大高博幸の美的.com通信（299） 保湿効果も充分な美白を教えて！　アトランダム Q&A　No.51

Q　スキンケアについてアドバイスいたゞきたく、メールしました。私は中学から大学生時代までテニスに夢中で、かなり焼けていました。大学の時は サークルでしたので それ程では なかったのですが、高校時代は 野球部のメンバーよりも 真っ黒な肌でした。
今になって 目元に小さな薄いシミも出てきていて…、ケアを もっと していきたいなと思っています。たゞ、頬など乾燥するコトがあるので、美白アイテムですと 保湿効果が足りないのでは？ という心配もあります。
大高先生でしたら、どんなケアを なさいますか？　アドバイスいたゞけると嬉しいです。（Coma、26歳、混合肌、会社員）

A　メール、ありがとうございます❤　実は僕も、美白ケアには 随分 試行錯誤を繰り返してきました（僕は 17～24歳まで、一年中、ムリな日焼けをしていた人間。自分の白い肌が嫌いで、少し ほてっているくらいの小麦色の肌に憧れていたからです。But、24歳の秋に 形のはっきりとしたシミが 頬～目の下に生じて以来、日焼けとはキッパリ絶縁…。でも、当時は 肌に合うサンスクリーン & 美白アイテムが ひとつもなく、新陳代謝を高めるケアをして、肌自身の回復力に頼る以外、方法がありませんでした）。

美白アイテムは保湿力不足…という話ですが、現在では 保湿 × 美白効果のバランスが うまく取れている製品が多くなってきています。なので、安心して美白に取り組んでも大丈夫ですよ。「先生でしたら、どんなケアを なさいますか？」とのコトでしたので、実際に僕が愛用している製品を中心に御紹介させていたゞきますね。

1　まず、絶対に不可欠なのは サンスクリーンです。Comaさんは、多くの女性が一生に浴びると言われている紫外線量のほとんどを、既に浴びてしまったようなモノなので（ショックかもしれませんが、決してオーバーに言っているワケではありません）、これからは「もう、無防備に（サンスクリーンを使わずに）太陽の下には 出ない！」という気持ちで頑張ってください。

僕が ほゞ毎朝 使っているのは、
HANAオーガニック ウェアルー UV SPF30／PA++　30ml ￥4,000
通信（282）と（284）で紹介済み。
詳しくは、0120-052986へ。

紫外線を浴びる時間の長い日や 汗だくになりそうな日に使っているのは、
資生堂インターナショナル SHISEIDO パーフェクト UVプロテクション N　SPF50+・PA++++　50ml ￥4,500
通信（284）や 月刊『美的』2015年4月号の連載ページで紹介済み。
詳しくは、0120-81-4710へ。

Comaさんには、サンスクリーンを しっかり使った後、パウダーファンデーションなどで二重のサンブロックをするようにオススメします。サンスクリーンは半透明なカーテン、ファンデーションは不透明なカーテンだと考えてみてください。ふたつの重ね塗りにより、気がつかないうちに サンスクリーンが取れていた…という問題も防げます。

2　美白アイテムで、僕が毎日、少なくとも 毎晩 必ず使っているのは、次の2品です。

フェリーチェ トワコ コスメ パーフェクト ブライトニング ミスト エッセンスVC　120ml ￥7,800、30ml ￥2,400
同、パーフェクト ラジカル ケア クリームVC　30g ￥12,500、10g ￥4,200

月刊『美的』2014年8月号の連載ページで大きく紹介済みですが、この製品は 7年ほど前に 保湿 × アンチエイジング系の製品としてデビューした時から、ずーっと愛用してきました。
それが昨年から “高濃度フラーレン”（ノーベル賞を受賞した美容成分）に “VCエチル”（美白成分）が加わって、透明感 ＋ ハリ・弾力 ＋ エイジングケア（抗酸化ケア）が 全て可能な処方になったのです（昨年は 限定発売からスタートしましたが、今年の4月から 定番化されています）。

この美容液ミストとクリームのおかげで、僕のスキンケアは とてもラクになり、美白ケアにストレスを感じるコトが 全く なくなりました（加えて、気持ちに余裕がある時には、同社の ザ ホワイトニング セラム PW（医薬部外品、30g ￥4,600）を、ミストとクリームの間に使っています）。

Comaさんは、目元の小さな薄いシミを心配しているようですが、とりあえず、このセットでの美白ケアを徹底してみてください。目元には 少しだけ丁寧に 重ねづけするだけで 大丈夫だと思います。
詳しくは、0120-35-1085へ（価格はキャンペーン時に、10%OFFになる場合もあります）。

その他、ケアで気をつけてほしいのは、代謝アップを急ごうとして、つい強めにスクラブやマッサージをするコトです。強い摩擦を受けると、肌が防衛力を発揮して 色素を濃くするというメカニズムが働いてしまうからです。なので、あせってムリなケアをするのは 絶対に禁物、気長にケアを続けていこうという 心構えが大切ですよ。

では、いつか また、結果をメールで ぜひ お知らせください。Comaさんの肌が改善されるコトを心から願っています！

アトランダム Q＆A企画にて、 大高さんへの質問も受け付けています。
質問がある方は、ペンネーム、年齢、スキンタイプ、職業を記載のうえ、こちらのメールアドレスへお願いいたします。
試写室便り等の感想や大高さんへのコメントもどうぞ！
info@biteki.com (個別回答はできかねますのでご了承ください。)  

ビューティ エキスパート 大高 博幸 1948年生まれ。24歳の時、日本人として初めて、パリコレでメークを担当。『美的』本誌では創刊以来の連載「今月のおすすめ：大高博幸さんが選ぶベストバイ」を執筆。 ■大高博幸の美的.com通信　https://www.biteki.com/article_category/ohtaka/

※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。