毛穴に効く「ビタミンC」の進化がすごい！元祖～新世代のおすすめアイテム9選【毛穴悩みに効く成分図鑑】

パワフルで高い効果がある反面、種類によっては、肌にピリピリとした刺激や乾きを感じさせるものも。歴史を経て続々と進化型が。今は、使う人が自分の肌に合うビタミンCを選ぶ時代！

華麗なるビタミンC一族

【元祖】全ての毛穴に｜ピュアビタミンC＜即効型＞

パワフルで即効性あり。肌に合うなら、第1選択肢
ビタミンCそのもの。一族の中で最もパワフルで、皮脂を抑えたり毛穴を引き締めたりする実感が高い。ただ、乾燥した肌にはピリピリとした刺激を感じることも。また、肌に浸透しにくかったり、成分が壊れやすかったりと、化粧品に安定配合するのは難しい性質をもつ。

さまざまな特許技術で、ビタミンCの安定性や浸透性を高めている。特に太り・詰まり毛穴に効果を実感しやすい。
ロート製薬オバジＣ25セラムネオ 12ml　￥11,000

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【次世代】キメ乱れ・たるみ｜油溶性誘導体＜浸透型＞

油性のビタミンC。肌になじみジワジワと浸透する
元々水溶性のビタミンCに油の成分をくっつけ、油に溶ける性質へと変えた誘導体。水よりも油の方が肌になじむので、浸透性が高まる。皮脂がそれほど多くないキメ乱れやたるみ毛穴向け。使用感は穏やかで、乾燥肌にも刺激がない。成分名は「VC-IP」（テトラヘキシルデカン酸アスコルビル）。オイルやクリームによく用いられる。

VC-IP配合のオイル。2層タイプ。
Hamee バイユアビタギビングセラム 30g　￥3,580

3種すべての誘導体を配合。毛穴ケア成分・AHAやレチノール、ナイアシンアミドも。
ドクターケイ Cコンセントレートオイルセラム 20ml　￥5,940

【次世代】太り・詰まり｜水溶性誘導体＜安定型・持続型＞

種類が多く選択肢の幅が広い。一部、乾燥肌には合わないものも
安定性や肌への浸透性を高めるために、ビタミンCにミネラルや糖などをくっつけて誘導体の形にしたもの。浸透すると肌内の酵素によって結合が解かれて、ビタミンCとして働く。多くの種類があり水溶性なので、さまざまな化粧品に配合されている。古くからよく用いられ“安定型”と呼ばれるのが「APM（リン酸アスコルビルMg）」、「APS」（アスコルビルリン酸Na）など。乾燥肌にはピリピリとした刺激を感じることがある。

APMやAPSを高配合し、毛穴引き締め実感が高い。皮脂もしっかり抑えるのでオイリー気味の肌向け。APMとAPSを5．5％配合。使う直前に水で希釈しシートマスクに。
スキンケアファクトリー myEVERY フレッシュCマスク（専用希釈水付き） 1セット￥880

APS 6％配合。
トゥヴェール薬用ホワイトニングローション αEX ［医薬部外品］ 120ml　￥3,750

＼進化／
安定性はそのままに即効力を高めた「エチル」型
誘導体の弱点は、肌内の酵素で分解されないと効果を発揮できないこと。「VCエチル（3-O-エチルアスコルビン酸）」は、酵素の力を借りずにそのままビタミンCとして働くので、ピュアビタミンCに次ぐパワフルさ、即効性を実現。

VCエチルを中心に、下で紹介の両親媒性誘導体「APPS」と「VC-3LG」を組み合わせて配合した、即効性･持続性･浸透性のすべてを追求した化粧水。表層の毛穴から深部のたるみ要因までまんべんなくビタミンCが働く。
ひでまりメディカルビタマレ 150ml　￥5,390

【新世代】すべての毛穴に｜両親媒性誘導体＜高浸透型＞

ピリピリ感に苦手意識をもつ人や、たるみ毛穴も強力にケアしたい人はコレ
歴史的にいちばん新しい、新世代の誘導体。水溶性と油溶性の両方の性質を兼ね備えるため、浸透性が格段に向上。深い部分にまで到達するので、ビタミンCがもつコラーゲン合成促進効果も高いレベルで達成、たるみ毛穴を引き締める。保湿効果もあり、乾燥肌でも刺激を感じない。2004年に誕生した「APPS」（パルミチン酸リン酸アスコルビルリン酸Na）が有名だが、その後も続々と新しいものが誕生している。

水溶性2種・油溶性1種・両親媒性2種、計5種の誘導体を配合。
ドクター津田コスメラボ 5C バリアセラム 45ml　￥12,100