「ランコムと言えばローズ。私の名前が付いたバラエキスが製品に使われているかも♡」|美容家 石井美保の語りたいコスメ vol.5
『美的』本誌での連載「美容家 石井美保の語りたいコスメ」。『美的』2026年1月号では「LANCOME(ランコム)」について語ります。

LANCOME|ランコム
南仏の豊かな土壌で育まれる唯一無二のローズに思いを馳せて
1935年、フレグランスからスタートしたランコムといえば、ロゴマークでもおなじみの“ローズ”。今でこそ各社が取り入れるローズの、肌への有用性にいち早く着目し、可能性を信じて研究を続けています。最近では、先進サイエンスや高機能スキンケアというイメージが強いかもしれませんが、私が大学生の頃は「ランコムといえば目元」でした(マスカラとリムーバーの「ヴィファシル」を何本リピしたことか)。それと同時に、バラの恵みが詰まった植物由来成分を用いたコスメでもあるという多彩さも魅力です。
2022年に開設された南仏グラースの自社農園「ドメーヌ ド ラ ローズ」では、サスティナビリティに配慮し、水や土壌を守りながら、バラの栽培が行われています。私もこの地を訪れ、ローズ栽培への考え方に非常に感銘を受けたひとり。実はその際、バラの苗ひと株に私の名前をつけさせていただいたのですが、花が咲いたら畑へと戻され、製品に活用されるそうで、「アプソリュ」シリーズを使う度に「私の名前のバラのエキスも入っているかも!?」なんて妄想してワクワク。そういった意味でも、とても思い入れがあります。

A.回復研究の知見を結集したジェニフィックの化粧水
「『ジェニフィックの化粧水があったらいいのに』と願っていた私にとって待望の1品。肌のお疲れ感を回復して、元気でハリのある印象に仕上げる手応えは群を抜いています。’25年下半期の中でもイチオシの化粧水です」
ランコム ジェニフィック アルティメ エッセンス ローション 150ml ¥9,900
B.レチノールとビタミンCが同時に!3in1セラム
「1本で何役、複数成分配合ではなく、1本でレチノール、ビタミンC、ペプチドの美容液を3つ重ねづけしたような手応えが得られる設計が素晴らしい。これさえあれば肌がピーンとしてツヤも高まるので、旅行先にも必ず持参」
ランコム レネルジー CRX トリプルセラム RT 50ml ¥27,830
C.ローズをはじめ美容成分たっぷりのルースパウダー
「パウダーが苦手だった私がお粉の良さに目覚めたきっかけ。保湿美容液をフリーズドライして極限に細かくしたような感覚で、粉っぽさは皆無。まるで追いミストをかけた後のような肌の潤い感で、ひんやり触感も気持ちいい」
ランコム アプソリュ エッセンス イン パウダー 01 15g ¥16,610
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。