高木沙織

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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