古いメイクを変えるだけで洗練される!「経年美化」のためにポイントメイクのやめるべきこと|美的GRAND

足し算をしていくことよりも、“間違ったことをやめる”方がずっと簡単に、キレイへの道が開けます。今回はポイントメイクのやめるべきことをご紹介。
ポイントメイクのやめるべきこと
見落としている古いメイクを変えるだけで、洗練される
グラン世代の中でも特にずっと美容が好きだった人なら、例えばパールの質感の変化やベージュアイシャドウの色味のトレンドなど、流行はある程度追えているでしょう。でも、そういったわかりやすい流行以外の部分は、案外ずっと同じで年月が経過してしまい、それが顔を野暮ったく見せていることも。
例えば、顔が引き締まって便利だった太眉のトレンドは数年前に終わっているし、大好きなベージュリップが大人の顔を暗く見せている可能性も。昔はチップでがっつり入れていたアイシャドウの締め色も目を大きく見せてくれて重宝しましたが、今は入れすぎに要注意です。わかりやすいトレンドを取り入れるだけでなく、細部にもこだわってメイクをすることで、メイクした大人の顔を「経年美化」させることは可能。自分で長年培ってきた定番の手法に甘んじることなく、まだまだ進化していきましょう!
「ずっと同じ眉」をやめる
大人になると自分に似合うエフォートレスなメイクに落ち着きがちですが、これが落とし穴。特に注意すべきが眉で、ゆっくりですが流行は変わっています。3年程前まで主流だった太眉は今は古く見えるので、アイブロウコスメの選ぶ色を明るくしたり、少し軽めにふわっと描くなどのシフトチェンジを。
毛がない部分を軽くグレーのアイブロウリキッドで埋め、パウダーをふわっとのせて仕上げてみて。
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「リップはベージュ」をやめる
バブル世代が若かりし頃のアイコンリップがフューシャピンクなら、グラン世代はベージュ。彩度が低く自然でどんなシーンでも安心ですが一方で、血色感が減っている大人がつけると顔がくすんで見えることも。減った血色を補うべく赤リップにもトライしてみると、意外と似合う自分に気づくこともあります。
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「締め色シャドウがっつり」をやめる
目力が弱まってくる大人には欠かせない締め色。適度に使えば目元に陰影がついて効果的ですが、チップで太くべったり入れるのは古いテクニック。最近のアイシャドウの締め色は、ふわりとマットで薄づきのものが増えています。新作を取り入れれば締め色がっつりを自然と防げ、あか抜けた印象に。
左下の締め色は締まりすぎず、柔らかな質感で肌に溶け込むのが今どき。
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『美的GRAND』2025冬号掲載
撮影/さとうしんすけ 構成/大塚真里
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
エディター。女性誌で美容ページの編集・執筆に携わるほか、化粧品広告のコピーライティングを多数手掛ける。コスメ好きの迷子を解消するような情報作りを心掛けている。