スキンケアニュース
2023.1.26

春先の「ゆらぎ」どうして多くなる? どのパーツに感じる?|美的クラブにアンケート!

『美的』読者の90%以上が悩まされている春の“ゆらぎ”。肌がかゆくなったり、髪がパサついたり、不眠に悩まされたり…全身あらゆる場所になんらかのトラブルが!「こんなときどうしたらいいの!?」という切実なお悩み100問にプロがズバッと解答。皮膚科医・銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子先生が教えてくれました。

肌・心・全身の不調にさよなら!春のゆらぎ対策ベストアンサー

無理をせず少しずつ体を合わせていくのが大切

そもそもゆらぎのメカニズムとは?

「肌のゆらぎの主たる要因は乾燥です。冬を経て肌のバリア力が低下しているところに花粉や黄砂などの刺激物が飛んでくることで皮膚に炎症が生じ、カサカサ、ゴワつき、くすみ、赤み、ブツブツ、かゆみなどの肌トラブルとして現れます。さらにマスクによる肌の蒸れやこすれがニキビや皮膚炎を引き起こす場合も。元来、春先は季節の変化に体内時計が追いつけず、精神的な不安や全身の不調が起きやすい時期。就職や異動など環境が変わる人も多いですが、無理は禁物です。ゆるゆると季節の移ろいを楽しむつもりで過ごしましょう。リラックスすると自律神経も整いやすく、ゆらぎを抑え
ることにもつながります」(慶田朋子先生)

“美的クラブ”メンバーに聞きました!

Q1. 春先(季節の変わり目)に「ゆらぎ」を感じますか?(69件の回答)

A. 『美的』世代にとって春の“ゆらぎ”は深刻&切実な問題

ほとんどの人がなんらかのゆらぎを感じると回答。「年齢を重ねるにつれてひどくなる」「予防したいけれど方法がわからない」などの声が多数寄せられました。

Q2. どのパーツに「ゆらぎ」を感じますか?(複数回答あり)

A. 肌や体だけでなく心の不調を訴える人が半数近くも!

パーツ別に見ると圧倒的に多かったのは“肌(顔)”。症状では「乾燥・カサつき」「ゴワつき・ザラつき」「炎症・赤み」がトップ3に。「テレワークで人と話すことが減って落ち込みやすくなった」など、環境変化による心の不調を抱える人も以前より増えている印象。

Q3. なぜ春先はゆらぎやすいの?

A. 冬のオフモードから春のオンモードへ心身ともに調子が追いつかずに不具合が起きやすく!

Point

【理由1】乾燥によるバリア機能の低下
【理由2】花粉や黄砂などの外的刺激
【理由3】季節の移り変わりによる自律神経の乱れ
【理由4】環境の変化によるストレス

 

「ゆらぎ」について教えてくださったのは…
皮膚科医・銀座ケイスキンクリニック院長 慶田朋子先生

 

『美的』3月号掲載
撮影/藤井由依(Roaster) ヘア&メイク/福岡玲衣(TRON) スタイリスト/Toriyama悦代(One8tokyo) モデル/木原ゆうら 構成/大瀧亜友美、つつみゆかり、野村サチコ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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