最新のUVケアのカギは「塗膜技術」。厚膜なのに心地いい。新作アイテム6選|美的GRAND

UV塗膜技術を知れば大人肌のメイク映え効果がパワーアップすること間違いなし!美容界をリードする美容ジャーナリスト&エディターがそのトレンドを鋭く分析してくれました!今年のUVの最適解が必ず見つかります。
UV会議メンバーを紹介!
UV進化論1|塗膜技術
ヤワに見せかけて強い。厚膜がむしろ心地よい。常識を覆す完成度!
吉田 一言に“塗膜技術”といっても、今期は3つの技術進化が上げられると思います。ひとつ目は、UV塗膜が強化され、どんなに笑ってもおしゃべりしても破れにくくなったこと。代表例は「アスタリフト(E)」。リニューアルにより、全紫外線カット率が98%を超えたそう。
木更 すごい数値ですね! SPF50+・PA++++であろうが、汗や水や摩擦などによってUV塗膜が落ちたり破れたりしていては、本末転倒。数値だけではなく、塗膜技術にも注目したアイテム選びを大人はすべき。
もりた UV塗膜が自動修復されるオートリペア技術も以前に増して、各社が磨きをかけているムード。例えば、「ホワイトショット(A)」。汗に反応してUV塗膜と肌の密着性が高まる技術がさらに進化しました。酷暑化が止まらない近年の日本の夏の肌環境を、ちゃんと視野に入れているリニューアルだと思います。
大塚 「UV塗膜自体の強化」「オートリペア技術の進化」に続き、思わず何度もたっぷり塗りたくなるような「UV塗膜の心地よさ」も、今シーズンはかなりブラッシュアップ。皆さん、「タカミ(D)」は使いましたか? “日焼け止めに表示されたSPF・PA値で肌を守るには、正しい量を塗る必要がある”というUVケアの大前提を、まずはテクスチャーの質で啓蒙しているところが斬新。指先から第2関節までの量を2度塗りしても、重くならない。ベタつかない。フィット感も高く、タカミが大切にする角層をきちんと守りたいという強い思いが伝わってきます。
もりた 「エスト(B)」もユニーク。95%が水分というクラゲにヒントを得ていて、ぷるんと柔らかなジェル膜が漂うように肌にフィットし、表情によるよれやメイクくずれを受け流すように防ぐそう。エアコンによる乾燥ダメージからも肌を守れる期待感大です。
木更 最新のUVケアは膜に厚みがあるのにつけ心地が軽くて、見た目もクリア。むしろ、厚みを利用して肌にハリ感が生まれたり、凹凸が目立たなくなったり、悩み多き『GRAND』読者こそぐっと来るはず。
\TAKAMIが発信!/ きちんとしたUVカット効果が得られる「正しい量」をチェック!
「肌1㎠に2mg」というのが、日焼け止めの規定量。顔の面積に換算すると約0.8gが必要で、首まで塗布する場合は1gが目安に。人さし指の先端から第2関節までに出すと、日焼け止めの量は約0.5〜0.6g。この量を1回の使用で、2度使うことをタカミは推奨しています。
先進の「塗膜技術」を搭載した新作UVケア
【A】ポーラ ホワイトショット セラムUV[医薬部外品]SPF50+・PA++++ 45g ¥7,150
ファンデーションの上からの重ね塗りもOK
日差しの熱や汗など、紫外線以外のメラニン生成ルートもきちんとブロック。
セラムUV[医薬部外品]の詳細はこちら
【B】エスト ジェリオロジー プライマー B SPF50+・PA+++ 25ml ¥4,950
くずれを受け流して防ぐ潤いのクッション膜が魅力
潤いのヴェールが肌をぷるんと包み込み、水分の蒸散も予防。もっちり感が長続き。
ジェリオロジー プライマー Bの詳細・購入はこちら
【C】シスレー サンレイヤ AA サンケア SPF50+ SPF50+・PA++++ 50ml ¥40,700(4月1日発売)
ウォーターレジスタントのアクティブ処方が新登場
後肌はベルベットタッチでラグジュアリー。
サンレイヤ AA サンケア SPF50+の詳細はこちら
【D】タカミ タカミUVプロテクション SPF50・PA++++ 30ml ¥4,400(4月24日発売)
心地よくて優しく、思わずたっぷり使いたくなる
異なる5つのUVフィルターをバランス良く配合。敏感肌も使える。
【E】富士フイルム アスタリフトD-UV シールド トーンアップ SPF50+・PA++++ナチュラルホワイト30g ¥4,290
Deep紫外線による特別なシミ発生ルートも遮断
自然な明るさを与えるナチュラルホワイトと、血色感をプラスするローズが登場。敏感肌処方。
D-UVシールド トーンアップの詳細はこちら
【F】ランコムUV エクスペール エクストリーム シールド SPF50+・PA++++ 50ml ¥12,980(4月18日発売)
磁石のように引き合いUV塗膜をスピーディに再生
さらさらの仕上がりは、薄膜好きにも◎。
『美的GRAND』2025春号掲載
撮影/吉田健一(静物) イラスト/小豆だるま 構成/北川真澄
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
得意とするのはスキンケア。美容賢者からの信頼も厚く、指名を受け、著書制作の編集執筆も多数行う。