メイクアップニュース
2010.6.18

祝・75周年 華麗なるランコムの宴【1】レネルジーが新しく。&圧倒的な実感のNewマスク誕生!

ランコム75周年を祝う華々しい席でスクリーンを観ながら、私は大きな勘違いをしていたことに気がついた。ランコムというブランド名の由来は、創業者がランコムさんだからだと(創業者はランコムさんではありません)、勝手に思い込んでいたのである(恥)。正しくは、パリから約5時間のロワールの地にある、それはそれは美しいシャトー、ランコム城(写真B左上参照)からとったのだそう。そんな話とともに、ランコムの輝かしい歴史のプレゼンテーションが始まった。

あぁ、なんて懐かしい!

86年の「ニオゾーム」は、今はおなじみのDDSシステム(リポソーム)を最初に化粧品に応用し大ヒットとなった伝説のクリーム。
そうよそうよ、そうだった。思えば私のマスカラ好きは、88年発売の「ケラシル」で本格化したんだわ〜。
そして90年の「トレゾァ」!! まだバブルのあの頃、西麻布・銀座・芝浦(ディスコ全盛でクラブの前身出始め期)などのトレンディ(笑)なエリアに集うお洒落な女性たちは、この香りを競うようにつけていたっけ(当時とにかく爆発的にヒット。もちろんトレゾァは現代も芳しい不朽の名香)。思えば私の全盛期の青き時代、傍らにはいつもランコムがいた…。そんなことを、ふと思い出してしまったのであった♥

なぁんて私の話はどーでもよくて、ランコムです。
創業から75年。そしてランコムならではなのは、30年も前から日本人のための処方開発をずっと続けてくれていること。ちょっと前までは、高ビシャにもあたりまえだと思っていましたが、今となっては本当にありがたいと思う。いえね、外資系のブランドのいくつかでは、マーケティング上のアジアの代表の座はもはや中国に奪われてしまっているんです、実は。でもランコムは日本に大きな研究所が。そこでスキンケアやベースメークを中心にもちろんポイントメークアイテムにいたるまで、日本人のための製品開発を、これからもしっかりと続けてくれるそう。

そして今回のパーティでも、日本人を穴があくほど見つめて開発したであろう商品が続々と新登場。なかでも超チェックなのが、あのジェニフィックのシートマスク。あの大ヒット美容液ジェニフィックのシートマスクというだけでも注目なわけだけど、なにがどうって、新開発のシートを採用。いままでに実感したことがないであろう、不思議なほどにピタピタの密着が。

それもそのはずこのシートは、一枚一枚手作業で作られる。紙のシートを顔型に切り抜くのではなく、顔型の型に原料を流し込み、好気性発酵過程なるものを経て、3週間もの時間をかけるのだそう。もちろん顔型は日本人女性に合うものを追求。これほどまでに完璧にピタッとくるマスクは、初めてなのではあるまいか。ジェニフィックのセラムの効果=若い肌に特徴的なたんぱく質の生成を促す効果をしっかりパワーアップしてくれます。もちろんいつものスキンケアにこれを加えるだけでも、ばっちり若返り効果は実感できると思いますが。

と、マスクの話から始めてしまいましたが、『たるみ対策』でおなじみのレネルジーが新しく『レネルジー V』になるんですね。当然ですが、これもまた要チェック♪今回は化粧水、乳液、アイクリーム、美容液、クリームの5品が発売になります。

加齢とともに顔の構造バランスが崩れてきてしまう私たちの顔。若いうちに生じるのは、くすみだ毛穴だと所詮肌表面のトラブル。およそ30代後半くらいから、トラブルの質が少しずつ変わってきて、いってみれば肌内部の構造そのものが崖崩れを起こしてきてしまう。その崖崩れを阻止すべく開発されたリフティング対策のシリーズがこれ。

メカニズム的には、ランコムですからね。それはそれは科学の最先端の難解な理論があります(笑)。が、極めて簡単に勝手に要約するならば、「肌の構造の維持に不可欠な重要な2つの成長因子(EGFとKGF)の生成を促す成分の特定に成功し、化粧品に配合することを実現しました!」と。
使い続けるほどに、「若さの角度」=あご先からのどぼとけ下までの横からのラインがシャープに変わり(あご下がもたつく現象を解消)、肌がリフトアップしたように引き締まる、というわけ。臨床試験では、この若さの角度の変化はたった4週間で平均-9.5度! ヴィジュアルがないのでわかりにくいんですが、はっきり言ってこれは、かなり期待できるということ!!

たるみの自覚が有るならぜひ。そうでなくても30も半ばを過ぎたら『レネルジー V』。そして年齢を問わず好調肌を維持したいなら、ジェニフィックのマスクを。発売までまだ時間がありますが、とりあえずしっかり覚えておいてね〜!

(メークアップ編[6/21(月)10時配信予定]に続く)

(photo:A) 「レネルジー V」の5品。パーフルの色合いがなんともランコムらしいかも。テクスチャーも実にウルサ型が多い日本人好み。しっとりとサラリの実感が絶妙です。

(photo:B) 見えるかな? 左上の古城が噂のランコム城です。フランスから、日本から、豪華なプレゼンテーターがランコム及び製品の魅力をじっくり語ってくれました。

(photo:C) このシャンデリア、素敵でしょ。実物はそれはもう、眩いばかり。と思ったら、フランスが誇るクリスタルのブランド『バカラ』のもの。ちなみにこの日はシャンパンが用意されており、いただいたところ、グラスの飲み口がいかにもな感じだと思ったら、シャンパングラスまでもがバカラでした! 美味しいはずです♥

(photo:D) これはもうおなじみですね。ランコムの美容液史上始まって以来の大大ヒット製品であるジェニフィック(美容液 30ml ¥10,500)です。私も1本使い込みましたが、使い続けると肌が慣れてしまうのか、最初の感動を忘れてしまったりするのですが、切れたときに深〜く実感。使わないと、肌の調子が妙に落ち込んだ日々が続く気がするかな(笑)

(photo:E) 真ん中のマネキンの顔に注目。これ、ジェニフィックの新マスクをしているのですよ〜。ピタピタっと肌に密着してしまうので、ちょっとわかりにくいかもしれませんが…。

(photo:F) ジェニフィックはマスクを入れて三姉妹。アイセラム(15g ¥7,350)重くないので、軽めのものがお好きな人にぜひ。

(photo:G) 今回は創業75周年パーティだったので、至るところに歴史を感じさせるものが。これは新製品発表年表ですね。

(photo:H) お食事は、このようないただきやすいものが、それはそれは種類もたくさん!もちろんデザートまでありました♥

[商品情報]
ジェニフィック マスク(16ml×6枚 ¥10,500)
[2010年7月23日発売予定]

レネルジー V-ローション(200ml ¥7,350)
レネルジー V-セラム(30ml ¥12,600)
レネルジー V-エマルジョン(75ml ¥9,450)
レネルジー V-アイクリーム(14ml ¥8,925)
レネルジー V-クリーム(49g ¥12,600)
[2010年8月20日発売予定]

■ランコム http://www.lancome.jp

取材日:2010/6/2(Wed)
東京国際フォーラム (日比谷)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事